美しいヒトのミニリフトの経過です。2月10日に手術。
上左図は術前、上右図は術直後です。前に提示しました。術直後は腫れてますが、顎のラインが変わっているのが判ります。手術は銀座院で受けられました。
2月17日抜糸しました。耳の前の傷跡は、斜め前からよく見ると、まだ分からなくはないという感じです。でも顎のラインの違いは見えます。ちなみに術前の耳前のラインの線はデザインですよ。
術後9日目である2月19日にもう一度大阪院に来ていただけました。実は、ご子息の手術に付き添っていらっしゃったのです。ついでに正面写真だけ撮らせてもらいました。遠方から3時間近くかけていらしたのに、疲れも見せずに協力してもらえました。まだ腫れが残っていなくはないですが、耳を出していても、傷
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カテゴリー別アーカイブ: 形成外科
美しい女(ヒト)の楽しみ
いよいよ、私が長年携わってきた症例写真の御紹介をいたします。
14年前の写真が見つかったそうで、送っていただけました。
昔の写真なので、画質が高くないので、トリミングはできません。患者さんも言うのですが、メイクが派手で雰囲気がよく解りません。
さらに、昔の写真と現在のセピアカラーの写真を比較します。
ところで、12月26日に鼻下短縮手術をしました。症例提示(展示と言える程の濃厚な内容。)をさせて頂く機会を得ました。今回特別に、アドバイザリースタッフとしてお願いして、症例写真の選定と経過説明と、所見について聴取させて頂き、ブログの記載時に協力いただく事になりました。願ってもない事です。
上記の2枚の写真の間に、どのような、治療をしてきたのでしょうか?。一つずつ解き
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美容医療は文化文明の利器。ならば、その指標は?。
今回美容医療のゴールである、可愛い、綺麗、美しい、格好いい等の目標を説明しましょう。これは文化人類学の話しですかね。 この話になるとまず書きたくなるのが、性別=ジェンダーと進化=知性、理性Vs.原始的野生 の2軸による分類です。縦軸と横軸で象限を作ります。
人間的進化=知性理性、理知的
A ↑ B
男性的←-----→女性的
C ↓ D
野性、野蛮性=動物的、原始的
この様な表を作ってみて論じます。これは亡き父、森川昭彦が銀座美容外科に説明用に掲げていた表でした。よく「原始と貧困と野蛮は美容の敵だよ。」とか、吠えていました。 しかしやはり、文明文化の利器である美容医療を患者さんと考える。医療者間で論じる際に
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美容医療は文明か?、文化か?。さらに話を進めて、健康と美容。
生きる為の文明と何の為に生きるかの文化とを対比すると、自ずから生物として生きる為の健康と、人間の生きる為の真善美の概念を論じなければならないと思います。それは、時代がどう捉えるかも云え、極論すれば正義の戦闘と堕落した平和の対比にも繋がる事です。70年前を歴史知識として思い出しつつ、考え直してみましょう。
なんて思い上がった論議をするかと、顰蹙を買いそうですが、美容整形から美容外科、形成外科を包括した美容医療の歴史に於いては、戦後レジームが大きな貢献、流れを作ったのを、もう一度反芻したいのです。だって、今の美容医療だって、戦後レジームの中で出来上がったのですよ。美容医療を間違った方向に導かない、また昔日の様に否定、非難しない時代を作り上げてきた筈なのに、もう一度やり直しみたいな情勢が残念
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美容医療は文化です。文明です。—正義の戦争と、退廃した平和のどちらを選びましょうか?。
時事問題は語らないつもりでしたが、私達美容医療に携わる者と国民を、時代が違う方向にいざなう可能性を感じるので、普遍的な論議を述べ、美容医療のあるべき姿を語りたいと思います。
文明とは、技術です。科学技術、経済学、政治技術、法律。民主主義国家なら、これらを持って国民を経済的に豊かにする。言ってみれば、楽に生きられる様にする事です。国民一人一人が技術を磨き発揮する事で、すべての国民が互いに豊かさを享受でき、こうして国民国家が興隆する筈だという方策です。
文化は、どうやって生きる為ではなく、何の為に生きるかを考える事です。脳の前頭葉の働きです。例えば食事を生きる為だけに食べる。腹が減ったから食べる。またはその為に働くのは、文明です。それに対して、どんな食事を楽しむかは、食文化ですよね。
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