先週予告した3DリフトとJコグリフトの組み合わせ。Jリフトとして提示します。
今回の症例はスタッフで、若い医師の練習を目的としていますから、午後の手術枠の隙間にいたしました。30分ずつの空時間を見つけて、2回に分けて、ああだこうだ指導しながらしたのですが、逆に言えば合わせて45分もあればできる簡便かつ有用性の高い手術であると言えます。若年患者(30代)の女性にも意味が大きい手術です。
画像は正面と左斜位を並べて時系列で提示していきます。まずは下2枚が術前。
3Dリフトをコの字に、つまり片側2本入れました。
1週間後、Jコグ糸を2本ずつ入れました。その4日後です。
見た通りの印象です。なんか違う。明るくなっている。そもそも、本人が下膨れ傾向
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カテゴリー別アーカイブ: 美学
美容医療の神髄48-歴史的経緯第48話- ”口頭伝承”:父は美容整形屋、私は形成外科・美容外科医。自分史話へ”その24”
歴史秘話じゃあなくて、記憶をたどって思い出しながら、父との美容外科についての談話も添えてきましたから、口頭伝承と自分史です。ところが、この数ヶ月提示症例が多く、手一杯で、歴史はお休みしていました。まだ美容医療者としての人生の半分にも達していません。正確には私は医師としては29年目で、このブログ上はまだ10年目です。とにかく1ヶ月ぶりに再開します。
実際の9、10年目のバイトでの診療について簡単に説明します。他のテーマとして、もう一つのバイトと北里研究所病院の方針。父が自嘲し笑う話から繋ぎます。カナクリとのハードな折衝も紹介します。ところで、実際にコムロに行く前は、美容整形の延長的な医療レベルの低いクリニックだと予想していましたが、そうとも限らなかったのです。
そこで、もう一度平成
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Jリフトとは、Jowl:あごの垂れ下がりのスレッド:糸による引き上げです。予告編
今回は、スレッドリフトの症例の画像を供覧しようと考えました。これまでも、何回か載せてきましたが、今回の症例は若年患者で効果が見えるので、みなさんにも画像上の興味が高いのではないかと思われます。
実はスタッフですから、若い医師の練習でもある訳で、コストもないのでイヤイヤやっているのですが(嘘です。)、逆に言えばよくならなければ、毎日グズグズ言われるので、実はこっちも気合が入ります。
若年者でも、下顎のラインの、口角の下の後ろにたるんだ皮膚、皮下脂肪が乗っかってきます。口角から下顎にかけての溝は俗にマリオネットラインと呼ばれます。あやつり人形の割れ目の線を例えています。この溝には靭帯があって落ちてきた皮膚皮下脂肪は堰き止められます。だからあごのラインが凹凸になるのです。この膨らみを英
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先日のJAASで実演手術させてもらった症例の患者さんに提示をお願いしました。リフトの症例
JAASでのライブ手術の症例患者さんの提示を承諾いただきました。当日の流れを追って載せます。
まずは午前中に講義というか手術の説明をします。みなさんご存知のことと思いますが、今回は池田先生が急病のため私が代演することとなったので、これまでの症例の準備等も間に合わなくて、講演での症例供覧は2例しかありませんでしたし、詳しい学術的考察も用意できませんでしたので、15分だけでした。
まずは手術前と手術直後の画像を並べます。効果はいかがでしょう。
午後にクリニックに移動し、デザインから始めます。今回はこめかみを1センチ幅切除するリフト。同時にJ-コグを挿入し、さらに鼻唇溝の外側の超音波脂肪吸引を加えます。
上左図はペンでの切開線のマーキング中。
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粉瘤の経過:これなら傷跡は消えます。
先週手術した粉瘤摘出の症例の経過です。
粉瘤は私達形成外科医の得意分野です。今回症例提示をご承諾いただけたので、画像を提示します。症例は55歳男性。背部に嚢胞があります。
実は本症例は経過が長く、年単位で破裂、炎症、他院で切開を繰り返し、当院には約1年前に辿り着きました。当院初診時も炎症が強く、切開排膿の後に連日清浄化し、閉創しました。最後に私が拝見して、「膿を出して炎症が治まっても、嚢胞(袋)は残るので、まず必ず再燃します。袋がはっきり触れる様になったら、摘出しましょう。今回はタイミングを逃さないといいですね。」と告げておいたのです。
予定通り、来院され、「これなら取れますよね。」と尋ねられた時には、私も「取り時ですね。いいタイミングです。良かったですね。」と答え、早速手
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