口周りの手術は最終兵器だと提唱してきました。いやこれまでに、その様な患者さんが多く居たからそう思って来ただけでした。
実際に顔面の容貌は部品が優先事項ですから、眼瞼は二重でパッチリ開いているのが絶対条件ですし、鼻も低くて上向いていたら美貌と言えません。いくつもの治療法が駆使されて来ました。
更に顔面の輪郭も重要です。正面輪郭で顔が面長か幅広かエラ張りかも、頤の長さも適切な数値がありますし、側面輪郭で口がE-ラインより前にあるかとか、額や頬前(鼻の横)の前突の程度も理想的な形態があります。だから3次元的に診て輪郭はバランスが重要です。ここでも骨切りやプロテーシス、脂肪吸引等が適応します。
こうして、顔面全体の形態を整えていって可愛く美しくなって来ると、白唇短縮術を受けたくなり
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カテゴリー別アーカイブ: 口角挙上術
口周りの手術は私の定番手術です。丁寧に好結果を連発してきました。
本症例と近傍の症例は、私が夏休みを取ったために術後2週間は掲示しませんでした。ごめんなさい。だから逆に術前から術直後。その後の変遷を一気に掲載します。術後早期の経時的変化の理解に役立つでしょう。本ブログは広告ではありますが、読者の皆さんに手術後の経過を追って見せて、典型例や、何らかの原因での術後経過のバリエーションも知って置いてもらいたいからです。
本症例は、患者さんが乗り気で、いろいろな点で理解も深く、「森川先生にしてもらえて幸せです!」とか持ち上げてれる女性です。「日本一上手な先生だと評判ですから嬉しいです。」とも言います。ありがたいお言葉です。
こうしてブログ上で、画像を掲示的に掲載し見事な最終結果を載せてきました。細かく詳しく説明して、精密なバリエーションにも対応して、個
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鼻唇角プロテーシスを増量しました。こういうこともできるんです。
口周りの手術は白唇部短縮術と口角挙上術の併用法が主体です。口周りには鼻や頤(下顎尖)、歯や歯槽骨(歯の植わっている骨)など周囲の骨格も関係します。骨格を治してから口周りを手術する症例が増加しています。鼻翼は同時に治す様ににお奨めしています。鼻尖増高術を軟骨移植でする場合は、同時手術が難しく、しかも白唇短縮術と切開が近いので3か月以上空けなければなりません。
本症例では鼻尖は終了しています。鼻陵も入っていて不要。鼻翼は大きくない。頤も出来ている。唯一鼻唇角が喰い込んでいて、上にある点が問題でした。
その為に白唇が長いのも認識していました。鼻唇角の下制は移植が必要ですが、耳介軟骨では不足なケースが多く、シリコンプロテーシスが適応します。ただし多くの若造の美容外科医は知りもしません。そ
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加齢による白唇伸展は適応性高い。可愛い顔貌の中で治せる部。
症例は59歳の女性。私と同い年です。遠方なのにお馴染みの患者さんです。初診時にすぐ気付きましたが、年齢の割に可愛いのです。一目見て、「南方系でしょう?。」と聞きましたら、「いや〜家系図にはないんですけど。」と答えられた。でも顔立ちは南方系。そういえば夫婦で来院されたこともあります。ご主人は可愛い奥さんと連れ立って楽しそうでした。画像にはありませんが、目がぱっちりして近く、彫りがある骨格。優しい人。日本人は北東アジアの変異遺伝子と南方系の遺伝子の混血です。二重まぶたと一重まぶたの二人種がいるのもそのためです。でも一部に偏りが濃く残っています。一般的に二重まぶたの人は南方系ですが、二重まぶたの方が美人とされます。沖縄出身のタレントさんが可愛いのもそのためです。ちなみに私の妻も鹿児島出身で、5歳下
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歯槽突の症例は白唇短縮術に口角挙上術の併施が適切。
歯槽とは、歯牙(歯)の植わっている骨のことです。歯は噛む為の臓器ですが、ついばむ作用もあり、鼻や頤よりも前にある方が使い易いのです。ただしそれは人間以外の動物のことです。人間は(一部の類人猿も)手を使い食べます。それが進化の一つです。正視なら口を前に出さないで、手で箸やカトラリー類を使い、約30㎝の距離から持っていって食べることが出来ます。読み書きするのも30㎝前後が楽です。細かい道具(パソコンなども)を使うのも同様です。つまり人間は食べる姿勢も上半身は直立するから安楽なのです。頭を使う仕事でも見易く安定した姿勢なのです。つまり人間は細い作業時に、目と手を使い易いから進歩してきたのです。その結果啄ばまなくなったのかもしれません。だから人類は口が鼻と頤より後ろにあるのが標準です。とはいってもバ
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