カテゴリー別アーカイブ: 総論

2025 . 7 . 9

前医に特殊な形態とされた鼻尖から鼻柱。鼻唇角プロテーシスと言っても、鼻尖の下から鼻柱基部まで長く下制します。

私を指名して罹る患者さんは、約半数は紹介患者さんです。また少なからず、他医からも紹介されます。今や東京皮膚科・形成外科グループは、合わせて5院あり、医師は常勤が7名、非常勤を含めると20人を超えます。その中の一部の医師はレパートリーが狭く、時折私に紹介してきます。 最近ではもちろん、HPやSNSを検索して覧て来院される患者さんが多いのですが、ご存知の様に私はブログだけを利用しています。何故かは、ブログには経時的な経過が載せられるのと、詳しい説明が載せられるからです。この段の様な斯界の話題も書いています。全て私自身が書いています。なおHPは各クリニックごとに提示してますから、各院の手術法はある程度判りますが、残念ながら当然に、書いているのが医者以外なので、美容”医学的知識”は不足です。ま
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2025 . 6 . 21

いろんな物入れても難しかった鼻柱から鼻唇角への喰い込み。プロテーシスでトライ。

昨今美容医療が一般人に受け入れられています。私としては「やっと!。」の感が強いのですが、歓迎してはいます。流行りの原因にはいくつかあります。第一に、広告宣伝がIT化したからで、特にSNSでは、実は医学的な内容は稚拙で用語もいい加減で、画像に対しては改竄も厭わない様ですが、場合によっては動画をも見せつけています。一般人が目にする機会が増えた結果、医学的に進歩しているかの様に見せ、如何にも好結果が得られる様に思わせています。また、儲けると資金をTVCMや電車内広告へ回してさらに認知度を上げるチェーン店も多く見られます。第二に、日本国は”失われた30年間”に、国際比較として経済力が平均値は低下しても、逆に格差が激しくなった結果となりました。特にアベノミクス以降は、ある程度の経済力を持つ人が、自由診
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2025 . 6 . 7

3回目のこめかみリフト。下顎に向かって更に引き上げます。

先日、当クリニックグループにおいて、私の美容医療教育が功を奏した同僚である吉沢医師が、私に近づいて忠言してきました。「先生がいずれは引退したら、ここで(当グループという意味)リフト手術、特に切開リフトをちゃんとしっかりできる医者がいなくなりますよね?。」次いで「出来るだけ僕が、先生の手術を見て勉強しますかね?。」と訊きます。そこで私「まだまだやるよ!。要は診察と手技の両方が必要だろ?。幾つもの方法を使い分ける知識が求められる訳だね。」と答えました。その点で今回まさに診察が重要な手技でした。さらに彼は「だって軽い侵襲の治療や非切開手術が多くなっているけれど、患者さんのニーズに応えられないことがありますよね。」と讒言を垂れますから、私「患者さんの裾野を広げるためにはダウンタイムの軽い診療が求めら
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2025 . 5 . 30

人中を含む上口唇短縮術は私の得意分野です。とは言ってもやはり他医が手術した後の修正です。

何度も書きますが、上口唇は赤い部分だけでなく、その上の皮膚の部分も”口唇”です。アジアの一般人だけが知らない用語で、日本では赤唇を”くちびる”と、白唇を”鼻の下”と俗称します。これでは医学用語になりません。さらに言えば、完全口唇裂(みつくち)は、赤白とも割れている病名です。解剖学的にまたは発生学的に、赤白の口唇は一体です。両側から伸びてきて、人中で合体します。神経血管の支配も一体です。違いは赤唇は消化管(口腔)が捲れて、前突した表面に薄い皮膚が張ったので、血管が透けて赤く、白唇は皮膚ですが、深部は口腔内です。 そしてこれも何度も書いてきましたが、人中とは呼んで字の如く人の真ん中です。具体的には白唇の真ん中の縦の窪みを人中溝といい、その両側の畝を人中稜と言います。ですから巷間の非医学的美
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2025 . 5 . 30

頤,おとがいとは顎先ですが、字を見ると、顔(頁は顔の部品を指す部首)の臣ですから、貴賓を現して魅せます。

昨今ではSNSでの”情報”(あくまでも情報であり知識ではない)に捉われる国民が多くなりました。IT社会は情報採取には有用ですが、知識の蓄積(積み重ねないと次へ進めません)と教養の涵養には有用とは言えません。IT社会の道具であるSNSサイトは視聴者が選ぶ必要があります。ですから提示者は受けそうな画像を載せて、自分本位の意見を書くだけです。通常反論が出て炎上しても、”議論”にはならず、落とし所が見出せないで済まされます。つまり定説が得られません。対して知識とは、実存する書物に対して、反論したり書いたりして議論して、多くの人が認める学問的な説を作り上げることです。また教養は生活に役立つものではありませんが、人格を創り上げます。本や教科書(小中高大学校だけではない一生の勉強の材料)などを読まないと知
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