カテゴリー別アーカイブ: 真皮縫合

2023 . 11 . 27

なんとこめかみリフトの3回目。狙いを定めて引き上げます。

このブログは私自身が画像をトリミングして載せて、説明を記載しております。結構手間が懸ります。大体自費手術症例の半数が希望されます。手術部分だけ載せるなら料金を20%オフにしています。正しくは広報に協力してもらう為にこちらがお支払いしている形です。広報とは読者の皆さんに美容医療の内容と経過を例としてお伝えすることで、あらかじめ内容を理解して頂き、結果が予想できて希望を汲み取り易くすることと、いざ受ける際のスケデュールを立て易くする為でもあります。好結果の症例だけを選んで載せているのではないので、事実として捉えられるので、正直が好感を得ているのです。 ところで聴くところによると、S.では画像改竄していました。そして今や、厚労省のパトロール隊が監視しているので、S.やTC.はイメージ戦略のT
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2023 . 10 . 20

7年前から診ている患者さん。徐々にJowl が垂れてきたら Lift が適応。広範囲皮下剥離なら効き、長持ちします。

題名にある様に、私のブログに載る手術症例はリピーターが多いのです。リピーターと言っても、注入や当て物だけでなく、手術症例もリピートされます。これには二つの理由があります。 一つには、それまで私が注入などの簡便な治療(いわゆるプチ整形)をした患者さんでも、ただ打つだけでなく、私が美容的素養を披歴して、患者さんもノって、美について語ってきたからです。そんじょそこらの若造と違って、美容形成外科医としてのキャリアーが長いのは経歴を見れば判りますし、幼少時から父に仕込まれました。前にも書きましたが、父に同行していたら、「あそこに歩いてるのが美人っていうんだぜ!。」とか教えてくれたものでした。美容的素養は目で見える外面的観点だけでなく、内面的または精神的観点、社会的観点まで仕込まれました。チェーン
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2023 . 8 . 25

こめかみリフトが流行っていますが、今回は2回目で、上方を追加して眼瞼に効かせます。中顔面リフトの上半分狙い。

私がよく行う皮下広範囲剥離リフトは、時間と侵襲度の為に上中下に分けています。その前に一般人や不勉強な医師が間違っている、上中下の顔面の分け方を説明します。医学的な上顔面は生え際〜眉下、中顔面は眉下〜鼻下、下顔面は鼻下〜頤先端です。等量がバランスが良いとされています。レオナルドダビンチが提唱しました。でもあえて言えば、白人の基準ですから黄色人種とは値が違います。目の上下や口の上下でわかるのではありません。それでは比較になりせん。 本当は上顔面リフトは前額部リフトですが、適応者は少ないです。これまでに私のブログに2例載っています。額は顔面の中で最も血行が良いので腫れが多く、ダウンタイムが長い部位です。下顔面リフトは主に下顎縁の上のたるみを引き上げる、いつものJowl liftです。耳前部か
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2023 . 8 . 3

人中部の上を中心とした上白唇短縮術の二回目。実は一回目は私の初の症例です。同時に頬のコケ=頬骨弓部の下の段差にPRP

近々9月末に北海道札幌で日本美容外科学会 JSAPS, Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery があります。発表を依頼されました。日本に二つある美容外科学会の一方の形成外科トレーニングを受けた美容外科医の集まる側の学会です。お題はやっぱり、”Rejuvenation 口唇”です。Rejuvenation とはJuvenile,若年を、Re, 再現する、つまり若返りです。口唇は10年で1㎜伸びますから、若返りの為には欠かせない手術です。もっとも若年時から長い人も居ますから、Rejuvenationに限りませんが・・。ちなみに昨年にはもう一つの日本美容外科学会 JSAS, Japan Society of Aesthetic Surgery でも依頼
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2023 . 7 . 15

広範囲皮下剥離を旨としたリフト手術は部位ごとにしましょう。今回はこめかみリフト。遠方からでも次に進みます。

先日に日本美容外科学会,JSASがありました。我が国には同名の日本美容外科学会が二つあります。一方の形成外科医が作ったのがJSAPSで、もう一方は非形成外科医が作ったJSASです。JSASはビジネス系でチェーン店やその出身者がほとんどで最近では美容皮膚科医も参入しています。JSAPSは大学病院等で、最低でも6年間は形成外科を研修してからでないと正会員になれないので、学門的です。最近は二股の医師が増えましたが、数年前までは一方しか入れませんでした。私の父はJSAS側でしたが、JSAPSと二股でした。私は大学で研修しながら当初からJSAPSに入会し、10年目にはJSASにも入会しました。 ビジネス系なら、患者(彼らは客、またはクライアントと呼ぶ)を増やすために、やはり”切らない”痛くない”
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