カテゴリー別アーカイブ: 鼻翼横の窪み

2023 . 6 . 14

年齢不詳の明るい楽しい患者さん。次々と若返り手術。でも鼻翼の横の鼻唇溝上方の三角形の窪みは深い。プロテーシスが最適です。

法令線、ほうれい線、人相の用語ですが、最近になって一般化しました。何故でしょう。美容外科、いや昭和53年に標榜科目となる前は美容整形と称していた診療科では、広告が生命です。通常患者さんは、他科と違い本当の口コミを伝えないので、多額の費用を広告に掛けても、自由診療価格ですから元が取れる様なビジネス体系としてきました。過去の紙媒体の広告時代から、TVCMしかなかった時代は、診療内容を細かく記載できない法制でしたが、抜け道で本の広告のフリをして書いていた輩が横行していました。21世紀に入ってインターネット時代になり、(美容)医療広告も、ホームページに記載されます。HPは当初は広告と見做されず、改竄や嘘の内容がありました。その後多種のSNSが流行し、説明は簡易で、画像が主体ですが、改竄も横行しました
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2023 . 1 . 27

鼻唇溝は法令”線”と呼ばれますが線ではなく溝。鼻翼の横の三角形の窪みだけ埋めます。=同部にシリコンプロテーシスは安全ですが、今回初めて自家組織(長掌筋腱)を使います=

法令線は人相学の用語です。もちろん洋語にはありません。英語では、Naso Labial fold と称します。訳すと鼻唇溝です。美容医療は戦後日本に導入されましたが、正しい用語は導入されませんでした。当時は(美容)整形と標榜していて、昭和51年に形成外科、53年に美容外科が標榜科目となりました。逆に整形外科学会からはビヨーセーケーと整形外科を混同されるから美容整形は使わない様に申し入れられました。いまだにセーケーと呼ぶ頭の悪い国民が居る日本国は反知性主義国家で残念です。その後チェーン店の美容外科は、婦人雑誌にやや違法性のある広告を載せて、最近ではTVCMを乱発しました。ネット上では画像改ざんが横行しました。最近では法制化され収まってきました。こうして美容医療は更に広まりました。ところが、用語
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