2021 . 9 . 6

本当のHamra法は大変な手術です。筋皮弁法も併用しました。注入手技よりも確実です。

これまで何回か登場して下さった患者さんです。この度久し振りに本当のHamra,ハムラ法=Orbital fat Repositioning, 眼窩脂肪移動術を施行しました。吊り上げは筋皮弁法を使います。手間と時間が大変に必要な難しい手術です。

症例は49歳女性。いくつかの美容医療手術を受けてきました。私に罹り始めてから、顔面のバランスを取って、部品部品ごとに改善してきました。加齢顔貌に対する再建術と、美容目的の理想的な顔貌を求める治療を組み合わせて、治療してきました。私が順位を示唆すると患者さんはスケジュールを調整して手術計画を立てて行かれます。今回は下眼瞼の弛み取り手術ですが、本年初頭から計画してきました。下眼瞼の切開手術はダウンタイムが長いのでタイミングを合わせないと出来ません。

実は瞼頬溝があったからかどうか知れませんが昔他院でヒアルロン酸を入れていて、それが却って陥凹の原因になったと申告されています。私はその経過を良く判りませんし、理解が難しいのですが、触れると硬いものがありました。6月に先ずこれを溶かしてから、手術しようとなりました。結果として溶かしたら溝が目立ちます。内側が特に深いです。こうなるとHamra法が適応ではあり、それも内側コンパーメントだけで可能です。筋皮弁法で5㎜は挙げて内側脂肪移動しましょうとなりました。

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翌日は下眼瞼が平坦化していますが、腫脹は亢進しています。特に右、左は通常程度。結膜下血腫は無い。眼窩内に問題は認めない。目尻付近にScleral Show が診られる。

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術後1週間です。瞼頬溝は消えなくても目袋は見えない。

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術後2週間です。下眼瞼の傷跡は目立たない。弛みない。溝はわずかにあるが上にあるので弛んで見えない。

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