カテゴリー別アーカイブ: 美容医療

2023 . 6 . 19

アジア系外国人ではまだ低くて大きい鼻の人がいます。一回の手術ではまともになりません。続けて提示予定。

中華人民共和国には、実は多様な人種が存在します。混血も進んでいます。ですが現代では人種という概念は科学的には解明されていません。DNA、ゲノムを全て調べられないからです。でもご存知の様に概ね3種類の人種に分けられます。白人と黄色人種(アジア人)と黒人です。現代は交通手段が進歩して混血が進んでいますが、昔から中国は大陸国ですから、シルクロードを辿って他の人種と混血がされていました。有史以来欧米にも移住し華僑となり、USAにも進出しています。逆に中国の西側の内陸部では、田舎に閉じ込められている人達もまだ居ます。生活環境も整わず、経済的にも格差が多い地域がまだあります。最近やっと人々が動ける様になったようです。 鼻の平均的な形とサイズは、人種により明確に分けられます。高さと幅は反比例し、ご存
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2023 . 6 . 19

眉下切開の提示は久し振りですが、結果は良好です。

眉下切開術は皮膚、皮下脂肪切除術です。前葉性眼瞼下垂症に対する手術で保険適応です。いつも書いていきましたが、眼瞼下垂症手術には診断が重要です。先天性と後天性.前葉性と後葉性を鑑別診断して、手術法を検討するべきです。分類してみます。 先天性前葉性眼瞼下垂症とは、一重瞼の事です。一重瞼は全人類のうち約10分の一に存在する突然変異による異常な形態で開瞼機能を障害します。二重瞼では瞼を開く眼瞼挙筋から枝分かれしたコラーゲン繊維が皮膚に付着していて皮膚も持ち上げるのに対して、一重瞼では遺伝的にその構造が欠如しています。ですから治療法は一言!、重瞼術です。眼瞼挙筋と皮膚を繋げる改良方法です。決して美容目的だけではありません。もちろん目の窓が大きい方がキラキラしますが、視界が良好な方が視情報が多く入
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2023 . 6 . 14

年齢不詳の明るい楽しい患者さん。次々と若返り手術。でも鼻翼の横の鼻唇溝上方の三角形の窪みは深い。プロテーシスが最適です。

法令線、ほうれい線、人相の用語ですが、最近になって一般化しました。何故でしょう。美容外科、いや昭和53年に標榜科目となる前は美容整形と称していた診療科では、広告が生命です。通常患者さんは、他科と違い本当の口コミを伝えないので、多額の費用を広告に掛けても、自由診療価格ですから元が取れる様なビジネス体系としてきました。過去の紙媒体の広告時代から、TVCMしかなかった時代は、診療内容を細かく記載できない法制でしたが、抜け道で本の広告のフリをして書いていた輩が横行していました。21世紀に入ってインターネット時代になり、(美容)医療広告も、ホームページに記載されます。HPは当初は広告と見做されず、改竄や嘘の内容がありました。その後多種のSNSが流行し、説明は簡易で、画像が主体ですが、改竄も横行しました
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2023 . 6 . 10

目頭切開術で可愛い女子をぱっちり系にします。ついでに重瞼は埋没で強化します。同時に下眼瞼縁の母斑(あざまたは大きなほくろ)切除と植皮術の結果を修正しました!。

形成外科と美容外科は、別の診療科目名です。前者は傷病等の原因がある形態変化を取り戻す、または変形を防ぎながら治す医療で、原則的に保険診療です。後者は正常範囲(一般人には違いが分かりにくいのですが、医療側には基準があります)の形態をより美しく変える、または経年変化へ対処する医療で、自費診療です。形態的改善を目的とする点では同じでも、対象が違うのです。ちなみに基準は学術的に議論されますが、保険診療の対象は国が決めます。ただし形態的改善の為の技術と知識は、オーバーラップします。また一部の対象患者さんはオーバーラップします。その知識と技術とは何でしょうか?。 いろいろな科の医師とも議論してみたのですが、医療の知識と技術と経験は、大学医学部を出て国家試験に通った段階では、臨床的に診療中に足りる水
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2023 . 6 . 9

咋年末は手術が続きました。広範囲剥離Jowl Liftにはいいタイミングです。しっかり挙げます。

昨年12月中は手術三昧で、大きな手術が多く当然モニター希望の症例も多かったのですが、新たな版を描きませんでした。正直忙しかったからではありますが、実はもう二つ、ブログを書くアプリが更新されて使えなくなったのと、いつも大阪のクリニックで使っているPCが壊れたというか、古くなって動きが落ちたので書けなかったのです。やっとMacを買い換えて、ソフトの使い方も専門家に教えてもらって、今年に入ってやっと、順次ブログを書き始めました。ところで本当にブログは私が書き連ねているからこうなったのです。その証拠です。文章も面白いと言ってくださる方がいらっしゃいます。でも本年の何回かは前振りを割愛します。アッ、この文を前振りにします。それでは初まり始まりです。 一言添えます。年末はダウンタイムを過ごせる場合
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