題名からしてなんだか分からない症例です。私も混乱しています。長年(かれこれ10年)診てきて、他の部位は満足できる結果を得ているのに、鼻は何回かうまくいったり、他院で壊してきたり、私がやりなおしてもまた壊れたりを繰り返して・・・、現在またこんなになったのをなんとか造り直そうということになったのです。何故最終兵器として私を利用したいのかは、判りません?。他の部位は良好な結果を得ているから信頼関係が成立しているからか、私が作る形態を患者さんが上位に思ってくれているのか、はたまたどうにか直したいから私ができるだけ安価に設定してあげているからかは知りません。
ただし、これまで永らく診て来たので、患者さんの特性を理解して来たつもりです。とにかく美人でいたい気持ちは他の人より強く!、派手で!、美容外
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術者の私よりも二歳年上でも可愛い女性。口元をもっと色っぽくしたいのは理解出来ます。
「目は口程にものを言う。」と云われる通り、人は目を見て相対します。でも言葉の通り、口元は話す、食べる際に動きます。やはりものを言うのは口ですから、口元にも視線がいきます。ですから表情時には、口元の動きがその個体の内面性(精神性または性格)も表出します。可愛らしさも意地悪っぽさも、相対して会話中に動きを見て感じるのです。口元の形態は加齢で変わります。白唇が伸びて赤唇が薄くなり形も貧弱になる。口角は下がります。
この1年以上は口元を隠す事が求められていますが、自分では鏡で、近しい人は時に視る訳ですから、修復するなら今がチャンスです。更に口は擬態です。口唇を医学用語でLabiaと言いますが、下もLabiaと言いますよね。似てますから?!。人間は直立動物ですから、顔面を見合ってアピールするので
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実は眉下切開術に目頭形成術の併施は適切なのです。
美容医療の治療法としては、3つのカテゴリーがあります。
まず皮膚表面の治療は、美容皮膚科の分野ですが、皮膚は角質に覆われているために、薬剤の滲透は難しい訳です。
次は注入術ですが、体表面から数ミリの深さまでは入りますが、原則的に持続性のものは使用すべきでないです。昔シリコンなどの生体親和性のない物質は吸収されないからして、注入されて残存するはいいが、異物反応でカプセライズされてゴツゴツになったり、移動したりのケースが多発して根治不可能になり、美容整形やが問題視された原因の一つになりました。
美容医療において手術は昔から為されてきました。戦前は一部の耳鼻科医や眼科医が手を付けていました。戦後十仁病院を嚆矢として美容整形と標榜する医師が増え、欧米を真似て手術法が進歩しました。ま
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今回は2回目の口角挙上術。デザインに工夫を加えて満足な結果を。
口周りの手術は経過が長いです。少なくとも3ヶ月、出来れば半年から1年診ていきたいのです。
上白唇短縮術(人中だけだはありません)の後戻りは、創の縫合の質に依存します。真皮縫合が終わった時点で隙間がなければ、術後3ヶ月以上経ても傷痕の幅が拡がらないのなら、後戻りはしない筈です。実際私は精魂を込めて、時間を掛けて、真皮縫合してきましたから、一番長い症例は10年経っても後戻りしていません。ただし伸びた人は居ます。
対して口角挙上術後は後戻りが皆無ではありません。何故なら、強固な真皮縫合ができないからです。口唇は赤い赤唇だけではありません。上下の皮膚も白唇と称します。口角挙上術時に、赤唇と白唇を縫合することになりますが、白唇には真皮があっても、赤唇には真皮は存在しません。従って中縫いは真
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2回目の白唇短縮術は定番化しています。一回で多量に取って無理しない!。ついでに切れ長整形で重瞼。
最近の手術はリピーターが増えました。さすがにこの2年間はコロナ禍で新(規)患(者)が少なくなりました。もちろんインバウンドもありません。私は当院で診療を始めてから13年半になります。医師になってから34年以上、銀座で美容外科診療を始めてから28年以上となりますが、その間続いて診てきた患者さんはご高齢になりましたから僅かとなりました。亡くなった方もいらっしゃいます。逆にこの10数年間診続けてきた患者さんは何十人も居ます。美容外科診療は本当の意味での口コミは難しいので、チェーン店系では新患を広告で誘引することになります。逆にチェーン店以外ではリピーター率を高める診療方針のクリニックが長続きしていきます。
さてそのコツはあります。真摯に診療することです。診療は診察と治療の組み合わせです。外科
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