2015 . 5 . 15

黒目整形だけでもアーモンドアイの1週間後

先週に症例提示致しました患者さんが今週再診されましたので、お約束通り提示させて頂きます。

前々回は`黒目整形とZ−形成法による目頭形成でアーモンドアイ!`でした。本症例の前回のテーマは、`黒目整形だけでもアーモンドアイ効果` でしたが、黒目整形だけでもアーモンドアイにできる症例でした。これまで多くの(70%以上)の症例に、当院独自の目頭切開と黒め整形を駆使して、アーモンドアイを作り出してきましたから、黒目整形だけでアーモンドアイを作るとなると、気合いが入ってしまいました。

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その結果上左図が術前、右図が術直後ですが、オーバーコレクト; over correction 気味ですかね?。いや実は術直後はoverになるものなんです。写真を載せると、皆さんビビってしまうと思いますが、そうゆうもんなんです。

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上の術直後の近接像を見ると「やり過ぎじゃあない?」と言われそうです。

アーモンドアイとは、涙敵型の窓を、内側がちゃんと開く様にすることで作り出すのです。蒙古襞が原因となっている場合は当院の得意とする、Z−形成法による拘縮解除術=所謂目頭切開が必要となりますが、ご覧の様に、目頭の被さりが多くないため、赤肉(=涙湖と言います。)が一部見えている場合、目頭はいじりません。本症例はそうですから、黒目整形NILT法=切らない眼瞼下垂手術で内側を強化する方法となりました。手術に臨んで勢い力が入りました。上図までは直後の経過ですが、このくらいしてもすぐに丁度良くなります。下図が1週間目です。

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実際には、いつに丁度良くなったかは私にも判りません。ずっと見ている訳にはいかないですからね。右目の内側が開きすぎて、二重が無くなっていたのが、1週間では、一応二重が平行型になっています。しっかり目が開くと魅力的です。

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術後の二重はあくまでも全く平行幅ではなくなっていますが、これがいいラインでしょ?。アイメイクが乗り易いと思います。術前は、二重のラインと瞼縁が全く平行ですが、それは瞼縁が挙がっていないからです。比べてみましょう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA術前OLYMPUS DIGITAL CAMERA術直後OLYMPUS DIGITAL CAMERA術後1週間

術前は眼瞼下垂状態です。眠そうな感じっていうか!。眼瞼下垂状態では二重が広くなります。少なくとも、内側が落ちていて外上がりの窓。ここでは、涙滴型と表現しています。

術直後は開き過ぎでした。二重は狭くなり過ぎと言うか右なんかは消失に近い感じ。オーバーコレクションです。ちょっと恐くなっています。実はクリニックを出るまでの数十分でそれなりに戻りがありました。前回説明しました如く、麻酔等の影響です。そうでなければ出歩けないでしょ。

1週間で来院されました。まだカクカクしていますが、重瞼ラインは出てきてますが、開瞼はちゃんと保たれています。いい感じに近づきつつあります。次週が楽しみです。

今回の症例の経過提示はよく解ると思います。今後も中期的経過を載せていきます。皆さんにも参考になると思います。