私がよく行う皮下広範囲剥離リフトは、時間と侵襲度の為に上中下に分けています。その前に一般人や不勉強な医師が間違っている、上中下の顔面の分け方を説明します。医学的な上顔面は生え際〜眉下、中顔面は眉下〜鼻下、下顔面は鼻下〜頤先端です。等量がバランスが良いとされています。レオナルドダビンチが提唱しました。でもあえて言えば、白人の基準ですから黄色人種とは値が違います。目の上下や口の上下でわかるのではありません。それでは比較になりせん。
本当は上顔面リフトは前額部リフトですが、適応者は少ないです。これまでに私のブログに2例載っています。額は顔面の中で最も血行が良いので腫れが多く、ダウンタイムが長い部位です。下顔面リフトは主に下顎縁の上のたるみを引き上げる、いつものJowl liftです。耳前部か
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カテゴリー別アーカイブ: 真皮縫合
人中部の上を中心とした上白唇短縮術の二回目。実は一回目は私の初の症例です。同時に頬のコケ=頬骨弓部の下の段差にPRP
近々9月末に北海道札幌で日本美容外科学会 JSAPS, Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery があります。発表を依頼されました。日本に二つある美容外科学会の一方の形成外科トレーニングを受けた美容外科医の集まる側の学会です。お題はやっぱり、”Rejuvenation 口唇”です。Rejuvenation とはJuvenile,若年を、Re, 再現する、つまり若返りです。口唇は10年で1㎜伸びますから、若返りの為には欠かせない手術です。もっとも若年時から長い人も居ますから、Rejuvenationに限りませんが・・。ちなみに昨年にはもう一つの日本美容外科学会 JSAS, Japan Society of Aesthetic Surgery でも依頼
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広範囲皮下剥離を旨としたリフト手術は部位ごとにしましょう。今回はこめかみリフト。遠方からでも次に進みます。
先日に日本美容外科学会,JSASがありました。我が国には同名の日本美容外科学会が二つあります。一方の形成外科医が作ったのがJSAPSで、もう一方は非形成外科医が作ったJSASです。JSASはビジネス系でチェーン店やその出身者がほとんどで最近では美容皮膚科医も参入しています。JSAPSは大学病院等で、最低でも6年間は形成外科を研修してからでないと正会員になれないので、学門的です。最近は二股の医師が増えましたが、数年前までは一方しか入れませんでした。私の父はJSAS側でしたが、JSAPSと二股でした。私は大学で研修しながら当初からJSAPSに入会し、10年目にはJSASにも入会しました。
ビジネス系なら、患者(彼らは客、またはクライアントと呼ぶ)を増やすために、やはり”切らない”痛くない”
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何箇所かの美容外科手術を私が施行してきて満足されたから、いよいよ上口唇短縮術を施行します。
私の患者さんはリピーターが多いのですが、理由が幾つかあります。
美容医療を金儲けを目的にしていません。多くの美容外科(美容整形屋)に「女性が好きかお金が好きか?。」と訊くと、95%以上の医師は「美容外科はお金が儲かるからです。」と答えます。私だってもちろん稼がないと暮らせませんが、当院では私以外に医師が在籍していて、”私は手術をメインに、他の医師は美容皮膚科治療や手術以外をメインに”と棲み分けしていますから、手術の価格設定は低めにしています。私はあくまでも、女性(男性も少なくない)の美しさを向上させて、喜んでもらって”なんぼ”なんだと思っています。その上美容医療は楽しんでもら痛いと思っています。私自身も楽しんで、患者さんにも楽しんでもらう様に努めています。その様な私の姿勢を楽しみにリピ
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保険診療の眉下切開術の掲示。同い年の患者さんに皮膚と皮下脂肪をたっぷり切除したら、同じ様にぱっちりしました。
無理にお願いしてモニターになってもらった症例です。ただし英語のMonitorは、訳すと本来は監視装置や傍受です。医療者が患者さんを観察するのはモニタリング,Monitoringと言いますが、それでは対象が逆です。人に魅せて参考にしてもらう為の画像、または経過や結果を収集して提示するのはTesterで、患者さんが対象です。本来は受益者が見せてくださることです。そして受益とは本来、金銭的な対価=”得”を伴うはずですから、美容形成外科での自費診療では割引して、画像を使わしてもらいます。ただし保険診療では、法制上割引出来ません。お願いするだけです。更に個人情報保護法が制定されてから、画像提示は確実に承諾書を要します。学会発表でもかなり厳しく制度化しています。今回、手術直後の結果に大喜びされた症例の患
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