カテゴリー別アーカイブ: 日本美容外科学会(JSAS)専門医

2021 . 5 . 1

こめかみリフトは適応症例が限られますが、広範囲剥離なら効果抜群です。

フェイスリフトは読んで字の如く、顔を持ち上げる手術名です。だからこの言葉だけでは手術法を意味しません。部位も顕しませんし、効果や持続性も不明だし、患者さんにとっては手術法は術中に知り得ないのでブラックボックスです。 部位で分ければ、上から前額部から眉上から上眼瞼部を引く。こめかみから頬前や目尻を挙げる。耳前部から口角の横のJowl の膨らみを引き上げる。耳後部からはい際を皮弁状に引いて下顎下から頸部を引き上げる手術があります。全部同時には全身麻酔で8時間以上要しますから、費用も嵩みます。私は分けて行います。上中下に分けると局所麻酔で3時間前後で可能です。 手術法のバラエティーは、剥離層と剥離範囲が、効果と持続性に繋がります。もちろん糸で挙げる場合剥離は滅多に行われませんがトライし
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2021 . 4 . 27

白唇短縮術後と口角挙上術後は嬉しくなって、追加手術をしたくなるのはこちらも嬉しいです。でも逆に2回法の方が成績は良好です。

口角が下がるのは鼻唇溝の内側の軟部組織が伸展するからです。つまり上白唇は全体を短縮挙上しなければアンバランスになります。加齢で長くなる白唇に関して、経年的には10年しか診てきていませんが、平均値を世代的に診ていくと十年で約1㎜ずつ伸展しています。この数値は長年計測してきた私ならではの知見です。 なお唇は赤い部分だけでなくその上の皮膚まで唇です。赤い部を赤唇、皮膚の白い部分を白唇と称します。英語でVermillionとWhite lipと書きます。先日USA在住の人にも確かめました。唇は擬態としてセックスアピールを魅せますが、アジア人は宗教的にか、また先日の問題を見ても解る様に科学的な民度が低い為にか、性的な言動を忌避するため口唇を意識しませんから、赤唇と白唇を知りません。実は形成外科医
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2021 . 4 . 20

いろいろな美容医療を受けてきても、上白唇が長いのは明白で、今回二段階で短縮しました。

私は粗製濫造しません。丁寧に手術します。ところで、手術に臨む前段では広告やSNSが誘引する手段ですが、私は唯一ブログだけで紹介しています。そこでは詳しい説明と歴史まで記載して、真面目な啓蒙活動をしています。本来美容医療は患者さんのためになる筈ですが、間違った情報は患者さんの為になりません。何故そうなるかと言うと、美容外科の患者さんは本当の意味での口コミ(オープンにして伝える)を控える人がほとんどですから、美容医療クリニックは自らの優位性を広告して誘引するしかないのです。その中で、私はちゃんと学会でも認められた医学情報をブログで提示してきました。 こうしていざ患者さんが来院したら、多くの患者さんは私のこのブログを視ているから、知識を持ってきます。でも患者さんは一人一人違う顔です。私は理想
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2021 . 4 . 19

鼻は口周りですが、当初から改良の希望でした。何十年前のシリコンプロテーシスは危なくなくてもショートノーズ変形を来したのです。

シリコンプロテーシスによる隆鼻術は定番でした。アジア人は鼻が低く、戦前から数少ない耳鼻科医に手を着けられていました。象牙がよく使われました。私は抜いたことがあります。その後もアクリルや、他種の骨なども使われましたが、逆に人の生体に親和性があるものは中長期に合併症を起こすのです。1960年代半ばにシリコンプロテーシスが使われ始めました。シリコンはケイ素=石ですから、身体に対する物質的な障害は起こしません。逆に身体に癒着しないから動くという問題はあります。また加齢による経年変化で皮膚に負担がかかることがあります。 私の父は遅くとも50年前にはシリコンインプラントによる隆鼻術の名人として、特別な集団(芸能界と銀座のクラブ)のには有名でした。外人顔に近づける中心分野でした。戦後進駐軍のGIにぶ
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2021 . 4 . 19

懸案の口唇縮小術。赤唇が厚い男性は品性の為に切除が適応。

何度も記してきましたが、口唇は赤い部位だけではありません。赤い部位が赤唇、その上の白い部位も口唇で白唇と書きます。読み方は’せきしん’と’はくしん’です。白唇を【鼻の下】と著すことが多いのですが、部位の名称になっていません。白唇と著す方が逆に解りやすいと思いませんか?。 洋語にはちゃんと単語があります。VermillionとWhite lipです。ご存知の人もいると思いますがVermillionはColor,色の種類です。赤唇の色を表します。綺麗な言葉でしょう?。White Lipは訳すと読んで字の如くです。形成外科医は口唇裂の治療に携わるから、口唇の正常な形状を学びます。口周りは繋がっていても、各部位ごとの解剖学的構造を知らなければ、口唇裂の手術をできませんから用語を世界共通にしなけ
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