ケミカルピーリング・よくある質問
ケミカルピーリングと一言でいってもグリコール酸ピーリング、乳酸ピーリング、レチノイン酸ピーリングなど、様々な種類があります。お薬をお肌に塗って角質に作用させる行為をピーリングと言うのですから、ピーリングの種類や濃度によって効果の程度は違います。
当院は病院でしか認可されていないピーリングを行っています。
ピーリングを怖いと思っている方もいるのですが当院のピーリングはPH調整を行っており肌に優しいため肌をむくというよりコラーゲンを増やすピーリングですので安全です。
お肌が荒れている方はまず保険治療やイオン導入でお肌の調子を整えてから行いますので安心してケミカルピーリングを受けて頂けます。
Q:ピーリングとはどのような治療ですか?
ピーリングとは、皮膚にお薬を塗布し、いらない角質を除去する治療です。
肌の若返りやにきびの治療に使われます。
ケミカルピーリングはそのいらない角質層を除去することで、お肌のターンオーバーを若い人に近づけます。また当院のピーリングはPH調整を行い、弱酸性に近づけておりますので、コラーゲンを増やす効果が高いのが特徴です。
治療の実際としては、クリニックにお越し頂いて診察後、洗顔をして頂きます。その方に応じた濃度のピーリング剤を塗布して約7分間待ちます。その後ピーリング剤をふき取り、中和剤を塗布し、クーリングを10分間行って終了です。
治療は2週間に1回行います。(にきび肌のひどい人は週に1回行うこともあります)
Q:ピーリングの回数と費用はどれ位かかりますか?
普通の肌の方でしたらピーリングは2週間に1回、5~6回で1ターン終了です。
費用は当院では1回5,775円です。
安すぎると心配される患者様もいらっしゃいますが、せっかくきれいになっても止めて元に戻ってしまっては意味がないという院長の治療コンセプトのもと提供している価格ですのでご安心下さい。
角質が薄いスキンタイプの方はイオン導入か、月に1回のピーリングで良いでしょう。
Q:ピーリングをするとどんな効果がありますか?
いらない角質を除去しますので1度体験されただけでお肌がすべすべになるのを実感される方が多数いらっしゃいます。
にきび肌の方は最初の1~2回は隠れにきびが出てきますので、一時的に悪くなる印象を持たれる方もいらっしゃいますが、4~5回で新しいにきびが出にくくなってきます。
しみ治療や若返り希望の方は5~6回でお肌のつるつる感が増し、しみが薄くなっていくことを実感できるでしょう。肌が白く化粧のりが良くなり、ファンデーションの量が減る方が多いようです。
乾燥肌の方はピーリングと同時にイオン導入を施行すれば、うるおいも同時に与えることができるのでお勧めです。
Q:施術後のケアや気を付ける事を教えて下さい。
ピーリング後はすぐにお化粧をして帰って頂けますので日常生活を普通に送って頂いて結構です。施術後に気を付けることといえば、紫外線対策でしょう。
といいますのはピーリングを受けられる方はしみ治療が多いので、しみは紫外線で悪くなることから分かって頂けると思います。
せっかく治療をしてももとに戻ってしまっては意味がありません。また、ピーリング後は紫外線に対する感受性が高く、しみが出来やすいという報告もあります。
SPFが20以上、PA(+++)の日焼け止めをしっかりと塗って紫外線予防をして下さい。
また、ピーリング中は少し乾燥肌となる方が多いので、しっかりとお肌の保湿を心がけるようにしましょう。
Q:クリニックとエステのピーリングの違いは?
ケミカルピーリングは過去に不幸な歴史があり、火傷などのトラブルが多発し、平成12年に厚生労働省によってクリニック以外での施術を禁止されました。
ただし、化粧品として濃度を非常に薄くしたものは配合を許可されたものもあり、エステでのピーリングはそのような化粧品を使用されていると思われます。
当院で使用しているグリコール酸を例にすると、化粧品では5%まで、クリニックでは50%までを使用できます。そのため効果の違い歴然です。
もちろん、どこで施術しようがやはり知識や経験のない人が施術すると、トラブルになるわけですから、きちんと知識を持った人に施行してもらうようにして下さい。
当院ではトラブル肌の方はまずお肌の治療を行ってからピーリングを施行しますので、お肌について気になる方は必ず担当医師にご相談下さい。
Q:ピーリングの種類について教えて下さい。
ピーリングと一言でいっても世の中にはたくさんのお薬があり、そのお薬を肌に塗布する行為をピーリングというのですから、ソフトなものからハードなものまで様々です。
当院はピーリングを自院で作成していますので、様々なピーリングを安価で行うことが可能ですが、一番日本人の肌質にあっておりトラブルが少ないと思われるグリコール酸(フルーツ酸の一種)ピーリングをまずお勧めしています。
その他のピーリング剤としては乳酸ピーリングやレチノイン酸ピーリングがあります。
レチノイン酸ピーリングは自宅で行えるのが最大のメリットですが、赤みがでたり肌がポロポロとむけるなどなど個人個人によって反応が違うので自己ピーリングに慣れて頂くまで時間がかかるのが難点です。
いずれにせよ、グリコール酸ピーリングを行ってからレチノイン酸ピーリングを行う方がポロポロむけるなどのトラブルが少なくなり、お勧めです。
Q:ピーリングは安全ですか?副作用を教えて下さい。
ピーリングはクリニックでしかしてはいけないと規制が出来たくらいですから、正しく施術をしないとトラブルの原因になります。
酸度の強いピーリングを行うと化学熱傷などが起こりうるため、当院ではPH調整を行い安全なピーリングを行っておりますのでご安心下さい。
副作用としては、角質に水分保持機能があるため、乾燥肌の方は一時的な乾燥感やお肌のつっぱり間が出る事があります。その場合はピーリングと同時にイオン導入を行うことをお勧めしています。
また、表皮の角質層が薄い方はピーリングを続けているとほっぺたが赤く感じられる事があります。その場合は頬を避けてピーリングを行う方が良いと思われます。