口角が下がるのは鼻唇溝の内側の軟部組織が伸展するからです。つまり上白唇は全体を短縮挙上しなければアンバランスになります。加齢で長くなる白唇に関して、経年的には10年しか診てきていませんが、平均値を世代的に診ていくと十年で約1㎜ずつ伸展しています。この数値は長年計測してきた私ならではの知見です。
なお唇は赤い部分だけでなくその上の皮膚まで唇です。赤い部を赤唇、皮膚の白い部分を白唇と称します。英語でVermillionとWhite lipと書きます。先日USA在住の人にも確かめました。唇は擬態としてセックスアピールを魅せますが、アジア人は宗教的にか、また先日の問題を見ても解る様に科学的な民度が低い為にか、性的な言動を忌避するため口唇を意識しませんから、赤唇と白唇を知りません。実は形成外科医
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カテゴリー別アーカイブ: 口角挙上術
いろいろな美容医療を受けてきても、上白唇が長いのは明白で、今回二段階で短縮しました。
私は粗製濫造しません。丁寧に手術します。ところで、手術に臨む前段では広告やSNSが誘引する手段ですが、私は唯一ブログだけで紹介しています。そこでは詳しい説明と歴史まで記載して、真面目な啓蒙活動をしています。本来美容医療は患者さんのためになる筈ですが、間違った情報は患者さんの為になりません。何故そうなるかと言うと、美容外科の患者さんは本当の意味での口コミ(オープンにして伝える)を控える人がほとんどですから、美容医療クリニックは自らの優位性を広告して誘引するしかないのです。その中で、私はちゃんと学会でも認められた医学情報をブログで提示してきました。
こうしていざ患者さんが来院したら、多くの患者さんは私のこのブログを視ているから、知識を持ってきます。でも患者さんは一人一人違う顔です。私は理想
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昨年最後の口周りの手術。このご時世だから今年は例年よりも多かったです。
2020年はマスクが義務化され、口周りの手術が増えたとも言えます。実は私たち美容外科医院も診療体制を自粛して診療日を減らしました。また外国人(主になんとかミクスに依存した中国人)が来れられないから、来院患者と売り上げが減少しています。
症例は51歳女性。本年10月に来院。遠方から来院されました。ブログに載っている症例を見たそうです。しかも連絡が着いて聴いてみたそうです。これまで眼瞼は手術済み。4年前韓国でL→I型+鼻中核延長術。頬前脂肪等の手術を受けています。
計測します。人中部の白唇の縦長16㎜。E-ラインは頤への脂肪注入で一直線上。上顔面62㎜:中顔面56㎜:下顔面66㎜と比率的に下が長い中で、上口唇(白+赤)26㎜:下口唇(赤〜頤)40㎜と黄金比率の5:8に近いが下顔面は長
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口周りの手術は硬組織と軟部組織の組み合わせが必要となることが多く、私の手術が最終兵器!。
口周りの手術のための来院患者さんのうち、骨切り術後や歯科矯正中の患者さんの割合はどのくらいでしょう?。半分はないでしょうが、3割近いでしょう。どちら先かといえば、ほとんどは骨切り術後に白唇が伸びたために私に罹ります。逆に、私が口周りの手術をすると両額突出が目立つことになり兼ねないのに、都合によりまず口周りの手術を先行した患者さんも数人いて、やはりその後に骨切り術を受けたとの報告を受けたこともあります。
いずれにしても、口周りは三次元的解析が必要です。ですからいつも私は、正面像でも、側面像でも計測して手術適応とデザインを検討しているのです。ブログにも必ず記載していますよね!。今回はやはり骨切り術後に上白唇が間延びした患者さんです。中身(硬組織)を減らせば軟部組織が余って、しかも硬組織を後
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遂に最終兵器を使います。口周りの手術ですが、今回は上白唇短縮術に鼻翼縮小術皮弁法の併施。でも今後もメンテナンスに勤しむ患者さんです。
毎回ブログ掲載をお願いして来て、顔面のバランスを取って、美容医療手術に励んで来た患者さんです。ブログをじっくり視て下さり、夫々の手術法の意味と目的を理解して来られます。私は出来るだけ詳しく手術法を説明していますから、ご覧になっていて手術法まで理解して、デザインもある程度検討して来て下さいます。私が書いて来たブログを最大限利用して下さるので、私は丁寧に記載していく糧となります。生涯一美容形成外科医冥利に尽きます。いやそう思わせて下さる素晴らしい患者さんに巡り会えた事が幸福です。お互いに!。
私は上白唇短縮術の専門家ではありませんが、確かに症例は多く、そのうち50%以上はブログ記載しています。白唇短縮術は経過が長く、ダウンタイム間の様相も強烈です。ですから逆に中長期経過を記載するブログは、
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