鼻尖の手術が続いています。そういえば最近、ブログ掲載承諾症例が続いていました。月単位経て最終的結果が見えて来たからです。形態的な改善が素晴らしいからでしょう。形態的に完成に至るまで最低3か月かかります。ブログの読者の皆さんはご存知でしょう。実際術後1か月で比較してみると、やはり経過中であると説明できます。本症例は典型的です。
今回は特殊で、両側耳介からの軟骨移植です。鼻尖上に陥没がありこれも増大する必要があるために23×10㎜大の軟骨を要しますから、両側に分けて耳介軟骨の採取には30分程度は要しますから、両側だと1時間は掛かります。頑張りました!
症例は26歳の女性。鼻の尾根が太く、鼻尖の上にさらに低い船底上の凹み。鼻尖はTDP:鼻筋の延長線から落ちる点が上にある。つまり鼻尖が上
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カテゴリー別アーカイブ: 鼻の美容外科
口周りの手術の集大成!。白唇部切除+口角挙上術+鼻翼縮小外側切除法+内側皮弁法の四つの手術を組み合わせました。
このところ口周りの手術が多いのです。ブログに載せる症例が多いからでしょう。コスト面から所謂モニター希望患者さんが多い為です。どの症例も術直後の経過はすごいのですが、症例を重ねる度にダウンタイムは短くなってきています。不思議ですが、私の様なベテランでもまだ進歩する余地があるのでしょうか?。そうです。診断技術が向上したし手術手技的にもコツを掴みました。
いや実は術後経過を沢山診てきて、標準的な治り方が頭にインプットされているから説明が適切にできて、その結果患者さんが安心して落ち着いて術後をやり過ごせるから経過が早いのです。それに患者さんもブログを見て予習してきて下さるので、手術内容と術後経過を理解されているからです。本当ですよ。精神的な安心感は体調を安定させて、術中の出血や術後の腫脹を軽減
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鼻翼縮小術の内側切除法を再開した久し振りの症例ですが、後戻りが起こりました。本来外側切除法が適応です。
今回は鼻翼縮小術を依頼された患者さんを御紹介します。実は3ヶ月前に口唇(白唇部)短縮術を施行した患者さんです。ブログにも載せました。大変満足されて、鼻翼縮小術を希望されました。
鼻翼最大幅は37㎜と大きく、内眼角間は28㎜と近く、バランスが悪いのです。ここは重要です。画像をご覧になると判ると思いますが、鼻翼が胡坐をかいています。下方が大きいのです。加齢現象で増大したのは、患者さん本人も認識されています。また口唇短縮術が影響している訳ではないのは、前回の画像を見れば判るはずです。
画像を見ると、鼻翼の張り出しも有り、鼻翼の付け根よりも丸く出ています。何度も言いますが、外側切除は適応が限られます。この様に丸く張り出している症例だけが適応します。丸く張り出していないのに外側切除を受けな
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鼻翼縮小術の内側切開法が評判です。
鼻翼縮小術の手術法には何種類かあります。1、40年来行なわれて来たのが外側切開法。ただし適応は限られます。鼻翼の付け根よりも張り出しが大きい症例だけに使うべきです。2、そして付け根を寄せるには、第一に糸が使われます。この10年来頻用して来ました。寄せた量の約半分が戻ります。年齢と共に戻る量が増えていました。逆に加齢で鼻翼幅は広がりますから、アンチエイジングの手術をしてのニーズは高まってきたのにです。3、そこで15〜10年前には良く使った方法、内側切除+糸での縫縮法を復活させてみました。内側を切開しても創は見えません。友人の美容外科医であるDr.広比と議論して、内側切除法に皮弁法を加えると創が表に出ないで済むと考えました。三か月来で約5例施行した中の一例です。
元来美人系の人や、他の部位
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鼻尖増高と下制術の耳甲介軟骨移植法。経過を経て完成が半分見えてきました。
私は現在鼻尖に対して耳介軟骨移植術を頻用しています。1~3枚で1枚1mmと考え、前か下に増大しています。それが悦ばれます。それに耳介の耳甲介部から採取した軟骨は、鼻尖の湾曲にマッチしますから、自然な形態が作れます。
症例は、27歳、女性。3か月前に鼻尖縮小を先行した。今回鼻尖を高く、位置を下げるために増高術をします。10×15mmの耳甲介軟骨を採取して、3つに分けて3段重ねにしました。軟骨移植手術では、Donorが必要ですが、耳介からの採取の場合、傷跡が耳介の後部の溝であるため目立ちません。画像を見ましょう。
上の四葉は正面像:上左の術前は鼻尖が大きいし、上右の術直後は腫脹が加わってむしろ鼻尖が大きくなっています。ところが下左の術後一週間を見る
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