カテゴリー別アーカイブ: 真皮縫合

2022 . 5 . 9

どこの出身にしても上口唇は伸びます。人中だけでない上代唇短縮術は適応。

中華人民共和国出身の患者さんが戻りつつあります。とは言っても日本在住者です。逆に中国には帰れないので、美容医療を日本でしか受けられないのでしょうか。 私は日本人です。日本人は東アジア人で、いわゆる黄色人種です。人類の人種を三つに分けると、他にも派生種はあるにしてもアジア人はモンゴロイドと呼ばれます。そして東アジア人は新古のモンゴロイドが混血しています。新モンゴロイドは、シベリアか満州で寒冷地適応で変異した民族ですが、一重瞼と非わきがを特徴とします。最終氷河期後に南へ移動して東アジア人と混血しました。日本には古墳時代までに少しずつ移動しました。中国では、その後も満州族の清国人と漢民族は混血しています。 人種間で顔面や身体の特徴は厳然とありますが、環境因子も影響しますし、加齢変化も必
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2022 . 4 . 26

いくつかの美容医療を私に託して来た患者さんですが、いよいよ口周りの手術を受けたくなりました。

おっとりとして優しい物腰の患者さん。この一年以内にいくつかの美容医療手術をさせて頂きました。実は当院に来院後、手術の得意でない形成美容外科医では無い医師に罹り、物足りない経過で私の方に移って来たのです。その際私が前医を批評して、患者さんに「ディする記事は面白いけれど大丈夫ですか?」と問われた事があります。いや〜私は、一般論を述べただけです。 美容医療を診療するのは、日本では美容外科と形成外科の二つの科目で、最近では厚労省が細分化して、美容皮膚科も”標榜科目”(脚注)に入りました。さすがに美容整形は診療科目名としては標榜禁止です。戦前は眼科医や耳鼻科医が細々と手を付けていた美容医療を、戦後(美容)整形外科と称して多くの医師が参入しました。GI相手の女性向けに始まり、芸能人が皆当然の如く受
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2022 . 4 . 18

年月を経ての上白唇短縮術の2回目が続々希望されています。ブログに多数載っているし、一回良くなるとさらに求めます。

外科系の医師は複数回手術をポリサージェリー,Poly surgery と言います。いろいろな部位を次々にする場合。一回目手術で上手く行かなかったから、直ぐ二回目をして治そうとする場合。更に上手く行かなくてもう一回と、どつぼに嵌る事もあり得ます。 いくつかのデメリットがあります。先ず創跡の瘢痕が成熟していない3か月以内の手術は、切りにくいし、創傷治癒過程も不良の可能性があります。ですから二回目の手術は必要性に依ります。麻酔は、局麻なら数時間で回復しますが、全身麻酔は回復に数日を要します。内臓への影響です。もちろん費用や手術スケジュールの負担も重なります。何れにしてもポリサージェリーは医療資源を消費するので、患者さんの利益とリスクのバランスに依存します。 そう考てみれば、年単位(4半
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2022 . 2 . 24

口周りは複数回手術が適用しますから、何例かブログに載せたら、次々に希望者続出。

表題に書いた様に、口周りの複数回手術の患者さんが増えています。一度上白唇を短縮すると、可愛さアップし、またはセクシー度が挙がります。所謂「鼻の下が長い。」のは優しいキャラクターを損ねるからです。多くの患者さんは好感度アップを求めます。または治療を受けたい人はその面に意味を見出しています。その意味で複数回の上白唇短縮術は、見事に効を奏します。 でももう一つ、私はこの手術に於いて、創を綺麗に治す為に丁寧に縫合しますが、本当に結果が綺麗なのはSNS上でも有名です。形成外科の技術を長年修練した美容外科医で、上口唇短縮術を上手に出来る医師は、本邦に数名しか存在しません。逆に、非形成外科の美容整形屋は真皮縫合の技術を身に付けていないので、創跡が目立つ結果になります。時折その結果を見かけます。
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2022 . 1 . 28

さすがに最近、自粛生活が明けてから減った口周りの手術。マスク生活ならまだ出来ます。

標題は矛盾しているかも知れません。もう約2年近くになりますが、昨年の3月以来自粛生活が繰り返されてきました。多くの職域が縮小され、一部はテレワークも奨励されました。付随して対面時にはマスク着用が奨励されました。私ともは医療機関ですから診療を続けましたが、日常的に出掛けにくい風潮ですから、さすがに来院患者さんは減りました。 ところでブログを見直してみたら、私は口周りの手術を5年以上前から行ってきました。主に人中だけでは無い上白唇(鼻の下は白唇,はくしんと読む)短縮術と口角挙上(実際は口角移動)術を併施してきました。本邦で最多の症例数だったと考えられ、昨年学会で統括的発表もしました。この手術ではブログ掲示する所謂モニター症例が多い為、学会提示も容易で最多でした。ところが昨年4月から、相次ぐ
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