カテゴリー別アーカイブ: 診断=美的センス

2022 . 12 . 3

下眼瞼形成術は多種類。術前の形態が様々で、治したい点も多種あります。加齢変形にも美容的にも使います。

シワ、たるみ取りには剥離が大事!といつも強弁してきました。ですからあ〜、糸だけでのリフトは、長持ちしません。コマーシャリズムのチェーン店系が売りつける(電車の窓に広告があります)剥離しないで切って縫うだけの”なんちゃってリフト”はやるだけ損です。それでは何故かを説明するために加齢変形の仕組みを説明しましょう。 まず体内の加齢は細胞の老化です。DNAに刻まれた細胞分裂回数に限りがあり、足りなくなってくるのです。内臓の組織も血管もです。特に免疫系の細胞が少なくなると、感染症や癌などの疾病を起こし易くなります。 さて次に形態的な加齢変形ですが、深部から話すと、骨は肉眼では見えませんが、X線写真では見えます。カルシウムやタンパクの摂食に左右されますが、どうしても細くなり密度が減り弱くなります。なお顔
▼続きを読む
2022 . 12 . 3

下眼瞼の皮膚のしわ、アイバッグ=目袋が無いなら、皮膚切除で。筋は縫縮。

美容医療に於いてはどんな治療でも手術適応を吟味するべきです。治療を受ける受けないは最終的に患者さんの決定に基づきますし、手術は受ける受けないだけでなく、方法も多様です。 患者さんは、生来の容貌は多様で、現在までの経年変化も多様で、美容医療を求める目的も多様です。疾病なら治すことが目的です。生命維持や機能維持の為で、エビデンスに基づいて定式の診療=診察と検査及び治療法が選ばれます。だから定番の診療法は保険収載されます。それでも、人が人を診る訳ですから、傷病は個体差がありみんなに同じ診療で済むわけではありません。ですから、医療はコンピューターで手伝えても診療は出来ません。 美容医療に於いては、疾病では無いので、どんな形態をどんな風に変えたいのかは個人差が大きいのですが、さらに患者さんの背景も
▼続きを読む
2022 . 11 . 30

広範囲剥離Jowl Lift が大流行りです。手術時間が長くはなく、ダウンタイムも1〜2週間で、持続効果は充分。

今や大流行りとは、言い過ぎか?。でも私の中ではブームです。先日、JSAPS日本美容外科学会(形成外科系)元上司のDr Ut.やリッツのDr H.に会い、一言頂きました。「広範囲剥離リフトは靭帯法の次に効くし、後戻りも少ないですよね。」お墨付きです。それに靭帯法は長時間(約8時間:当院にバイトに来ていて、帝国にバイトに行っているDr K.が経験済み)かかるので費用も莫大です。ちなみにJowl に対しては広範囲皮下剥離リフトの方がSMAS法よりも効きます。データはDr Ut.が示しています。最近月一位の広範囲剥離リフトをしてきましたから、上達しました。当初は4時間以上かかっていましたが、今や4時間以内に終わります。当院では原則的に手術時間は3時間45分ですが足ります。そしてなにしろダウンタイムが
▼続きを読む
2022 . 11 . 30

切開リフトで挙げた部位に、追加で挙げたいなら、合間に適時スレッド(糸)リフトもありです。

リフト手術は剥離が肝腎です。皮膚またはSMASを剥離して、引き上げた位置で皮膚の裏面と脂肪層の面を癒着させることです。線(糸)や傷の癒合に依存しないで、顔の表面を持ち上げられます。そして癒着した面は、すぐには外れません。逆に数ヶ月後には拘縮して、より強くなる症例も多く診られます。剥離操作がリフト手術の質を担保します。 そこで糸リフトは線ですから、持続性がありません。ネット上に、線状に癒着を起こして拘縮させるという売り文句が見られますが、面状の癒着に比べれば、百分の一程度の効果と持続性しか求められません。 しかし、剥離操作による面は拘縮の程度にばらつきが診られます。例えばJowl は平坦化しても、後方にその弛みが持ち上げられて、咬筋付近が段々になったり、こめかリフトでゴルゴ線を無くしても、
▼続きを読む
2022 . 11 . 29

広い二重にされて、眠そうな目状態が起きたら、改善法としては切らない眼瞼下垂手術=NILT法=黒目整形が最適です。

このところ、切らない眼瞼下垂手術がよく載りますね。当院のオリジナルの手術です。約15年前の発明当初には、その名の通り、切らない眼瞼下垂手術と称していました。その頃私は、吉祥寺クリニックで診療していたのですが、術後の患者さんが来ました。池田先生は学会発表をしていましたから、私もどの様な手技かを知っていましたが、あんまり開いていない、今イチ効果が看られていない症例でした。その後、私がどのように説明するか知る為に、スパイ患者を私の下に送ってきました。私は「多分此の様な手術は効く訳が無いよ!。上手くいく訳が無いぜ!。」とほざいた記憶があります。 その後、私はクリニックを畳んで、お里でもある銀座の当クリニックに却って来る事になりました。池田先生には歓迎されました。丁度学会発表時にも仲良く議論した後でし
▼続きを読む