最近スレッドリフト,Thread lift 糸リフトが頻用されました。もちろん持続性はありません。でも逆に言えば、長持ちしないから頻回となります。それで良ければそれはそれでいいと思います。でも永久的効果を得る為には切開フェイスリフトを施行する他はありません。
では何故でしょう?。その前にリフト手術とは何かといえば読んで字のごとくリフト,Liftは持ち上げることです。弛みは皮膚、皮下脂肪、表情筋と支える靭帯が伸展し弾力がなくなるからですが、その結果として、支点である骨格からその表層への距離が増加するから落ちるのです。ですから重力に抗して持ち上げるしかありません。
リフト手術の持続性は、何がポイントなのでしょう。剥離と層です。剥離は持ち上げたい組織を支点となるベースの組織から剥がすこ
▼続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 未分類
目頭形成術は目頭切開(切除)術と目的が違います。蒙古襞を切除する医者は間違い!。Z−形成は本物の目頭切開!。=ただし今回の症例は他の手術と同時でダウンタイムが酷い=
何度も書いて来たので、読者の皆さんも食傷気味かも知れません。目頭切開手術としては、蒙古襞の切除は不可、不適、禁忌ではないでしょうか?。切開とは、切る事ですが、蒙古襞は被さりを取りたいからと言って、切り取り(=切除)しても、狗縮を解除出来ません。いや悪化します。形成外科領域では創跡の狗縮(引き攣り)を解除する治療を求められます。医学的に(科学的に)、狗縮の解除の為には切除は逆効果なのです。突っ張っている物を切り取ってもより突っ張るだけだし、創跡は線の方向にも縮まるので悪化する可能性があります。形成外科領域では、創跡の狗縮の解除の為にいくつものデザインと方法を開発してきました。しかし、最も効果的なのは60度のZ−形成です。
本症例の患者さんはブログを視て理解されていて、目頭Z−形成法に依る
▼続きを読む
▼続きを読む
口周りの手術は硬組織と軟部組織の組み合わせが必要となることが多く、私の手術が最終兵器!。
口周りの手術のための来院患者さんのうち、骨切り術後や歯科矯正中の患者さんの割合はどのくらいでしょう?。半分はないでしょうが、3割近いでしょう。どちら先かといえば、ほとんどは骨切り術後に白唇が伸びたために私に罹ります。逆に、私が口周りの手術をすると両額突出が目立つことになり兼ねないのに、都合によりまず口周りの手術を先行した患者さんも数人いて、やはりその後に骨切り術を受けたとの報告を受けたこともあります。
いずれにしても、口周りは三次元的解析が必要です。ですからいつも私は、正面像でも、側面像でも計測して手術適応とデザインを検討しているのです。ブログにも必ず記載していますよね!。今回はやはり骨切り術後に上白唇が間延びした患者さんです。中身(硬組織)を減らせば軟部組織が余って、しかも硬組織を後
▼続きを読む
▼続きを読む
遂に鼻唇角プロテーシスと鼻唇溝プロテーシスの同時手術。貴族手術だか、ネコ手術だか、じゃなくて私が元祖だよ!。
いきなりまた、気合の入った題名ですなあ!。まあまあ、落ち着いて!と諌められそう。何しろ逆に言えば、韓国でニックネームを付けて流行らせてくれたんだから?!、ありがたいと思います。そもそも元祖と言っても本当にそうかは判らないし、そもそも手術法を他の医師に明かしたのは開発者である亡き父です。それに美容センス=美容的素養、観点を磨いてくれば、この二つの手術を思いつく医師が出現するのは当然とも言えよう。
昔から、鼻唇溝=法令線(私は人相学の占い師ではないのですが、皆さんはこう呼びます)を埋める治療は求められてきました。”しわ、しわ”って患者さんは言うけれど、溝です。骨格的に折れ返り線で表情筋の付着が引きつけて凹む部位なのです。骨格的に貴族は平らで、偉そうな貴族は無表情だから鼻唇溝が浅いと見られた
▼続きを読む
▼続きを読む
遂に最終兵器を使います。口周りの手術ですが、今回は上白唇短縮術に鼻翼縮小術皮弁法の併施。でも今後もメンテナンスに勤しむ患者さんです。
毎回ブログ掲載をお願いして来て、顔面のバランスを取って、美容医療手術に励んで来た患者さんです。ブログをじっくり視て下さり、夫々の手術法の意味と目的を理解して来られます。私は出来るだけ詳しく手術法を説明していますから、ご覧になっていて手術法まで理解して、デザインもある程度検討して来て下さいます。私が書いて来たブログを最大限利用して下さるので、私は丁寧に記載していく糧となります。生涯一美容形成外科医冥利に尽きます。いやそう思わせて下さる素晴らしい患者さんに巡り会えた事が幸福です。お互いに!。
私は上白唇短縮術の専門家ではありませんが、確かに症例は多く、そのうち50%以上はブログ記載しています。白唇短縮術は経過が長く、ダウンタイム間の様相も強烈です。ですから逆に中長期経過を記載するブログは、
▼続きを読む
▼続きを読む