カテゴリー別アーカイブ: 美容形成外科学博士

2019 . 6 . 19

口周りの手術の集大成。初めての鼻尖増高術と口角挙上術に続けて、人中部白唇短縮術。

このところ二次修正手術が増えました。口周りは私が上手だとの評判が立っているから、様々な点でのお治しが求められます。このブログで偉そうに書いているだけでなく、読者の皆さんが理解されているからで、修正術が増えるのは、私としては仕方ないというか自業自得だと考えます。いや患者さんが修正術を受けられることによって安心されるなら、私も嬉しい限りです。 もう一つ真面目なんです。診察と計測を丁寧に時間をかけてします。その上30年以上の美容外科医の経験から美容学が身に付いていますから、その観点に基づいた顔面の形態とバランスを詳しく説明し、診断に基づく治療をしています。 近年何とかミクスのお陰で、美容医療の患者さんが増加傾向です。当院でも最盛期です。私も過去30年で一番、父の時代を含めても50年ぶり
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2019 . 6 . 12

口元の可愛らしさは人格を変えます。静脈麻酔も術中は人が変わります。

本症例は初診時には楽しく診療しました。結構フランクですが、やりたいことの主張が強く、巷間いわれているように私もそうなので、二人で丁々発止の診察でした。こうして密な診療の結果、適応が高いと考えられ、手術に至りました。術前の計画は看護師に任せて静脈麻酔の希望も汲み、麻酔医が立ち会えるようにスケデュールを立てました。 静脈麻酔は点滴に静脈麻酔薬剤を混ぜて眠り具合をコントロールするだけです。口周りの手術では挿管する吸入麻酔(所謂狭義の全身麻酔)では邪魔になるために避けたい。通常局所麻酔だけで出来ますが、口周りは注入量も多く硬い部分なので痛い。例えば眼瞼手術時は両側で約3cc以下なのに白唇では3cc以上、口角も2cc以上必要です。だから希望に応じて局所麻酔時に静脈麻酔で眠らしてあげます。
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2019 . 6 . 7

上口唇短縮術単独=人中だけ短縮ではありません。術後3ヶ月で完成!

上白唇短縮術を施行する際に口角が相対的に下がるので、同時に挙上術をした方が適当です。近年私は口周りの手術の先走者として、最多の症例を手術しているでしょう。その結果他院での好ましくない結果に対する二次手術も増加傾向です。 例を挙げれば、富士山型!、後戻り!、創跡が拡がり目立つ。口角が下がった等々枚挙に暇がありません。中でも富士山型は人中部だけ多く切除して鼻翼基部を取っていないからです。そうすると確かに、鼻翼横の創を短く出来てDog earも減らせるし、創の縫合に自信がない非形成外科医がやりそうな事です。口角挙上術は創跡があるのですが、口紅でカムフラージュ出来るので併施する事をお奨めします。 数年前には白唇短縮術の切開を鼻翼を超えて鼻唇溝(法令線は人相学用語です。)まで切除して口角を
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2019 . 6 . 6

人中部白唇短縮術は両側鼻翼下間を同じ幅で切除します。真皮縫合が命!。実は丁寧に時間をかけるしかありません。

人中部白唇短縮術に於いては数字上の差異はありますが、デザインは定式化しました。重要な事は、両側鼻翼下間を同じ幅で切除しないと富士山型になるからです。更に重要なのは縫合です。私は必ず3層縫合します。筋肉処理とは筋縫合時に外反C-カールを造る技です。しかも半分寄せます。真皮縫合は皮膚の裏側の一番支えられる真皮層を縫い寄せて隙間を無くします。表皮は約0.4㎜厚しかなく、その深層の真皮は約2㎜厚です。真皮通しを合わせて数週間で癒合すれば永久的に拡がりません。拡がると表皮は引き伸されてツルッとした凹んだ帯状の傷跡が出来ます。その分後戻りする訳です。皮膚表面からの縫合は、1㎜以下の厚さの表皮層を段差なく合わせるために加えます。 他科(形成外科以外)の行なう中縫いは真皮層を合わせる技術を持ち得ません
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2019 . 5 . 31

赤唇を強調したいから白唇短縮術は正解。口角挙上術を併用しないと富士山型になります。

巷間では人中短縮術と称する人が多く、私はいつも「人中だけ短縮したら富士山型唇になってしまいますよ!」と警鐘を発して来ました。唇とは赤い部分が赤唇で、その上の皮膚(鼻の下)もくちびる、白唇です。だから人中部中心の上白唇短縮術と称しています。私は両側の鼻翼の下の間を同じ幅切除しますから、富士山型にはなりません。ただしその両外は引き上げませんから、症例により(口角が挙がっていない人)口角挙上術を同時に施行する事が多く、そうする事で富士山型の逆に弓型の赤唇縁を造って来ました。 人中中央の長さを測り、15㎜以上の人は短縮術の適応だと云われています。この長さは加齢と共に10歳で約1㎜は伸びていきますから、長いと年齢を感じさせます。でも、長さだけを治すのではありません。赤唇の形態や3次元的前後位置の
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