美容医療は昨今始まったのではありません。外傷後の形成外科治療は第一次大戦後にヨーロッパで有用でした。UKは王国ですから、戦傷者を、戦争に行かせた王室が面倒を看たのです。使われた技術は発展して、美容医療にも流用されました。日本では戦前から数名の施行医(ただし当時は眼科医や耳鼻科医)が存在しました。学術誌にも載っています。戦後日本では原爆の研究のためにGHQ (主にUSA )の形成外科医がやって来ました。ついでに美容医療も教えました。学んだ医師が、GIにモテる為の美容整形を受ける女性の為に、美容医療手術を施行しました。その後高度成長期には、美容整形クリニックが雨後の筍の様に増えました。昭和30年代には、既に山手線の各駅に存在しました。昭和51年に形成外科が、昭和53年に美容外科が標榜科目(広告に
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カテゴリー別アーカイブ: 目の整形
重瞼術埋没法は絶対に永久ではありませんが、複数回の治療は可能です。年単位ではサービス価格としています。
”切らない腫れない痛くない”とか言って誘引する美容外科・形成外科の医療機関が横行しています。確かに切らない手術は開発されてきました。でも腫脹がゼロということはあり得ません。ごく軽いだけです。痛くないかといえば、局所麻酔は細い針でも全く痛くない訳ではありません。時には「ゼーンゼン痛くないですう!」と言ってくれる患者さんもいますが、個体間差異の範囲です。
切らない手術で効果は得られます。問題は持続性です。当院の切らない眼瞼下垂手術は、診察後にNILT法の適応が認められれば、見事に結果が得られます。多くの患者さんは「眼瞼下垂は切開が必要といわれたんですけどお〜?」と訴えますが、私は自信を持って、「このフェニレフリンテストの程度までは挙げて差し上げます。」と言い返します。
画像が証明しま
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黒目整形=切らない眼瞼下垂手術=NILT法は適応次第で見事に可愛く!。ブログを見て来院多数。
最近ブログに、切らない眼瞼下垂手術を何例も載せました。毎回書いてきましたが、眼瞼形成術全般の中でも、私は切開法と非切開法をほぼ半数ずつ手術してきました。これもいつも書きますが、美容形成外科だからです。巷のチェーン店系を含むビジネス的美容整形屋は非形成外科医ですから、切開法を学んでいません。ましてや、形成外科医でなければ皮弁形成術の知識を応用したZ-形成法による蒙古襞の拘縮(吊り目)解除を目的とした目頭切開は出来ません。これも毎回書いてきましたが、目頭の蒙古襞を切り取る目頭切開術は不自然ですから、それしか出来ないそこらへんの美容整形屋で受けてはいけません。私の目頭Z-形成術は切開法に繋げても綺麗に繋がり自然です。埋没法(非切開法の眼瞼下垂手術と重瞼術)にZ-形成法を併施しても自然です。
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保険診療の眉下切開術の掲示。同い年の患者さんに皮膚と皮下脂肪をたっぷり切除したら、同じ様にぱっちりしました。
無理にお願いしてモニターになってもらった症例です。ただし英語のMonitorは、訳すと本来は監視装置や傍受です。医療者が患者さんを観察するのはモニタリング,Monitoringと言いますが、それでは対象が逆です。人に魅せて参考にしてもらう為の画像、または経過や結果を収集して提示するのはTesterで、患者さんが対象です。本来は受益者が見せてくださることです。そして受益とは本来、金銭的な対価=”得”を伴うはずですから、美容形成外科での自費診療では割引して、画像を使わしてもらいます。ただし保険診療では、法制上割引出来ません。お願いするだけです。更に個人情報保護法が制定されてから、画像提示は確実に承諾書を要します。学会発表でもかなり厳しく制度化しています。今回、手術直後の結果に大喜びされた症例の患
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眉下切開の提示は久し振りですが、結果は良好です。
眉下切開術は皮膚、皮下脂肪切除術です。前葉性眼瞼下垂症に対する手術で保険適応です。いつも書いていきましたが、眼瞼下垂症手術には診断が重要です。先天性と後天性.前葉性と後葉性を鑑別診断して、手術法を検討するべきです。分類してみます。
先天性前葉性眼瞼下垂症とは、一重瞼の事です。一重瞼は全人類のうち約10分の一に存在する突然変異による異常な形態で開瞼機能を障害します。二重瞼では瞼を開く眼瞼挙筋から枝分かれしたコラーゲン繊維が皮膚に付着していて皮膚も持ち上げるのに対して、一重瞼では遺伝的にその構造が欠如しています。ですから治療法は一言!、重瞼術です。眼瞼挙筋と皮膚を繋げる改良方法です。決して美容目的だけではありません。もちろん目の窓が大きい方がキラキラしますが、視界が良好な方が視情報が多く入
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