カテゴリー別アーカイブ: 骨切り術後

2018 . 7 . 5

骨切ったら唇が余った症例が増えています。

顔面骨切り術は、顔面骨格を変える手術です。先天的に顔面骨格の異常を呈する病態は少ないのですが、輪郭は顔面の形態のベースですから、形成外科分野では専門的に研鑽している医師がいます。そして正常範囲でも美容的に骨格改造をして美的に向上する希望は昔からありました。 ただし、骨切り術は大きな手術で、合併症も重篤になり得るし、生体機能を害する可能性さえも皆無ではありません。また特別な設備と器材も必要ですし、医師の体力も要します。だから、形成外科の中の専門家(顎顔面外科医と呼びます。)は数少なく、日本では十人は数えられません。韓国にも多くは居ませんが、設備費用も医師の費用も、まだ流石に本邦の半分以下ですから(一人当たりJDPに比例します。)安く受けられるし、専門家が育って来たので最近韓国で手術を受け
▼続きを読む
2018 . 6 . 21

口周りの手術。難しくも面白い症例が増えています。

標題に書いた様に込み入った症例です。先天性疾患があり、その付随症状として上口唇が長く、下顎の後退もありE-ラインがプラス。口蓋裂の治療に付随しての構音障害はリハビリを継続しているため、口輪筋を訓練しているから厚みがあり上口唇が内反している。これまで診てきた症例と比べていろいろな点を留意しなければならないということです。知識を駆使する為に頭脳を駆使しなければならなくて難しいけれど、それぞれ解き明かしてみれば結果が予想出来て面白いのです。 口周りは白唇と赤唇の口唇。上下の鼻翼、頤。後ろには歯牙と歯槽と口腔内。それを作るのは骨格と口蓋、舌の関係性も考慮しなければなりません。実は口周りといえば、先天性疾患の知識も必要です。口唇裂と口蓋裂が主ですが、上下顎の疾患もあります。ここは形成外科医のステ
▼続きを読む