形成外科と美容外科は、別の診療科目名です。前者は傷病等の原因がある形態変化を取り戻す、または変形を防ぎながら治す医療で、原則的に保険診療です。後者は正常範囲(一般人には違いが分かりにくいのですが、医療側には基準があります)の形態をより美しく変える、または経年変化へ対処する医療で、自費診療です。形態的改善を目的とする点では同じでも、対象が違うのです。ちなみに基準は学術的に議論されますが、保険診療の対象は国が決めます。ただし形態的改善の為の技術と知識は、オーバーラップします。また一部の対象患者さんはオーバーラップします。その知識と技術とは何でしょうか?。
いろいろな科の医師とも議論してみたのですが、医療の知識と技術と経験は、大学医学部を出て国家試験に通った段階では、臨床的に診療中に足りる水
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カテゴリー別アーカイブ: 植皮術
口周りの手術はまだまだ流行っています。上口唇短縮術と口角挙上術の併施。
明けましておめでとう御座います。2023年のブログの書き初めです。とか言って、昨年12月中は手術三昧で、大きな手術が多く当然モニター希望の症例も多いのでしたが、新たな版を描きませんでした。正直忙しかったからではありますが、実はもう二つ、ブログを書くアプリが更新されて使えなくなったのと、いつもクリニックで使っているPCが壊れたというか古くなって動きが落ちたので書けなかったのです。やっとMacを買い揃えて、ソフトの使い方も専門家に教えてもらって、今年の入ってやっと、順次ブログを書き始めました。なにしろ本症例の手術の際から新しく作れませんでした。ですから術後1ヶ月まで一気に載せます。ところでこのブログは、本当に私が書き連ねているからこうなったのです。その証拠です。また文章も面白いと言ってくださ
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眼瞼下垂手術切開法は保険診療でもこんなに綺麗にするのが、私のモットーです。さらに翌週、生来の下眼瞼縁の母斑(あざまたは大きなほくろ)切除と植皮術で念願を果たしました!。
保険診療は保険医の登録をした医師だけが行えます。保険診療は厚労省が細分化して決めた診療内容それぞれに点数を設定していて、点数の10割の料金が保険基金から支払われます。通常そのうち3割は患者負担です。ですから、保険診療では、建前上は同じ手術なら同じ行為が行われるはずですが、実際は診療技術には医師の差があり、医師を選ぶのも難しいのが現状です。
何故なら、医療機関は誘因行為としての広告宣伝が規制されていて、決められた範囲でしかできません。近年はインターネット上のホームページやSNSで啓蒙活動が自由に行われてきましたが、 それも嘘や画像の改竄などが横行していたために、2016年に規制する法令が成立しました。一般医療では、医師や病院を評判で選ぶ人が多いようです。
ですが、美容医療の分野では
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