カテゴリー別アーカイブ: 美学

2018 . 8 . 8

口周りの手術を、使い分けました。遠方から有難う御座います。

予めメールでお問い合わせを戴いていた遠方からの患者さんです。メールで画像も送って来られて、一応手術適性が判る様にして予約いただくことも出来ます。 症例は25歳女性。白唇長:鼻柱基部〜赤唇炎中央=18mmと15㎜以上は長い部類。側方から見てC-カールはあり、正面像で人中は浅いが狭く、弓の形は明瞭です。E-ラインは直線上です。鼻翼幅が39㎜ですから鼻翼縮小術皮弁法を2.5㎜×2で34mmを目指したい。内眼角間距離も36㎜ですから、目頭の蒙古襞も、一辺4mm60度のZ-形成術で2.5mm寄せて33.5mmを目指したい。このように顔面の計測でプランを立てないと不自然なバランスになります。口角挙上術もしたいが一歩ずつ進めたい希望で後日としました。その際口唇幅は49㎜ですから、鼻翼や内眼角間との比
▼続きを読む
2018 . 7 . 11

鼻翼(小鼻と称します。)の幅は顔面とのバランス

鼻が丸い、大きい、低いのが目立つ。鼻は各部分のバランスです。鼻尖幅(影を見つける。):鼻翼最大幅=1:2が理想です。だからどちらを治すか、両方治すかは個体差を計測してから検討を要します。かといって鼻翼最大幅は小さければ小さいほどいいもというものではありません。顔の幅や目の間や口唇との比率も見なければなりません。画像でご覧になれる様に、顔の幅を見て検討しましょう。だから本症例では鼻翼幅の目標値を充分に検討しました。 実は患者さんはいくつかのアンチエイジング手術を受けています。鼻陵は高いのですが、鼻翼が大きいのです。 症例は59歳(私と同年)の女性。鼻翼最大幅40mm。30mmにして35mmまで戻るでしょう。実際には35mmまで縛ってから鏡で自覚的に見てもらい35mmで止めました。
▼続きを読む
2018 . 6 . 20

左右差は近づきました。片側眼瞼で見るとよく開いています。

眼瞼の手術症例のブログ提示が引き続いています。最近の症例は全例切開法の眼瞼下垂手術および重瞼術に、目頭切開は蒙古襞の拘縮解除を求める一辺4mm60度のZ-形成法が定式となりました。これがいいんです。結果が本当に良好なんです。その訳はこれまでも書いてきましたが、医学的、文化人類学的に、また生物学的に説明できます。だからとにかく、この手術を受けて生体機能と社会的機能(美容上の形態は社会適応です。)を向上させましょう。今回の症例は両側眼瞼下垂症でも、片側が重い患者さんですからよく判ります。 症例は27歳女性。2年前に眼瞼下垂症を指摘された。ソフトコンタクトレンズ装用歴17年で、挙筋筋力15mmと正常です。5年前S美容外科で埋没。その後左に眼痛、痙攣、頭痛を生じてきた。この既往歴から、C.L.
▼続きを読む
2018 . 6 . 20

小さな目の窓を標準に近づけました。お悦びです。!

数年前は眼瞼下垂手術と目頭の蒙古襞Z−形成術を多く提示していました。1年半前の症例等は来院患者さんがスマホで開いて「こうして欲しい!」と頼まれる程の評判です。ところが、数年来口周りの手術のブログ提示が急増して、毎週の様に提示してきました。最近眼瞼のモニター症例が少なかったのですが、先月に4例提示症例が続きました。私は術直後から定期的に経過を追って画像提示していきます。切開手術が主なので術直後はすごい画像となりますが、皆さんに経過を知っていて欲しいからです。その結果を参考にして手術スケデュールを立てる患者さんが沢山来院します。こうして術後3週間までの画像を提示します。 症例は31歳の女性。先天性一重瞼でアイプチではしわは出来ても引き上げはできない。しかも画像で見られる様にかぶれている。開
▼続きを読む
2018 . 5 . 23

質の高い口元の手術なら、この人には似合うし、社会復帰も早い。

いくつかのサイトで、私の行なう口周りの手術の話題が載っています。皆様に創跡が一番綺麗だとの好評を戴いています。 ○創跡が綺麗で目立たない。○形態の設定が適切。○手術前の評価が念入り。○美容学に基づいた顔面バランスの評価に依る手術法(デザイン)の選択が丁寧に為される。等々の評価を頂いている様です。私が真面目に診療しているからでしょう。主にブログに載っている画像と説明の内容が評価されています。ただし一部には、×カウンセリングが長くて面倒。×希望通りの切除量を避けたがる。等の悪評もある様です。更に×数症例に於いては創跡が見えるのですが、許容されています。 最終的に創跡が見えるのは、年間約100例のうちの一例以下で、それぞれに原因も考察されているから、読んでいる患者さんは理解しています。
▼続きを読む