カテゴリー別アーカイブ: 目の整形

2014 . 7 . 25

生来の美容医療ファンが20歳には重瞼術。生涯一美容外科医師がお届けします。

今回はよく行われる埋没法の重瞼術の症例です。経過を継時的に提示します。なんと経過が楽なんでしょう。ダウンタイムが皆無に等しいといえます。 まずは下左図が術前で、目を開くのが辛そうです。下右図が術直後です。ちょっと腫れています。 下左図は術後約1時間で腫れもほとんど見られません。下右図は1週間です。可愛いですね!。 美容医療とは形成外科と美容外科を主体として考えればいいのですが、本来、美容医療とは、形態(見た目)の改善を目的とした医療分野を総称して言っているだけで、標榜できる科目名ではありません。但し数年前に標榜科目名の認可法が変更され、組み合わせで科目名を標榜することが可能となったので、美容皮膚科という科目名も使えます。皮膚科医療では、重度の疾患の頻度が低い
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2014 . 7 . 3

黒目整形=切らない眼瞼下垂手術の症例を一挙に4症例!

この半年間に黒目整形を受けられた提示可能症例の中期的結果が4例揃ったので、まとめて提示したいと思いました。建前上は出演料をお出しする形で治療費用を割引して、ブログ提示可能にさせていただいている症例は、患者さんの好意に基づく訳ですから、そんなに多くはないのですが、4症例は選んだわけでなくとも、結果を伴なっていて、中期的結果を再度提示する価値があると思った所存であります。 それぞれの症例の初出ブログにはそれぞれ題名がありますので、頭に載せます。 (1)可愛い女の子には、美容医療を受けさせましょう:3月10日切らない眼瞼下垂手術=黒目整形NILT法なおこの症例では、他にも2年前に眉下切開術と本年2月10日上口唇短縮術を受けられています。もともと可愛いのですが、より可愛く、綺麗を求めてい
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2014 . 6 . 26

最近のお約束のテーマ:ワールドカップと国家Ⅱ

昨日は朝から晩までテレビで「イヤァー、残念でしたねぇ~!」の連呼でした。言われないでも国民の大多数はそう思っていますって。テレビの視聴率のために見ているんではないから。サッカーファンは嘆いていればいいし、渋谷も静かだったみたいだし。などと、冷めているわけではなく、ワールドカップの続きも楽しみましょうよ。 私達の世代(東京オリンピックより前の産まれ)はサッカーになじみがない世代です。前に言いましたが私は小学生のころにはサッカースクールに毎週通っていましたが、中学ではラグビーをしていました。なぜなら、当時日本では、サッカーはアマチュアスポーツの一つに過ぎず、テレビ中継もほとんどなく、ヨーロッパリーグの放送も深夜にたまにあるだけでしたから。プロ野球が、シーズン中は毎日放送していたのとは大違い
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2014 . 6 . 13

最近のお約束のテーマ:ワールドカップと国家Ⅰ

日本時間の今朝ワールドカップが始まりました。テレビでも、インターネットでも、新聞も話題の中心になるでしょう。サッカー一色ですね。それだけ期待があるのは確かですが、特に日本は今残念な国なので、ここで国家主義的高揚を見せ、国民の気持ちを興隆させようとの策に利用されることと思います。もっと言えば、目をそらさせている間に、やりたいことをやってしまおうとの、政治的流れの一つも感じます。 個人的に、先日家族とテレビを見ながら、男子に何気なく聞いてみました。「戦争に行ける国になるけど、お前たちは行く気がある?」と、20歳になる次男が、「行きたくないな!」と断言。私の奥さんの父親は元自衛隊員なのですが、我が子の母親も「この子達は行かせたくないわね。」と言いました。周りの人たちも「それは嫌だ。」との声が
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2014 . 6 . 12

黒目整形は、重瞼術と挙筋腱膜修復術と目頭拘縮解除術の組み合わせが必要なケースがあります。

今回、切開法の眼瞼症手術と目頭切開を併施した2症例の中期的経過写真が出揃ったので画像提示しつつ、この手術について論じてみたいと思います。 症例1:実は肥満者で、まぶたにも脂肪が多い生来の一重瞼。眼裂縦径が6.5㎜。挙筋滑動距離は12㎜と正常範囲です。眼裂横径が24㎜、内眼角間距離が39㎜。蒙古襞の拘縮が強く、まるで水かきの様な突っ張りを呈しています。ご覧いただける様に鼻根部が低い鞍鼻でもあります。術前の画像から提示します。眉の位置にも注目を。 上記の数字から、先天性の皮膚性眼瞼下垂症(=一重まぶた)と、正常範囲で(標準偏差SD1以内)はありますが、眼裂狭小状態です。鞍鼻はそれに伴う変異です。 切開法で効果を定着させたいとの希望があり、根本的には眼裂狭小状態を治さない
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