この数ヶ月、昨年末から、広範囲剥離リフトが続きます。更に遠方からの患者さんが増えています。そりゃあそうです。どの患者さんに聴いても、広範囲剥離リフトを定番としている美容形成外科医は知らないそうです。いや私も実際は、この方法を定番にしたのは数年前です。実は十数年前に宇津木先生に大阪での学会の帰りの新幹線で同道した際に「靭帯法はたーいへんだぜ。」「でも最高に持続性が高い。」「次に長持ちするのは広範囲剥離リフトだ。」「皮下でしかまともにできないが保つぜ!。」と教えてもらったのですが、当院に来てからは症例が少なく、約5年前からこのブログで当たってから、どんどん増えた次第です。この患者さんはその症例の紹介です。
手術は侵襲が強ければ効果と持続性が高く、侵襲が少なければ当然に効果は得られても、持続
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カテゴリー別アーカイブ: 日本美容外科学会(JSAS)専門医
加齢で深くなった法令線、医学的には鼻唇溝。鼻翼の側方の三角形の窪みだけプロテーシスで埋めれば”線?、溝?”も見えなくなります。。
明けましておめでとう御座います。2023年のブログの書き初めです。とか言って、昨年12月中は手術三昧で、大きな手術が多く当然モニター希望の症例も多いのでしたが、新たな版を描きませんでした。正直忙しかったからではありますが、実はもう二つ、ブログを書くアプリが更新されて使えなくなったのと、いつもクリニックで使っているPCが壊れたというか古くなって動きが落ちたので書けなかったのです。やっとMacを買い揃えて、ソフトの使い方も専門家に教えてもらって、今年に入ってやっと、順次ブログを書き始めました。ところで本当にブログは私が書き連ねているからこうなったのです。その証拠です。文章も面白いと言ってくださる方がいらっしゃいます。でも本年の何回かは前振りを割愛します。アッ、この文をを前振りにします。それでは書
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MACS Liftと広範囲剥離Jowl Liftの組み合わせ法は定番になり、効果抜群で持続します。今回は更にもう一つ、上白唇短縮術の追加で人中を寄せて可愛らしさアップを。
下顔面を目標とした広範囲剥離リフト手術は、Jowlを無くします。Jowl,ジョウルは動物の垂れた顎です。辞書にも載っている一般英語です。人では、下顎骨縁の口角の下のマリオネットライン(これも人間を模した操り人形の割れた口の線)の外側に下顎縁のカーブより外下に膨らんでいる弛みです。ある患者さんは「おむすび型。」と表現していました。下膨れと呼んだ患者さんもいらっしゃいました。私は五角形と称したり、日本ではよくブルドッグと呼んで説明して来ました。
これまで何度も書いて来ましたが、Jowl の解消には広範囲剥離皮下リフトはお得です。お得というのは費用対効果です。USAでは20世紀に入って戦前に既にRhytidectomy,シワトリ術が発表されています。切って縫うだけです。すぐ戻ります。1974
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口角挙上術単独施行は効果がバッチリ得られます。可愛い女子には第一選択です。
初登場ですが、長年私に罹って来た患者さんです。実は中国出身者で、3年前までは中国に行っては患者さんを見つけて連れてきて、美容治療を受けに来ていたのですが、3年間は不可能でした。
これまで、いくつかの手術もさせてもらいました。その結果には満足され可愛く出来上がっています。写っている鼻尖も可愛いでしょ?。眼瞼も綺麗ですが、個人認識不可なのでトリミングしています。患者さんに紹介する際に、自分が受けた手術なら、魅せて教えられますから、連れてこられた患者さんは、来院時にすでに理解されてます。他にも何回か看た治療法に対しては、予め説明しておいてくれて、患者さんは標準的な経過と結果を知っているので、患者さんも私も安心して受けられます。コーディネーターとカウンセラーも兼ねてくれるありがたい患者さんです
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目頭切開術で可愛い女子をぱっちり系にします。ついでに重瞼は埋没で強化します。同時に下眼瞼縁の母斑(あざまたは大きなほくろ)切除と植皮術の結果を修正しました!。
形成外科と美容外科は、別の診療科目名です。前者は傷病等の原因がある形態変化を取り戻す、または変形を防ぎながら治す医療で、原則的に保険診療です。後者は正常範囲(一般人には違いが分かりにくいのですが、医療側には基準があります)の形態をより美しく変える、または経年変化へ対処する医療で、自費診療です。形態的改善を目的とする点では同じでも、対象が違うのです。ちなみに基準は学術的に議論されますが、保険診療の対象は国が決めます。ただし形態的改善の為の技術と知識は、オーバーラップします。また一部の対象患者さんはオーバーラップします。その知識と技術とは何でしょうか?。
いろいろな科の医師とも議論してみたのですが、医療の知識と技術と経験は、大学医学部を出て国家試験に通った段階では、臨床的に診療中に足りる水
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