中華人民共和国には、実は多様な人種が存在します。混血も進んでいます。ですが現代では人種という概念は科学的には解明されていません。DNA、ゲノムを全て調べられないからです。でもご存知の様に概ね3種類の人種に分けられます。白人と黄色人種(アジア人)と黒人です。現代は交通手段が進歩して混血が進んでいますが、昔から中国は大陸国ですから、シルクロードを辿って他の人種と混血がされていました。有史以来欧米にも移住し華僑となり、USAにも進出しています。逆に中国の西側の内陸部では、田舎に閉じ込められている人達もまだ居ます。生活環境も整わず、経済的にも格差が多い地域がまだあります。最近やっと人々が動ける様になったようです。
鼻の平均的な形とサイズは、人種により明確に分けられます。高さと幅は反比例し、ご存
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カテゴリー別アーカイブ: 鼻尖(鼻の頭)縮小術
外鼻の修正術。普通するのではいやで、美人鼻に変えたい。難しい症例です。鼻尖の位置を下げよう。曲がりを治そう。軟骨3枚です。
本症例の患者さんを診るなり、私はいきなり「とてもその年齢には見えない。」と叫んでしまいました。美人です、時折書いてきましたが、美容医療は不美人だけが受けるものではありません。むしろ美人ほど適応度が高いと言えます。その訳は?。これもよく書いてきましたが、美人には基準があります。点数で言うなら、だから85点の症例を95点にするのは10点の上乗せで良いのに対して、55点の症例を90点にするには35点の上乗せを要する訳で、費用と時間と多岐に亘る技術を要します。ですから美人に対してはポイントを抑えた治療を施せば良いので適応性が高いのです。また、美人は相対的に内面的にも美人なので、美容医療に取り組む際に、肯定的な態度で辺ります。また知的な人が多く、美容的な理解が深く、結果的に良好な経過を得やすい
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なんと今どき、鼻に人工物の注入!。外国です。全摘は難しいが、同時にショートノーズの鼻尖を延長します。
先日新聞を読んでいたら、特集記事が載っていました。中国は30年前には途上国で、日本政府が積極的に経済援助をしました。安全保障分野は脇に置いておきました。その結果現在の中国は、日本の領土や台湾を巡って紛争も辞さない姿勢を取っています。
私の世代は覚えています。30年前の天安門事件後欧米の先進国は中国と外交を断ったのに対して、日本政府は経済援助をしました。当時の中国は鄧小平に因る開放政策で、やっと何とか暮らせる国になりつつあったのですが、GDPは日本の六分の一でした。今や日本のGDPガ揚がらないからでもありますが、2014年には日本を越えて中国は世界二位です。
経済浮揚効果は文明を発達させる筈ですが、彼の国は中華思想とかいう自己中心主義国で、国際的には孤立して、国民への経済効果も偏り
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口周りは両顎骨格、口唇、鼻の順にバランスを診て、計測して、更に希望を汲んで自然界にある様な適切な形態に!。
口周りの患者さんは、周囲の形態と機能をバランスを取って、順を追って治療しなければなりません。単純に部分の部品を治していけば綺麗になるという事ではありません。しかも口周りの立体的構築を造り上げていかなければならないので、一カ所だけをオーバーに構造変化させると、不自然になります。
立体的とは3次元的です。数学的には1次元的に、所謂XYZの座標軸で表現されます。縦軸と横軸と前後軸です。画像は2次元で、医学的にはCTやMRIでも視られます。この場合断面は矢状断面と水平(横断)面と冠状断面で立体構造を表わします。断面の2次元画像を細かく組み合わせてみれば3次元構造を推測出来るのです。私のブログは大抵4方向の画像を載せてきました。
ですから記載は1次元と2次元を組み合わせています。先ず計測し
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鼻先とか鼻の頭とか呼ばれる鼻尖形成は耳介軟骨移植が自然です。今回は鼻唇溝上三角にプロテーシスを同時に入れます。
このところ、外鼻形成の希望者が多く来院されます。私は約10年間は定番の手術をお奨めしてきました。鼻尖には耳介軟骨移植。鼻翼軟骨の縫合に依る縮小術。鼻梁(鼻スジ)にはプロテーシス。鼻唇角にもプロテーシス。鼻翼縮小術は外側切開と内側皮弁法を使い分けてきました。鼻唇角プロテーシスは鼻の為ではありませんが、必要な患者さんが居ました。
定番と言っても、何種類もの方法を駆使してきました。何故なら、患者さんの生来の形態は千差万別です。同じ顔の人は二人と居ません。だから丁寧に診察して、患者さんの希望も汲みつつ、敵する手術法を見つけていく手順が必要です。美容形成外科は医療ですから、診療が重要です。診療は診察と治療(多くは手術)です。診察の結果の診断は治療方針を提示する為のあります。値段を決めるためではあ
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