カテゴリー別アーカイブ: 二重瞼と一重瞼

2023 . 9 . 16

症例の女子は美人なので、目力アップすると似合います。社会機能的に聡明性が高まります。中国でも”目は口ほどにものを言う”のだそうです。

美容医療は昨今始まったのではありません。外傷後の形成外科治療は第一次大戦後にヨーロッパで有用でした。UKは王国ですから、戦傷者を、戦争に行かせた王室が面倒を看たのです。使われた技術は発展して、美容医療にも流用されました。日本では戦前から数名の施行医(ただし当時は眼科医や耳鼻科医)が存在しました。学術誌にも載っています。戦後日本では原爆の研究のためにGHQ (主にUSA )の形成外科医がやって来ました。ついでに美容医療も教えました。学んだ医師が、GIにモテる為の美容整形を受ける女性の為に、美容医療手術を施行しました。その後高度成長期には、美容整形クリニックが雨後の筍の様に増えました。昭和30年代には、既に山手線の各駅に存在しました。昭和51年に形成外科が、昭和53年に美容外科が標榜科目(広告に
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2023 . 9 . 8

重瞼術埋没法は絶対に永久ではありませんが、複数回の治療は可能です。年単位ではサービス価格としています。

”切らない腫れない痛くない”とか言って誘引する美容外科・形成外科の医療機関が横行しています。確かに切らない手術は開発されてきました。でも腫脹がゼロということはあり得ません。ごく軽いだけです。痛くないかといえば、局所麻酔は細い針でも全く痛くない訳ではありません。時には「ゼーンゼン痛くないですう!」と言ってくれる患者さんもいますが、個体間差異の範囲です。 切らない手術で効果は得られます。問題は持続性です。当院の切らない眼瞼下垂手術は、診察後にNILT法の適応が認められれば、見事に結果が得られます。多くの患者さんは「眼瞼下垂は切開が必要といわれたんですけどお〜?」と訴えますが、私は自信を持って、「このフェニレフリンテストの程度までは挙げて差し上げます。」と言い返します。 画像が証明しま
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2023 . 6 . 11

片側性の先天性後葉性眼瞼下垂症を治して、重瞼術と目頭蒙古襞の拘縮解除術を同時手術。左右を合わせましょう。

昨今、眼瞼下垂症の診療は、国民に膾炙しています。何故か専門外の診療科目である非形成外科医の美容整形屋でも触りたがります。もちろん自費治療で高額に設定出来るからです。実は😞、私が手を貸しました。今から25年も前の平成8年に父、森川昭彦(胸部外科出身の美容整形医の走り)が非形成外科系の日本美容外科学会JSASを主催した際に、会長指名演題として、私が眼瞼下垂症の症例発表を1時間も講演したからです。その際私は”難しいからお前たちにはできっこないから教えを乞いに来たら?”との甘い考えでいました。ところが一部のビジネス的美容外科やチェーン店系美容整形屋は経済的余裕があり、投資として眼瞼下垂手術が出来る医師を雇って、教わった彼らも見よう見まねで手術をし始めました。 逆に経済的に余裕がない地域、地方で
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2023 . 3 . 31

前後葉性眼瞼下垂です。一重瞼を二重瞼するべきです。

切らない眼瞼下垂手術は後葉性眼瞼下垂に対する手術ですが、先天性前葉性眼瞼下垂である一重瞼を二重瞼に変える重瞼術埋没法に併施すると、キラキラして目力が倍増します。また、加齢により皮膚が伸びて後天性前葉性眼瞼下垂が進行した際も、眉下切開術で前葉性を治して、伴った加齢性の後天性後葉性眼瞼下垂を、切らない方法で同時に治すことも約半数に併施します。 ところが本症例は、術後に眼瞼挙筋の筋力が伝わりやすくしたのに、力を入れようとしない時期があり、結果が見えるのが遷延しました。何故でしょう?。疼痛は大したことないはずですが、精神的に耐性に欠けるのでしょうか?。判りません。 誰でも覚醒時には、眼瞼は開いています。正常では脳から電気信号が出続けて、精気のある顔、活動的な外貌を呈しています。眼瞼挙筋に
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2023 . 3 . 10

丸く半円形の重瞼線の外側を延長して、綺麗な切れ長の目に。要するに骨膜固定で切長整形しましょう。

前にも書いた様に、切れ長整形(セーケーじゃないってば美容ケーセーだってば!)は、私が開発した手術法です。でも本当は、父が考案したので美容整形です。30年前父が私に相談して来ました。目尻の上より外側に二重瞼を延長出来ないかと二人で思い悩んでいて、父が「とにかく折り込めばいいんだぜ。」と言うので、私が思いつき「そこには骨がある。骨膜に縫い付ければいいんじゃないか?。」と言いながら、私心の中で”そういえば父が造る(切開しか出来ない)二重まぶたは、目を閉じても二重だなあ〜、骨膜に縫い付けて目を閉じても二重でもいいってことか?!。”と閃いたのです。父に言うとやってみようとなりました。初回例は旨くいき、患者さんは満足しました。 その後私は医学博士取得の為の研究に携わりました。題目は二重瞼と一重瞼の
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