本症例は他院術後例に対する黒目整形非切開法=切らない眼瞼下垂手術=NILT法での修正手術ですが、改善が見られます。この経過は使えます。
まずは両側眼瞼部の画像をご覧ください。
症例は38歳、女性。先天的には一重瞼だった。じれまで4回埋没法を受けている。その際に眼瞼下垂状態を指摘されたこともあった。目頭切開も受けた。
理学所見を取ると、眼裂横径25mm(一重瞼では平均25mm、二重まぶたでは平均26.5mm)、内眼角間36mm(一重瞼では平均36mm、二重まぶたでは平均33m)、角膜中心間62mm(平均60mm)と目は離れていないで、蒙古襞は残存し拘縮が見られ、しかも左側には傷跡の陥凹が診られる。LF11mmと正常下限眼瞼下垂ではある。左眼瞼の方が開瞼が弱いためッフェ
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唇は印象を変える。ただし3か月でも傷跡は見えます。
面白い症例で、組み合わせ手術による確実な結果を得るべくデザインに腐心しましたが、最終結果が出るまでは日時を要すると考えられます。3ヶ月で患者さんに評価はいただきましたが、まだまだ見せていただく事になりました。症例の紹介はコピペが主体になることをお許しください。
症例は40歳前後の女性。顔のバランスとして下顔面の割合が長いタイプである事を治したいと来院されました。「見た中で一番形がいいし、創跡の位置が適切で、それでいて創跡がほとんど見えなくなっているのはこちらだけです。」とお褒めに預かりました。
サイズ計測に入ります。鼻柱基部〜Cupid's bowの底を計りますが、15㎜でした。これまで書いて来た様に15㎜が基準です。実は私、一目見てあんまり長くないかも、でもなんかモッタリしてい
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目の縦横径が小さい。ラインもかくかく。平行型の二重を希望もいろいろ要素があります。
今回の症例はPuffy eye の典型例で、しかも眼窩隔離気味。目が離れていると目が開く訳がないという典型的な症例です。
症例は、25歳の女性。先天性一重瞼で数年前に埋没法をして一応ラインは決めている。とにかく目が離れていてだから開きにくい。二重のラインも自然なカーブに出来ない。2年前に切らない眼瞼下垂手術を受けたがラインは気に入らない。そりゃあそうです。内側がカクっと曲がっている。 今回重瞼線を平行にしたい。下垂は再発したから開きたい。切開してPuffy eyeを解消したい。目頭の拘縮が強いため目頭部が縦に突っ張るのを治したい。いくつかの点を同時に治すなら、やはりいつものやつが適します。
理学所見を提示します。内眼角間40mm、眼裂横径24mm、角膜中心間63mm。挙筋
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美容医療の神髄-歴史秘話第87話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その62”「銀座から地方都市へ4:美容形成外科学医」
16年目に医局を辞して開業するにあたり、E先生のクリニックを居抜きで継いだのですが、開業した結果私も臨床形成外科医会に加入しますし、学会の世界でも人脈が広がります。また父は元美容整形の非形成外科の美容外科医として昭和36年以来の開業歴ですから、一匹狼なのに人脈は広かったし、美容医療の世界でも顔役でした。しかもOm.先生とも交流があったのです。そしてE先生とも交流を深めていきました。話題は続き、そこから再開します。
私が北里大学に入局して2年目に、日本美容外科学会JSAPSを北里大学形成外科が箱根で主催したのですが、父も参加しました。Om.先生は特別講演を依頼していたのですが、空気が薄いせいか噴火の煙のせいか、冠動脈疾患が悪化したのです。とにかく運ばなければまずいと、形成外科医の伝説の人
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上口唇(白唇部)短縮術=鼻下切除術が流行です。2週間の経過を魅せます。
1年程前から流行となった上口唇短縮術の画像だけ羅列します。何故流行なのかの分析は次回に。
下に術前の正面層と右側面像。デザイン図=切除は4㎜です。
さすがに一言症例紹介をします。50歳代の女性。加齢に伴い弛緩し、口唇長18㎜となる。口角が余り下がっていない 。デザインは鼻翼基部〜鼻翼基部で可能。裏返りを僅かに求めて皮下脂肪層半層まで切除のプランとしました。
下に術直後の画像。創は目立ちます。腫脹も起きます。
下に術翌日の画像。腫脹が亢進します。併して運動障害も生じます。でも静的形態は良好化しています。
1週間で抜糸しました。まだ創跡は赤い線です。腫脹の改善は早いで方です。運動障害は解消しつつあります。
術後2週間ではメイクして来院さ
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