ブログの効果は他のSNSより大きいです。私の記事は、まず前振り(イントロ)で学術的知識を載せたり、美容医療の斯界の裏話を書いたり、ビジネス系チェーン店を揶揄したりして、面白くしながら興味を誘っています。私はベテランですから、若い医師が知らない話題を書けるのです。次に症例の紹介ですが、毎回書いて来ましたが、美容医療は外面的ならず内面的な人格を造る技ですから、社会的な態様も承諾の上載せて、また細かい診察内容や私の重視する計測値も書いて、手術に到る前段階から詳しく記載しています。他の読者の患者さんにも手術の理解が深まると評判です。さて次に、画像を並べていきますが、この段でも適度に説明を書き加えています。時折り患者さんのコメントも載せたり、私は患者さんに対する感想や褒め言葉を書いています。概ね定型的
▼続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 真皮縫合
6年越しで眉下切開(切除)の2回目。保険診療ですが、ブログ提示を申し出て下さいました。初めて来院する際にブログを視ましたと。お互い様という事で。
眉下切開(切除)は眼瞼下垂症の改善のための手術です。したがって保険診療です。但しいつも書いてきた事ですが、適応患者さんを選ばなくてはなりません。前葉性と後葉性。先天性と後天性を鑑別診断する必要があります。眉下切開は後天性前葉性眼瞼下垂症には最適で、時に先天性前葉性(=一重瞼)にも使えますが、後葉性眼瞼下垂には適応しません。私は医者ですから!、この点を重要視しています。逆に巷間の美容外科クリニックはビジネスマンですから、医学に基づいた診断根拠に基づいた診療なんか出来ません。
毎回書いてきましたが、医師は大学医学部で学んでも、最低限の知識しか得られません。教わるのはは国家試験が求める程度の深さです。もし各専門面の細かい知識を国家試験に出したら、程度によりますが、ベテランの医師か大学医学部の
▼続きを読む
▼続きを読む
なんとこめかみリフトの3回目。狙いを定めて引き上げます。
このブログは私自身が画像をトリミングして載せて、説明を記載しております。結構手間が懸ります。大体自費手術症例の半数が希望されます。手術部分だけ載せるなら料金を20%オフにしています。正しくは広報に協力してもらう為にこちらがお支払いしている形です。広報とは読者の皆さんに美容医療の内容と経過を例としてお伝えすることで、あらかじめ内容を理解して頂き、結果が予想できて希望を汲み取り易くすることと、いざ受ける際のスケデュールを立て易くする為でもあります。好結果の症例だけを選んで載せているのではないので、事実として捉えられるので、正直が好感を得ているのです。
ところで聴くところによると、S.では画像改竄していました。そして今や、厚労省のパトロール隊が監視しているので、S.やTC.はイメージ戦略のT
▼続きを読む
▼続きを読む
こめかみリフトが流行っていますが、今回は2回目で、上方を追加して眼瞼に効かせます。中顔面リフトの上半分狙い。
私がよく行う皮下広範囲剥離リフトは、時間と侵襲度の為に上中下に分けています。その前に一般人や不勉強な医師が間違っている、上中下の顔面の分け方を説明します。医学的な上顔面は生え際〜眉下、中顔面は眉下〜鼻下、下顔面は鼻下〜頤先端です。等量がバランスが良いとされています。レオナルドダビンチが提唱しました。でもあえて言えば、白人の基準ですから黄色人種とは値が違います。目の上下や口の上下でわかるのではありません。それでは比較になりせん。
本当は上顔面リフトは前額部リフトですが、適応者は少ないです。これまでに私のブログに2例載っています。額は顔面の中で最も血行が良いので腫れが多く、ダウンタイムが長い部位です。下顔面リフトは主に下顎縁の上のたるみを引き上げる、いつものJowl liftです。耳前部か
▼続きを読む
▼続きを読む
人中部の上を中心とした上白唇短縮術の二回目。実は一回目は私の初の症例です。同時に頬のコケ=頬骨弓部の下の段差にPRP
近々9月末に北海道札幌で日本美容外科学会 JSAPS, Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery があります。発表を依頼されました。日本に二つある美容外科学会の一方の形成外科トレーニングを受けた美容外科医の集まる側の学会です。お題はやっぱり、”Rejuvenation 口唇”です。Rejuvenation とはJuvenile,若年を、Re, 再現する、つまり若返りです。口唇は10年で1㎜伸びますから、若返りの為には欠かせない手術です。もっとも若年時から長い人も居ますから、Rejuvenationに限りませんが・・。ちなみに昨年にはもう一つの日本美容外科学会 JSAS, Japan Society of Aesthetic Surgery でも依頼
▼続きを読む
▼続きを読む