本症例は上の題名にある様に口周りの手術に邁進してきました。それもこれも上下顎分節骨切り術の影響で、バランスが崩れた口元を治したかったからです。口はストン、ペタンっとするし、頤は前にあるのですがE-ライン的に鼻の高さが足りない。鼻翼は骨切りの結果弘がった。バランスを取るのが難しい症例です。でも一つ一つ治して来て、今や素敵な中下顔面を造り上げられました。その一部始終を魅せていってくれる。それより何より、私が行う白唇短縮術の結果に満足しているから、今回追加切除を希望された訳で、では人中を含めた白唇短縮術の説明を下に加えます。
これまでの手術経過から載せます。当初口周りの手術3点セットも適応でしたが、初回は白唇部切除術と口角挙上術に専念しました。人中部白唇短縮術の結果は21㎜だったのを5㎜切除
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カテゴリー別アーカイブ: 富士山型予防
またまた他院での富士山型製造後。難しい口周りの手術を上手く!
表題に書く度に困惑しています。富士山型人中短縮術が横行しています。何故かと考えました。傷跡が短くしたいからか?、鼻翼横のドッグイヤー,dog earによるプリーツ,pleats;ひだを作らない技に欠けるからか?、単純に手術時間短縮を図りたいのか?、いくつもの要素が重なっていると思います。一番の原因は、その結果として富士山型になった症例はホームページやSNSに載せないからだと思います。因みに私に関係の近い医師も作っていて、質問してきましたが、解っていませんでした。大事な事は傷跡の長さではなく、精緻な技で丁寧な縫合をして傷跡を目立たなくすればいいということです。もちろんそれには経験を要しますが、形成外科のトレーニングを受けているかどうかも見分ける方法の一つです。
また説明しますが、形成外科
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他院で富士山型にされました。修正が不足でした?。鼻翼も挙げて鼻翼下も切除。口角挙上術の追加。更に鼻唇角プロテーシスで鼻柱を下げて。
症例が増えるごとにいろいろなことが解ります。富士山型が増えています。どうしてか考えました。私は今や最多症例でしょうが、SNS上では私以外にもたくさんのクリニックが載せています。流行を作った訳ではないのですが、私の症例が評判で他のクリニックも追随しようとしているのでしょう。ただし所詮真似っこですから、細かいデザインは間違うし、術前診察が稚拙なのでバランスが崩れる症例が多発しているのでしょう。残念ながら今時の若い医師や新参医師には、素養と技術、医学的知識を兼ね備える暇はないようです。ましてや、なんとかミクスに乗じたビジネス的非形成外科医には無理難題でしょう。
今回の症例は私が口周りを三回目の手術をする人です。前回のブログも前々回のブログもあります。追加修正手術と別の手術を同時に行います。な
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