鼻の手術の画像提示が続いています。口周りの手術の派生として鼻唇角プロテーシス(韓国ではネコ手術と呼んでいます)が復活していました。でも鼻尖形成術も得意分野です。鼻尖は鼻の中心ですが鼻の他の部分とのバランスを取っての形態改良が求められます。ですから鼻尖形成術といっても高くするのか?、下に伸ばすのか?、鼻柱まで下げたいのか、鼻陵線(鼻スジ)の延長線との前後関係をどこにするか?、更に鼻唇溝(鼻柱基部)が喰い込んでいるなら必要性を検討しなければならないのか?、周囲の鼻陵は?、鼻翼との関係は?。とにかくいろいろな面を考慮しなければなりません。しかもこれまで触られている場合、内部構造がどうなっているのかは推測の域を出ませんから、開けてビックリな事さえあり、手術プランが意味をなさない事さえあります。
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カテゴリー別アーカイブ: 美容外科
ゴージャスな美人ですが、これまでの私の治療は更なる美的向上を与えてきました。他院でのこれまでの手術での問題点の改善を求められました。難しかったのです。
長らく当院で私が治療に携わってきました。美しく、そこに居るだけでゴージャスな雰囲気を発散する女子。それでいて明るく素敵な言動に終始する可愛い女性です。
美容医療に対する理解度が高く、美しさをさらに磨くことに喜びさえ感じている様子です。私が長年提唱してきた様に、美容外科は美人が相応しい典型例です。美しい人はより美しく、美しさを保つためには惜しまない。でも実は、本症例患者さんは他院でも受けることがありました。もう一つ私はいつも、美しさはトータルに造り上げていくものだから、出来れば最低診察だけでも、治療計画だけでも、罹り付け医を持っていた方が良いでしょうと提唱してきました。本症例は多分、そのコンセプトを解っているから、また私に罹って下さるのでしょう。なお今回は、他院に対する評価をしません。見
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口周りは口から鼻まで。骨、口、鼻翼、鼻尖の順に来て、引き続き鼻唇角プロテーシス(ネコ手術?)を挿入しました。
本症例は上の題名にある様に口周りの手術に邁進してきました。それもこれも上下顎分節骨切り術の影響で、バランスが崩れた口元を治したかったからです。口はストンペタっとするし、頤は綺麗なのですがE-ライン的に鼻の高さが足りない。鼻翼は骨切りの結果大きくなった。バランスを取るのが難しい症例です。でも一つ一つ治して来て、今や素敵な中下顔面を造り上げられました。その一部始終を魅せていってくれる。とても為になる患者さんです。前段にこれまでの手術経過を載せます。ネコ手術を見たい読者は下段だけ見て下さい。
当初口周りの手術3点セットも適応でしたが、初回は白唇部切除術と口角挙上術に専念しました。人中部白唇短縮術の結果は21㎜だったのを5㎜切除して術後3ヶ月で16㎜と後戻りゼロで満足されています。実は初回手術
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オリジナルの口周り3点セット。その目的をもう一度お教えします。上白唇短縮術+口角挙上術+鼻翼縮小術内側皮弁法。
加齢性に白唇は伸展していきます。生来長い人もいますが、加齢で余計に気になります。もちろん輪郭や骨格も影響します。伸展率は多くの人を経年的に診てきた私は計測によって概ね把握しています。10年で約1㎜の伸展がみられます。生来長い人は加齢顔貌に見えるし、間延びした印象を呈するから短縮したくなります。加齢に伴う伸展は笑っても歯が見えなくなる残念な表情も起こしますし、もったりした口元は野暮った見られます。この様にいろいろな面で白唇短縮術の適応は広い様です。なお唇は赤い部分だけを言うのでなく、その上の皮膚の部分も唇です。鼻の下の言うのでは解剖学的な部位を示しません。洋語ではWhite lip,白唇とVermillion,赤唇と称します。
白唇短縮術は皮膚と皮下脂肪を全層切除して口輪筋を露出します。
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良く解っている楽しい患者さん。今回は目尻切開術と眉下切除で眼瞼形成術:保険診療ですが同時に載せます。
本症例は最近幾つかの手術を、段階を追って、日程を空けて施行してきました。どの場合も、患者さんとはよく相談して、患者さんはよく理解してから手術に到るので結果が良好でした。手術前には判りやすく希望を述べ、そこで私は診察や計測して診断を得ると、患者さんは従ってくれるだけでなく理論も理解してくれて結果が見えてきます。眼瞼についても結果が得られてきました。
ただし眼瞼形成術は様々のデザインがあります。ということは術前の形態的機能的なバリエーション(個体差)が豊富だからですし、周囲とのバランスも考慮しなければならないのです。また眼瞼の皮膚は身体中で一番薄いために加齢による伸展が早く進みますし、機能的にも(上眼瞼挙筋)経年変化を起こしやすい部位です。逆に言えば眼瞼はなおさらに診断が難しい部位です。
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