これまで何例か目が離れている症例を提示してきました。この症例に対しては、目頭切開が必須ですが、シミュレーションしてみないと解りません。でも術後診ていくと、自然な形態に出来上がりつつあります。
症例は25歳、女性。先天性一重瞼。6年前埋没したが、外れている。LF挙筋機能11.5mm(正常値>12㎜)と先天性筋力低下に因る眼瞼下垂傾向だが、一重瞼では正常下限と考えられる。計測すると、眼裂横径は25㎜と一重瞼の人の平均だが、内眼角間距離は43㎜と正常範囲から逸脱している。でもそれは角膜中心間距離(平均値60㎜)が67㎜と、眼球が離れているからで、内眼角間距離から7㎜減じると内眼角間は36㎜と考えられ、蒙古襞の程度は一重瞼の平均と考えられた。
ブジーを当ててシミュレーションして、7
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皮膚性&筋性眼瞼下垂症を解消し、眼裂横径を顔に合わせてカッコイイよ!
診察の度に表情が男らしく魅せてくれます。社会的態度が変わるから、適応性が高いのです。画像上の顔つきにも出ています。
先ずは画像を見ましょう。上段は眼瞼部の術前と術直後です。下段は術後48時間と術後1週間です。定番の手術となりましたが、これが自然な形態と機能を作り上げるからです。機能とは身体機能と社会的機能を含みます。
そして術後3週間を経ました。更に術後6週間の画像です。
症例をもう一度説明します。31歳の男性、先天性一重瞼=皮膚性眼瞼下垂症。何年か前に埋没法を受けているがすぐ戻った。この機能と形態では、埋没法では戻ります。挙筋筋力(=挙筋滑動距離)は12mmと正常下限値。眼裂横径25mm、内眼角間36mm、角膜中心間距離60mmと目の位置は離れていないが、
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黒目整形非切開法は素晴らしい結果なんです。
黒目整形は、黒目(角膜)を大きくする手術ではありませんが、角膜の露出を増やします。つまり開瞼力を強化します。開眼時は眼瞼挙筋の収縮が起きますが、不随意的です。いや、覚醒して行動している間には、目を開いていたい意志は働いていますが、力を入れている自覚はないでしょう。本当は眠くても、やらなければならないことがあるから目を開いていようとするなら、その時は逆に随意的な行動です。
ただし収縮の程度、つまり目を開いた時の大きさは不随意に(自律神経系の働き)に調節されていて、しかも挙筋の筋力は先天的に個体差があり、また筋力が瞼縁に伝達されるかどうかの構造にも後天的に個体差があります。
また瞼縁が挙がっていても、皮膚が一重瞼や加齢による弛み(皮膚伸展)で被っていれば、黒目の露出は減ります。このよ
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童顔で可愛いのは目元の雰囲気です。
このところ口周りの手術を立て続けに提示してきました。口周りだけの画像提示なら個人の識別が着きにくいからですが、その上口周りのの手術症例はそれなりに高額なので、大部分の患者さんはブログへの提示でコストオフを希望するからです。対して眼瞼の手術は切開法で眼瞼下垂症手術に重瞼術を加える場合は保険診療になりますから、コストオフをできません。同時に目頭切開を併施する必要性がある症例ではこちらは自費になりますから、コストオフを希望される症例も少なくありません。今回の症例は目頭切開の必要性が高い一例です。なお、目頭切開は当院の得意のZ-形成法以外の方法を受けてはいけません。特に本症例の様な蒙古襞の場合には絶対的です。何故かは後段で説明します。
症例は28歳の女性。先天性一重瞼で5年前他院で埋没法重瞼術
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良く開きました。二重がくっきり入りました。吊り目じゃなくて可愛い。
今夏に休みを利用して手術を受けた患者さんが沢山いらっしゃいます。毎日の様にいい手術をしていました。それは、眼瞼下垂手術&重瞼術切開法と蒙古襞の拘縮解除する目頭切開手術:一辺4mm60度のZ-形成法の併施です。術後経過を診るたびに明るい。明るいのは目元のキラキラ感でした。
眼瞼の切開手術は、保険診療になりますが、目頭切開Z−形成法は自費診療になります。でも併施した方が自然です。何故なら、一重瞼と二重瞼の人では、蒙古襞の平均的な被さりと突っ張りが明らかに違うからです。一重瞼を二重瞼にしたのに蒙古襞が被さって突っ張っているのを治さないと、自然状態にはあり得ない動的形態になります。それを不自然というのです。
機能的形態が変わるのは、当然に変えたいから手術を受けるのですが、自然状態にあり得
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