カテゴリー別アーカイブ: 口もとの美容

2019 . 8 . 22

歯槽突の症例は白唇短縮術に口角挙上術の併施が適切。

歯槽とは、歯牙(歯)の植わっている骨のことです。歯は噛む為の臓器ですが、ついばむ作用もあり、鼻や頤よりも前にある方が使い易いのです。ただしそれは人間以外の動物のことです。人間は(一部の類人猿も)手を使い食べます。それが進化の一つです。正視なら口を前に出さないで、手で箸やカトラリー類を使い、約30㎝の距離から持っていって食べることが出来ます。読み書きするのも30㎝前後が楽です。細かい道具(パソコンなども)を使うのも同様です。つまり人間は食べる姿勢も上半身は直立するから安楽なのです。頭を使う仕事でも見易く安定した姿勢なのです。つまり人間は細い作業時に、目と手を使い易いから進歩してきたのです。その結果啄ばまなくなったのかもしれません。だから人類は口が鼻と頤より後ろにあるのが標準です。とはいってもバ
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2019 . 8 . 21

人中部白唇短縮術は両側鼻翼下間を同じ幅で切除します。真皮縫合が命!。実は丁寧に時間をかけるしかありません。

人中部白唇短縮術に於いては数字上の差異はありますが、デザインは定式化しました。重要な事は、両側鼻翼下間を同じ幅で切除しないと富士山型になるからです。更に重要なのは縫合です。私は必ず3層縫合します。筋肉処理とは筋縫合時に外反C-カールを造る技です。しかも半分寄せます。真皮縫合は皮膚の裏側の一番支えられる真皮層を縫い寄せて隙間を無くします。表皮は約0.4㎜厚しかなく、その深層の真皮は約2㎜厚です。真皮通しを合わせて数週間で癒合すれば永久的に拡がりません。拡がると表皮は引き伸されてツルッとした凹んだ帯状の傷跡が出来ます。その分後戻りする訳です。皮膚表面からの縫合は、1㎜以下の厚さの表皮層を段差なく合わせるために加えます。 他科(形成外科以外)の行なう中縫いは真皮層を合わせる技術を持ち得ません
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2019 . 8 . 21

赤唇を強調したいから白唇短縮術は正解。口角挙上術を併用しないと富士山型になります。

巷間では人中短縮術と称する人が多く、私はいつも「人中だけ短縮したら富士山型唇になってしまいますよ!」と警鐘を発して来ました。唇とは赤い部分が赤唇で、その上の皮膚(鼻の下)もくちびる、白唇です。だから人中部中心の上白唇短縮術と称しています。私は両側の鼻翼の下の間を同じ幅切除しますから、富士山型にはなりません。ただしその両外は引き上げませんから、症例により(口角が挙がっていない人)口角挙上術を同時に施行する事が多く、そうする事で富士山型の逆に弓型の赤唇縁を造って来ました。 人中中央の長さを測り、15㎜以上の人は短縮術の適応だと云われています。この長さは加齢と共に10歳で約1㎜は伸びていきますから、長いと年齢を感じさせます。でも、長さだけを治すのではありません。赤唇の形態や3次元的前後位置の
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2019 . 8 . 14

若返り法としてPRPに変わってコラーゲンブースターをしました。目元も同時進行で修正していきます。

症例は40歳女性。コラーゲンブースターを2㏄注入しました。これまで10年間はPRPで対応してきた部位です。今回コラーゲンブースターのキャンペーン中なので載せます。 本症例は典型的な美容上のいくつもの問題点を解消したという面でわかりやすい症例です。口周りが4ヶ月前。目頭形成術を2ヶ月前に掲載しました。まず画像を並べて比較説明します。その下にコラーゲンブースターです。 一目見て長い症例です。初診は昨年秋で授乳中でしたが、診察だけしました。 症例は39歳女性。人中部白唇長(鼻柱基部~Cupid's bow赤唇縁の弓型の底)21mm。十数年前に他院で眼瞼切開。目頭の蒙古襞は拘縮し、眼裂横径25mm:内眼角間37mm:角膜中心間64mmと数字的に離れていて、吊り目になっているため治す
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2019 . 8 . 9

鼻唇角下制術はプロテーシスで確実!

シリコンプロテーシスは、部位により標準的な安全性が確立しています。シリコンはケイ素と言う元素を化合した物質です。ケイ素は石の主要元素で、他の元素が混じっていろいろな色や硬さになります。シリコンも有機物が化合されていますが、結合が強固なので生体内では分解や遊出をしません。つまりシリコンは生体内では安定した物質なのです。しかも硬さは化合時の鎖の長さで変えられます。 シリコンは生体内で安定しているので、皮下または皮下組織内にある際はいいのですが、皮膚が弱くなったり、薄くなったりすると露出する可能性があります。少数例ですが危険性がある訳です。でも私が成功すると考えたシリコン挿入術で出て来た事はありません。 そこには、経験と解剖に基づいた理論の有無が求められます。いくつかの要素が影響します
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