一目で適応症例です。モコットした白唇の部分を切除するとすっきりします。E-ラインがプラスで口が出ている症例は切除で効果が得られるということが良く判ります。今回術後3か月を経ましたが、傷痕の若干の問題点に対して今後も診ていくことになるので、コピペして新しい板を作ります
症例は37歳、女性。これまでに頤プロテーシスを入れている。結果的にまだE-ラインは+5mm。白唇長25mm。歯槽骨が突で上白唇が内反している。上顔面(生え際~眉下)60mm:中顔面(眉下~鼻下)65mm:下顔面(鼻下~頤尖)70mmと下顔面が長く、その中で上白唇+赤唇長30mm:下赤唇~頤尖40mmで黄金分割比の5:8を当てると上が5mm長い。ひと目で上白唇切除の適応です。口が出ているのも目立たなく出来ます。外反=C-カー
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カテゴリー別アーカイブ: 美容外科学
人中部主体の白唇短縮術で可愛く!。口角は二次的に?、鼻は?、歯牙は?。
このブログを見てきた皆さんなら、お気づきになっているでしょう。昨年6月からブログの内容は手術日の画像に経過中の画像を積み重ねていって更新しています。そして術後3か月の際にはそれをコピペして3か月の期間を魅せています。そうするといい経過と治せるポイントも提示できるから読者のみなさんにも参考価値が高いと思います。今回は経過良好ですが、今後の治療も継続していきたい患者さんです。顔面の容貌はバランスが重要ですから、終わらないのです。それに、年齢を重ねるとまた修正したくなります。こう看ていくと、私が依存症にさせているような懸念を持たれるかも知れませんが、そうではありません。患者さんの全人格と特性,Talentを高めるために私はコンサルテーションをして、治療をしているのです。
本症例は、一目見て適
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口周りの手術3点セットも適応ですが、今回は白唇部切除術と口角挙上術に専念しました。鼻翼縮小術を後日追加可能な症例です。
症例は34歳女性。上下歯槽骨切り術(セットバック)後の口周りの余剰が気になって来院。歯科口腔外科で手術を受けた。もちろん4抜き。歯槽弓が角張り、両サイド(3−3間)が平面的になり長い白唇が余計に長く見える。白唇長21㎜と確かに長い。骨切りの結果口は出ていないからE-ラインは直線上にある。5㎜切除。セットバックの結果もあって人中が浅くなった。弓もなだらかになった。上口唇結節(赤唇中央の膨らみ)がなくなった。両側鼻柱基部の部位で白唇を1㎜寄せて作製しましょう。
内眼角間29㎜:鼻翼幅40㎜:口唇幅50㎜で口角は横に3㎜上の3㎜を求めて45度方向に5㎜挙上する予定。
実は術前日になって鼻翼縮小術の併施も希望された。上にある様に40㎜なので適応で、両側鼻孔底に幅2.5㎜の皮弁を作り6㎜縮
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グラマラスアイだか、アーモンドアイだか、垂れ目形成術だか、下眼瞼結膜側切除は対称性が重要。
日本人(東アジアの新モンゴル系人種)は、吊り目です。英語ではSlant eye:傾いた目として差別用語です。日本人選手がMLBで一悶着しました。吊り目の原因は3点あり、どれもが遺伝子の発現として、個体差はありますが、モンゴル系に特有です。日本では朝廷が典型例で、今上天皇も本年5月からの新天皇も吊り目です。
吊り目の原因は、1、蒙古襞の拘縮と被さりが内側を下げます。本ブログの読者のみなさんは知っていますよね。私達の得意の手術=Z-形成法で、コマーシャルしている下手な美容外科では不可能です。2、目頭と目尻の位置を決める靭帯の付着そのものが傾いています。内眼角靭帯の位置と外眼角靭帯の付着部は平均5度外が上に傾いています。白人は水平です。3、目尻の位置はどうあれ、下眼瞼縁のカーブがまっるみが足
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3点セットを久し振りに載せます。
昨年の最後の提示症例です。年末年始は休んだので今年になってまとめて載せます。口周りの手術とは言っても、全部載せの大変な手術です。術者もですが、患者さんも大変で、しかもダウンタイムが長い。結果がなかなか見えてこない手術です。
人中部白唇短縮術はブログ提示でも定番の手術で、結果は見えます。相対的に口角が下がらない様に挙上術を併施するのも定番です。私は初診時に診察する際に、顔面のバランスを計測します。医者は治療の為に診察します。特に顔は人それぞれで個体差が大きく、だからより適切な治療法を選ばなければ、美しさは作り出せません。誰にでもおんなじ手術を勧めるチェーン店系美容外科医はその素養を持っていません。だってチェーン店の医師は広告に無い診療内容は出来ないんだもの。仕方がないのです
そうし
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