カテゴリー別アーカイブ: 美容医学

2016 . 6 . 27

Jリフトの経過の画像提示 ”よく判る?”

先週予告した3DリフトとJコグリフトの組み合わせ。Jリフトとして提示します。 今回の症例はスタッフで、若い医師の練習を目的としていますから、午後の手術枠の隙間にいたしました。30分ずつの空時間を見つけて、2回に分けて、ああだこうだ指導しながらしたのですが、逆に言えば合わせて45分もあればできる簡便かつ有用性の高い手術であると言えます。若年患者(30代)の女性にも意味が大きい手術です。 画像は正面と左斜位を並べて時系列で提示していきます。まずは下2枚が術前。 3Dリフトをコの字に、つまり片側2本入れました。 1週間後、Jコグ糸を2本ずつ入れました。その4日後です。 見た通りの印象です。なんか違う。明るくなっている。そもそも、本人が下膨れ傾向
▼続きを読む
2016 . 6 . 22

Jリフトとは、Jowl:あごの垂れ下がりのスレッド:糸による引き上げです。予告編

今回は、スレッドリフトの症例の画像を供覧しようと考えました。これまでも、何回か載せてきましたが、今回の症例は若年患者で効果が見えるので、みなさんにも画像上の興味が高いのではないかと思われます。 実はスタッフですから、若い医師の練習でもある訳で、コストもないのでイヤイヤやっているのですが(嘘です。)、逆に言えばよくならなければ、毎日グズグズ言われるので、実はこっちも気合が入ります。 若年者でも、下顎のラインの、口角の下の後ろにたるんだ皮膚、皮下脂肪が乗っかってきます。口角から下顎にかけての溝は俗にマリオネットラインと呼ばれます。あやつり人形の割れ目の線を例えています。この溝には靭帯があって落ちてきた皮膚皮下脂肪は堰き止められます。だからあごのラインが凹凸になるのです。この膨らみを英
▼続きを読む
2016 . 6 . 15

先日のJAASで実演手術させてもらった症例の患者さんに提示をお願いしました。外鼻縮小の症例。

私達の主宰しているJAAS;Japan Anti-aging and Surgeryは学会とは違って、ライブサージェリーを主体とした勉強会です。午前中に会議場で講義してその日の手術を説明した後に、午後にクリニックで手術をするのですが、ベテランの医師数名には手術室にまで入ってもらい、手術の進行にしたがって、術者と直に手術の機微を語り合い、会場とはインカムで繋ぎ質問を受ける事が出来るという、参加者に取っては面白いけれど、術者に取っては面倒な事この上ない勉強会なのです。術者は手と耳と口を同時に動かす必要があり、そのため脳は同時に三つの働きをコントロールしなければならないから、聖徳太子になった様な気がします。 今回の症例は鼻の手術ですが、いつものやつ;鼻翼を糸で締める縮小術に加えて、鼻尖を注入
▼続きを読む
2016 . 6 . 15

眼頭切開=蒙古襞による拘縮解除術=Z-形成法は黒目整形の一部で、切開法による眼瞼下垂手術も黒目整形の一種です。殺到してます。

当院の売り!、黒目整形が大流行となっています。本来、切らない眼瞼下垂手術を皆様に浸透させるために命名したのです。切らない眼瞼下垂手術NILT法は、適応を間違わなければこんなにいいものはありません。しかし、適応が限られる。戻りもあり得る。もう一つ黒目そのものを大きくするのではないのに、考え違いしている患者さんがいらっしゃるので説明が大変なのです。 こうなれば、定着する切開法も黒目整形の一種だと主張し、さらに眼頭切開=蒙古襞の拘縮解除術=Z-形成法も黒目整形の一種だとしてしまおうと考え、今回提示症例とさせていただきました。 症例は、24歳、女性。先天的には一重まぶただった。昨年他院で埋没法を受けて奥二重っぽくはなっている。でも御覧のように皮膚が余剰で眼窩脂肪の膨隆も残る。LF:挙筋滑
▼続きを読む
2016 . 6 . 9

先日のJAASで実演手術させてもらった症例の患者さんに提示をお願いしました。

私達が主宰しているJAASは研究会ですが、実はライブ手術の走りです。それというのも、機材と電送の専門家が必要だから簡単ではないからです。学会単位のライブ手術は過去に放映される事もありましたが、最近では割愛されるようです。それに比べ、JAASは年に3回以上はライブ手術とその説明の講演を執り行っています。当院等の手術室での手術を、100人は収容出来る会議場に画像と音声を電送し、双方向ですから術者がリアルタイムに質問にも答えます。術者は手を動かしながら、耳で聴いて、頭で考えて答えなければならないので、聖徳太子みたいな仕事です。それでいて時間制限があるので疲れます。 今回は私が2例担当しました。ただし考えてみれば動画を電送したのですから、静止画像はそこから起こさなければ存在しません。当日のデー
▼続きを読む