カテゴリー別アーカイブ: 美容医学博士

2018 . 11 . 16

人中部白唇短縮術単独症例も流行っています。

口周りの手術は最終兵器だと強弁してきましたが、これで最後の手術にしたい人も居れば、まだまだ次の計画を立てている人も居ます。結局骨も影響する症例もあるからです。去年までは骨切ったら口が余った症例が良く来ましたが、今年に入ってからは、まず私に罹って、口周りの診察を受ける人が増えました。私はベテランですから美容コンサルタントも兼ねています。やはりE-ラインを改良した方がいいなら告げます。症例によっては「やっぱり先生の言うとおりですよね!、骨が先ですよね。」さらに「実はどこそこに予約しているんですが、どうですか?。」と無理な質問をする人もいれば、「ならば、骨切り受けてからいつならいいですか?。」と真面目に考えている人も居ます。そういう人は、私が「ちゃんと経過を見せて下さいね?!」と言って待っていると
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2018 . 11 . 15

このところよくある3点セット:人中部白唇短縮術+口角挙上術+鼻翼縮小術皮弁法は戻らない。

このところ3点セットをブログ提示する機会が4例続きました。流行っている訳ではありません。ブログでの啓蒙活動が効を奏しているのでしょう。ただしいまだに上口唇短縮術を人中短縮術と称する患者さんがほとんどです。人中だけ短縮するなんてありえません。それに人中という意味を知らない患者さんが多く、私が「手術で人中を強調しましょうか?。」と言っても、人中とは何かさえ知らない患者さんがほとんどです。もちろん私のブログを読み込んでいる人は、その意味を理解して来院されます。 患者さんがそうなら、医療者側にも多く居ます。特に美容外科の世界では目に付きます。一般的にほとんどの美容外科医は、患者さんを細かく診察しないで、皆に同じ様な診療をしようとします。治療行為により料金が発生しますから、診察には時間単価を取ら
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2018 . 11 . 8

口周りの手術は鼻も考慮して先が長い。

口周りの手術に邁進しています。ただこのところ、合併症症例の割合が多い様です。他院で口周りの手術を受けていい形が作れていない症例。むしろ左右差等困った症例。骨切ったら口が余った症例等。三番目のは合併症と言うより織り込み済み症例でもあります。 鼻は口唇の上です。口唇の白唇は鼻の下です。赤唇は白唇の下です。そう考えると先ず白唇を短縮して、出来れば同時に口角を挙げると、白赤とも改善し、次に鼻を治せます。赤唇も白唇短縮時に形態を変えられます。 もちろん先は長くなります。でも口周りの手術の第一人者として、誠心誠意取り組んで挙げたい症例です。口周りしか画像提示出来ませんが、実際には優しい雰囲気の可愛い女性です。今後見て行きましょう。 症例は26歳、女性。来院時口唇のティントで荒れて赤唇が
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2018 . 11 . 7

人中部主体の上白唇短縮術単独の先行が第一選択です。

最近症例がさらに増えています。口元の手術を毎日しています。他の眼瞼や鼻の手術やリフトの手術は糸だけでも入りません。当院は手術時間を3時間45分しか設定出来ないので、二時間以上掛かる白唇部短縮術+口角挙上術は日に一例しか受けられません。対して白唇部短縮術単独は1時間45分以内ですから日に二例出来ます。私は銀座で四日、大阪で二日勤務していますが、結果的に週に7例の口元の手術をした事もあります。その中で一定の割合でモニター(ブログ掲載症例)も増えています。今週は立て続けに四例載せます。その中でも特に結果が可愛い症例です。実はどの症例も可愛くしています。どの症例も悦びますが、本症例は特に悦んでいました。 症例は34歳、女性。本年6月に来院。 他院で目頭と下垂手術をして修正している。眼瞼の
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2018 . 11 . 2

人中部主体の白唇短縮術で可愛く!。口角は二次的に?。

このブログを見てきた皆さんなら、一目見て適応だと判るでしょう。美容医療に於いては、数字的にどうこう以前に見た目での診察は重要です。私も来院した患者さんを計る前に「ナゲェーっすねえ!。」と言ってしまうことがあります。もちろん即座に計って告げます。そして私が「任せて下さい。傷跡は日本一目立たなくなる様に丁寧に縫合しますよ!。」と言えば、患者さんも立ち直ってニコニコして「お願いします。」か、「だから沢山縮めて欲しい。」とか訴えます。私は「原則5mm以下にしましょう。傷跡が拡がらないで目立たなく保てるだけでなく、拡がればその分後戻りする訳ですからね。」と言って薦めます。《丁寧に!》が鍵です。 その際口角挙上術を二次的にするなら、時間的に予定を立てやすく、また専念できるのでより丁寧になるのかとい
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