口周りの手術は白唇部短縮術と口角挙上術の併用が主体です。私は日本一丁寧に傷を縫合する美容形成外科医ですから、手術時間を要します。SNS上でかなり話題に上がっているそうです。患者さんが増えて、最近では鼻下と口角の、どちらかから二回に分けて受ける患者さん、またはどちらかだけで済む患者さんも居ます。それなら、当院の手術時間枠の3時間45分以内に2例出来ますが、両方ではやはりぎりぎり一例しか出来ません。どうせ1症例に限るなら、さらに時間を取って静脈麻酔で楽に受けようという策もあります。それに静脈麻酔下で手術すると患者さんが楽なだけでなく、痛がらないので手術中に気を使わないでよいし、出血が少なく術後経過も早く治ります。今回はまずその手術前、手術直後の画像を見て、これまでの症例と比べてみれば判るでしょう
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カテゴリー別アーカイブ: 口元の美容形成外科
若く魅せたい唇を追加切除しました。
口周りの手術はGID(M to F)の患者さんには、必要性が高い手術です。何故なら、GID患者さんは肉体的な性別と異なる精神的、または社会的性別で生活していますが、男性の肉体は女性と標準的構造が違うからです。口周りの中でも平均的に男性は白唇が長く、赤唇が薄いのは誰もが知っていると思います。GID患者さんには手術適応の患者さんが多いと考えられます。
最近は口ばっかり手術しています。この分野では第一走者?奏者?となってきました。であれば手術適応者の多いGID患者さんがちょくちょく訪ねてくるのも当然です。真面目な美容外科医は容貌を治すだけでなく、社会性を持った人間を診るべきです。その点でジェンダーは重要です。男性が女性的な容貌を得る為には両性の差異を理解していなければなりません。その所以は長
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若く見せたい願望にお答えしまして、久し振りに追加切除。
まずは一言!。GID(M to F)の患者さんには、必要なことが多い手術です。何故なら、GID患者さんは肉体的な性別と異なる精神的、または社会的性別で生活していますが、男性の肉体は女性と標準的構造が違うからです。口周りの中でも平均的に男性は白唇が長く、赤唇が薄いのは誰もが知っていますよね。だから、GID患者さんには手術適応の患者さんが多いと考えられます。
私は最近「口ばっかりな奴。」と呼ばれています。この分野では第一走者?奏者?となってきました。であれば適応者の多いGID患者さんがちょくちょく訪ねてくるのも当然です。真面目な美容外科医は容貌を治すだけでなく、社会性を持った人間を診るべきだと仕込まれました。その点でジェンダーは重要です。男性の肉体が女性的な容貌を得る為には、両性の差異を理
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口周りの手術3点セットは経過が長い。上口唇(人中部)短縮術+口角挙上術+鼻翼縮小術皮弁法
ブログに載せたからでしょうか?。私がお勧めしているからでしょうか?。はたまた患者さん同士の評判でしょうか?。口周りの手術として白唇短縮術と口角挙上術を施行すると、鼻翼が胡坐型で大きい人はバランスが崩れて目立つようになる。そのような症例に対して、鼻翼縮小術を後から追加すると、今度は口唇がモコッと盛り上がってみっともなくなる可能性が高いのです。ですが、人中部を中心とした上口唇白唇部短縮術と鼻翼縮小術を同時に施行すると、ずらして縫合できるので膨隆しません。だから適応の人にはお奨めしています。そして、実際画像を見たら受けたくなります。とはいっても3つの手術を受けると経過が長い。なので今回は術後1週間までを載せ始めます
症例は24歳女性。昨年鼻形成は済んでいる。白唇長(鼻柱基部~人中部の赤唇縁)
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口周りの形態はいろいろな要素。でもまずいつもの上口唇(人中部)短縮手術は効果大。
口周りの形態は3次元的にいろいろな要素画構成します。口の上は鼻、口の下は下顎。前後位置としては歯槽骨と歯牙。E-ラインはその指標です。口唇は横のカーブも重要です。複合的要素のうち上下の長さを治すことが多いのですが、前後位置も調節しています。だから術前に細かく診察し、計測して適切な手術をしなければ良好な結果を得られません。その意味で、複合的な治療が功を奏している典型的な症例です。
症例は22歳女性。白唇長18mm。内反気味なのは、歯槽が前突していない上に歯牙も後方にあるからです。上顔面(生え際〜眉下)62㎜:中顔面(眉下〜鼻下)53㎜:下顔面(鼻下〜頤尖)63㎜と下顔面が長く、上口唇24㎜:下口唇39と上下共が長い。頤に水平線あり。頤前突。骨切りは先に考えるとのこと。ただし下顎骨体部から
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