カテゴリー別アーカイブ: 未分類

2023 . 5 . 14

いよいよ上口唇短縮術をさせてもらいます。待ってました。

上口唇短縮術は私の救世主です。欧米では約20年前に学会発表されて、論文も手許にあったのですが、日本ではやはり遅れて約10年ほど前からよく行われる手術となったのです。当初は患者さんも二の足を踏んでいました。顔の前に傷跡が着くので怖がるのです。 美容外科で定式として、顔面の前面の見える線を切開する手術は、眉下と上口唇だけです。他には例えば、リフト手術は顔の横で耳の前の線は折れ返り線ですから目立ちません。前額リフトは生え際で目立ちません。鼻柱を切ってもW切開なら消えますし、対面では見えません。口角挙上術の傷跡は赤唇縁で見えません。上眼瞼の切開線は重瞼線ですから目を開いている間は見えませんし、アイメイクで隠せます。下眼瞼の切開線はまつ毛の根本で見えません。 眉下切開と上口唇短縮術の切開線
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2023 . 5 . 10

中顔面リフト後は広範囲剥離こめかみリフトで。上中下に分けるので夫々しっかり顔に張りを造りましょう。

約1年前にJowl に対する中顔面の広範囲剥離リフトを施行した患者さんが、こめかみリフトを希望されました。この数年来に利用している手順です。これまでの症例でもそうでしたが、現在私はフルフェイスリフトは出来ません。手術時間を要するからです。他の一部の美容クリニックでは、一日中手術するところもありますが、当院は手術時間を3時間半しか用意していませんからです。もっともこの数年来はスレッドリフトだけしかしない、または出来ない低級美容外科クリニックが横行していますから、美容外科クリニックは増加しても、切開リフトが出来るクリニックの割り合いは少なくなる一方です。何故なら二つの理由があります。広告宣伝やSNSで誘引しているクリニックは、安いかダウンタイムが短い治療を勧めて、数と売り上げを増やすビジネスモデ
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2023 . 5 . 8

MACS Liftと広範囲剥離Jowl Liftの組み合わせ法は定番になり、効果抜群で持続します。今回は更にもう一つ、上白唇短縮術の追加で人中を寄せて可愛らしさアップを。

下顔面を目標とした広範囲剥離リフト手術は、Jowlを無くします。Jowl,ジョウルは動物の垂れた顎です。辞書にも載っている一般英語です。人では、下顎骨縁の口角の下のマリオネットライン(これも人間を模した操り人形の割れた口の線)の外側に下顎縁のカーブより外下に膨らんでいる弛みです。ある患者さんは「おむすび型。」と表現していました。下膨れと呼んだ患者さんもいらっしゃいました。私は五角形と称したり、日本ではよくブルドッグと呼んで説明して来ました。 これまで何度も書いて来ましたが、Jowl の解消には広範囲剥離皮下リフトはお得です。お得というのは費用対効果です。USAでは20世紀に入って戦前に既にRhytidectomy,シワトリ術が発表されています。切って縫うだけです。すぐ戻ります。1974
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2023 . 5 . 5

何だか解らないけれど、鼻唇溝の内側に長年ある傷跡。無くしたいのですが、切除縫縮したら変形しそうなので、皮弁形成術を施行。患者さんも知っていました。

私、形成外科医としては大卒後入局して34年、美容外科医としては当初から父のクリニックでアルバイトを始めて33年になります。ですが、だから上手だとは自負していません。ただし、臨床経験は豊富ですから、いろいろな診療が出来ます。でもさらに言えば、多くの患者さんは医師の質と専門分野を知りません。近年はインターネットやSNSで画像を視られるから、結果は知り得ますが、中長期的経過は掲示していないことが多く、例えばなんちゃってリフトやプチ整形などでは持続性がないばかりか、跡が目立つのを隠すクリニックが横行しています。私がブログで提示している症例は3ヶ月の長期的経過を載せますから、明らかに長持ちしているにを観て、皆さん信頼して来院されるのです。最近ブログを観て来院した患者さんにも感動されています。 患
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2023 . 5 . 2

遠方から来院されても広範囲剥離Jowl Liftは受けられます。

この数ヶ月、昨年末から、広範囲剥離リフトが続きます。更に遠方からの患者さんが増えています。そりゃあそうです。どの患者さんに聴いても、広範囲剥離リフトを定番としている美容形成外科医は知らないそうです。いや私も実際は、この方法を定番にしたのは数年前です。実は十数年前に宇津木先生に大阪での学会の帰りの新幹線で同道した際に「靭帯法はたーいへんだぜ。」「でも最高に持続性が高い。」「次に長持ちするのは広範囲剥離リフトだ。」「皮下でしかまともにできないが保つぜ!。」と教えてもらったのですが、当院に来てからは症例が少なく、約5年前からこのブログで当たってから、どんどん増えた次第です。この患者さんはその症例の紹介です。 手術は侵襲が強ければ効果と持続性が高く、侵襲が少なければ当然に効果は得られても、持続
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