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2020 . 8 . 14

こめかみリフトは剥離次第!

リフト手術は読んで字のごとく持ち上げることですが、他の部位と同様に切る手術と切らない手術があります。当たり前のことですが、切らない手術は糸で引っ掛けるだけです。眼瞼でも鼻でも必ず皮膚からずっこけてきますから、戻ってしまうことがあります。リフトでは昔は、溶けない糸を入れたら長持ちしましたが、かなり多くの症例で糸が露出してきたりしてトラブルを生じました。今は溶ける糸を使っていますから露出は無いにしても、当然戻ります。糸の跡が瘢痕になり保てるという説は眉唾ものです。 なお移植術は保てます。入れたものは残ります。対してたるみの皮膚を切除して引き上げても、後戻りは生じます。皮膚は術後早期にもまた伸びるからです。チェーン店では皮膚を切除して`テキトー`に縫うだけの"なんちゃってリフト"が横行してい
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2020 . 8 . 12

これも口周りの手術です。鼻翼縮小術内側真皮弁法に鼻翼挙上術の併施。

この2ヶ月半というもの、忙しかったです。私は自粛に応じて銀座院の手術日を4分の2.5に減らしましたが、その枠は満員でした。何度も書きましたが、マスクで隠せるから口周りの手術の症例が以前よりさらに増えて、休みを取っているから手術後のダウンタイムをやり過ごせるから、顔面どちらの部位の手術でも受けやすい人が来院しました。宣言が解けてからでも学校が休みならまたリモート授業なら、手術を受ける人はひっきりなしです。 今回はやはり口周りの手術の一つです。と言っても鼻ですが、やはりマスクで隠せる部位です。この数年私が携わってきた口周りの手術は評判でしたが、最近載せる機会がさらに増えましたから、今後もまだまだ症例は止まらないでしょう。 症例は50歳女性。これまで口周りの手術を5回してきました。結果
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2020 . 8 . 10

とにかく口周りの手術の季節です。人中は、白唇は、鼻の下は、唇です。

この2ヶ月間私が施行した全手術のうちで、口周りの手術が半分くらいを占めます。多くはブログに載せています。マスクを強制されているからと、就労自粛に応じて周囲の人にバレない時期だからです。口周りの手術とは人中部の白唇短縮術と口角挙上術、さらに鼻尖と鼻唇角など鼻の下方が隠せるから、待ってましたとばかりに手術が続いています。 この患者さんには、白唇短縮術がすごく効果的であることが明らかな症例です。それは画像が証明します。でも術後経過中は判りにくいでしょう。この数ヶ月口周りの手術が多く、読者の皆さんも食傷気味でしょうから、術後2週間でダウンタイムが落ち着いてから載せました。 診察所見を記載します。症例は29歳女性。これまでに鼻中隔延長術。鼻背にプロテーシス。さらにGummy smile に
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2020 . 8 . 9

男性でも顔は使います。目力という生体機能は社会生活機能にも影響します。

美容医療とは、形態の改善を求める医療で標榜科目で言えば美容外科と形成外科の総称です。標榜科目とは広告に載せられる科目名です。法律で決まっています。美容外科は(美容整形という科目は標榜出来ません。)専ら美容的形態の改良を目的とし厚労省が保険に収載しません。形成外科は病気や怪我や腫瘍や先天的異常などの異常性(SD1〜2から外れる)が原因で形態異常を来した上に、軽度でもまたは社会生活上も機能的障害も伴うことがある場合に適応される科目で、保険収載されています。最近では科目名を組み合わせて、皮膚科が美容を目的の自費治療をするための、美容皮膚科という科目も標榜出来る様になりました。 美容医療の中でも眼瞼は機能的異常を伴うことが多く、一重まぶたは先天性前葉性(皮膚と眼輪筋)眼瞼下垂ですから、MRD2
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2020 . 7 . 29

切れ長整形が似合う人。クッキリ二重が似合う人。はっきりした顔立ちの人。

自粛宣言中は顔の下半分の手術に有用でした。私自身も就労回数を自粛し、手術枠を2/3にしていましたが、そのうち半分以上が口周り(鼻尖、鼻翼、白唇、口角、頤等々)でした。やっと解除されて出掛ける人も増えましたが、マスク装用はまだ半ば義務化されてます。それならついでに眼鏡で隠して眼瞼形成もしようと考える人が居ても良いのでしょう。でも通常の眼瞼形成術切開法後は、眼鏡では隠せない程のダウンタイムです。サングラスを要します。私も「サングラスにマスクでは怪しくないですか?。」と訊いてしまいます。余計なお世話でした。ダウンタイムをどうやり過ごすかは患者さん次第です。しかも個体差があり、ダウンタイムが社会生活に支障を来たす程の困る事のない人も居ます。本症例はその点で良好な経過でした。患者さんとの信頼関係が深い
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