昨今TVCMやSNSで、リフト手術と称した広告が横行しています。あくまでもビジネスで、要するにコマーシャリズムです。非形成外科医の経営するチェーン店は、資金力があるから、政治献金に勤しみ、この10年間で医療広告内容の規制が緩和されました。結果的にやはり、あるべきでない間違った方向へ向かって来てしまいました。
特にTVCMが目に着きます。S.やT.が沢山流していますね。私も昔CMを打っていたことがあります。銀座美容外科では、全くもって医療法で規制される名刺広告とイメージ画だけでした。それが今や、間違った売り文句で、嘘の医療内容が流れています。T.の気持ち悪いイメージ広告も横行しています。ちなみに、ゴールデンタイムの15秒スポットCMは、未だに一本100万円が相場です。彼らは1日30本とし
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やはりリフト手術は部位を分けて、剥離腔も変えて、特にこめかみリフトは何度でも可能です。
GW,Golden Weekだっていうのに、いやGWだから、手術がひっきりなしです。美容医療に於いては、休みの日に取り組む患者さんが多いからです。実は本症例の患者さんは、昨年のGWにもこめかみリフトを受けました。例年行事となってます。
一般的に医療機関は、診療時間を申告します。診察時間つまり日常的に対応する日時は、開院時または変更したら適時、保健所に届けなければなりません。なお医師には応召義務というのがあって、必要時には常時対応しなければならないのです。ただし通常病院(入院20床以上)には当直医が義務付けられていますから対応しますが、クリニック(医院または診療所)では診療時間以外には医療従事者が常駐しなくて良いので無理です。ところで、診療時間の届け出の際には地域の医師会が関与します。競
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隆鼻術の定番。鼻綾(はなすじ)にはI型プロテーシスが適切。鼻尖には軟骨移植が安全で綺麗です。
一般の医療に限らず、美容医療を診療する際にも、医学的な見地が必要なのは当たり前です。そこには学術的な裏付けも求められます。学術的とは、その分野の学会で集約された現在の医療水準に則っているかです。美容医療の分野なら、ほぼ全員が日本美容外科学会に参加しますから、全員が演題を視聴して、盛んに議論をすれば、その時点の美容医療の分野のコンセンサスが、確立することになる訳です。これが学術性です。解りやすく言えば医学(科学)的です。
ただし、本邦には二つの美容外科学会があります。形成外科の専門医を持つ美容外科医が所属する日本美容外科学会,JSAPSがその一つ。もう一つは形成外科医ではなく、新人から美容外科チェーン店に入職したり、他科で研修した後に転科して、ほとんどがチェーン店の美容外科に入職した医師
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今回は2vectorこめかみリフト。Malar,ゴルゴ線方向とJowl,Buttress方向へ。時間を用意して長くなくても超広範囲剥離で、ドッグイヤー修正も必要。
こめかみリフトの3部作が載っています。そして遂に、今回は複数方向への剥離操作が加わりました。リフト手術は切開線の長さでフルフェイスリフトとかミニリフトとか呼びます。当院で定番のMACS lift (私はJowl liftと呼んでいます)は切開線の長さが中ぐらいです。主に下顔面を目的にします。結果的にこめかみ部からの中顔面へのリフト効果を追加したくなります。ただし剥離方向で中顔面と下顔面を使い分けることが出来ます。
でも患者さんは、「何故バラバラにリフト手術を執り行うのか?。」と訝るでしょう。
二つのポイントがあります。一つは、長い切開のリフト手術では、全身麻酔が必要だからです。全身麻酔や静脈麻酔は設備と道具を要します。当院にも備えていますが、専門に麻酔に携わる人が必要です。しかし
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鼻稜にはI型プロテーシスで、鼻筋はまっすぐに。鼻尖には耳介軟骨移植が定番で、3枚重ねでツンっとさせました。
副題:鼻の非吸収性注入物は、適切な位置に入れないと却って形態不全になるという典型例です。
外国といっても中華人民共和国です。実際には中国は美容医療の後進国です。何しろ一応共産主義国ですから、建前上国民は平等です。だから一人だけ美しくなってはいけない筈なので、美容医療は禁忌だったのです。数十年前に解放政策が執られてからは政策が変わって、美容医療も徐々に容認されましたが、あくまでも経済的に上昇させることを重視してきました。そもそも指導者がいないので医学的な進化は求められません。
ですが、三国志に重瞼術の記載があります。本来中華国は文化文明が発達していたのです。美容医療も文明です。あんなに広い国に、あんなに多くの国民が居るのだから、政治的文化が発達しなければ統合できないので、独裁的でも
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