久しぶりに(約1年)口角挙上術の単独手術の提示です。確か非モニター症例は、他にもあったかも・・?。何故かと言えば、私に罹る症例は、ほとんどこのブログを視てきます。SNS上にも、多く載っていても、多くはブログにリンクしていますから。いろいろなサイトを見ても、上口唇短縮術や人中短縮術?!は見つけられますが、口角挙上術は見つけられません。私は上白唇短縮術を行う際に、適応なら口角挙上術を併施することが多く、2/3は同時で、時に二回でします。
上白唇短縮術は人中部の長さが15㎜を適応としています。ただし顔面のバランスを見て15㎜以下でも適応します。丸顔なのに上口唇だけが比率的に長い症例がそうですし、両顎骨切り術後では長さに関係無くだらんとするので多くが適応します。
その意味では本症例は、白
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カテゴリー別アーカイブ: 口もとの美容
口周りの手術の二回目追加手術は時折希望されます。後戻りしたからではありません。欲が出てくるからです。
今回から版を変えて、口周りの二回目の手術だけを載せます。
本症例の患者さんには嬉しいお言葉を戴きました。「森川先生は顔面のバランスを診ていって、トータルに治して下さるから、その様な美容形成外科医に巡り会えてよかったです。だから御任せできるのです。」と、私がこれまでの経験で積み重ねてきた美容医療の素養を認めてくれたのでしょう。有り難いお言葉です。ですから幾つかの手術を計画を立てて施行してきました。順を追って一つ一つ施行してきました。手術回数が多い理由つまり一回で済まさないのは、第一に私の体力の問題。知的集中力もです。第二に大阪院では局所麻酔手術しか出来ないからです。局所麻酔量には極量があるからです。第三には大阪院の手術は最長で3時間30分だからです。そして第四に今回は、追加手術ですが、一
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L型プロテーシスに鼻唇角プロテーシスを組み合わせるのを分離型と言います。
鼻唇”角”は読んで字の如く’角度’です。部位としては鼻柱基部の深部にプロテーシスを入れます。側面像で、鼻尖から後方へ鼻柱が造る線と、白唇(口唇は赤い部分だけでなく皮膚の白い部分も口唇で、皮膚色ですから白唇、はくしんと読みます。) の交わる角度が鼻唇角です。患者さんには、最低限直角以上にしたいと云われます。鋭角だと正面から視て、鼻が喰い込んで見えるからです。角度を変えるにはプロテーシスで鼻柱基部を前に出す事ができます。
鼻唇角プロテーシスは韓国で「ネコ手術」と称されて流行っている様です。確かに東アジア人に鼻唇角が鋭角で喰い込んでいる人が多いので、韓国には患者が多いのでしょう。もちろん日本人の半分は遺伝的要素が同じですから適応患者は多数です。ちなみに鼻唇溝の上の三角形の深い部分にプロテーシ
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色っぽくセクシーに若返るには人中を含む上白唇短縮術は最適です。
いきなり変な題名をつけてしまったので、書き始めてから説明に窮しています。とにかく美人!。色っぽいと思って、その筋の女性かと思って尋ねたら、美容系の仕事人でした。ルックスを魅せる仕事に就いていたこともあるそうです。
でもやはり、美しい女性でも(点数を付けるなら85点)加齢で上口唇の特に白唇が伸展してきて(10点下がる)、赤唇が内反して薄くなると(15点落ちる)女性性が減少していく様に感じるのでしょう。もともと容姿に対する意識の高い美人は衰えを許せません。点数が1点減るだけでも取り戻したくなります。ですから、生来美しい人が最終兵器として上口唇短縮術に到ります。
美しいと可愛いは、似て非なることです。可愛らしい人は付き合っていて安楽な相手で、美人は見ていてうっとりとしてしまう相手です。
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E-ラインは側方視だけでなく立体像も替えて魅せます。口周りは3次元。
本症例の患者さんには嬉しいお言葉を戴きました。「森川先生は顔面のバランスを診ていって、トータルに治して下さるから、その様な美容形成外科医に巡り会えてよかったです。だから御任せできるのです。」と、私のこれまでの経験から来る美容医療の素養を認めてくれたのでしょう。有り難いお言葉です。ですから幾つかの手術を計画を立てて施行してきました。順を追って一つ一つ施行してきました。一回で終えないのは、第一に私の体力の問題。知的集中力もです。第二に大阪院では局所麻酔手術しか出来ないからです。局所麻酔量には極量があるからです。第三には大阪院の手術は最長で3時間30分だからです。そして第四に今回は、追加手術ですが、一回目は無理なサイズを取らないで済ましたからです。そもそも私は手術を丁寧に時間をかけて行います。
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