カテゴリー別アーカイブ: 真皮縫合

2019 . 8 . 4

人中部中心の白唇短縮術で人中とCupidの弓と口唇結節を造りましょう。定番の口角挙上術は進化して綺麗。

これまでに幾つかの美容外科手術を受けている。現在最大のチェーン店で鼻プロテーシスを入れたり抜いたり。眼瞼も切開時に目頭を三日月型切除をされて形がよく無い。もう一方のチェーン店で鼻翼外側切除を受けたら、傷跡が凹凸。鼻尖は縮小術だけ再施行。これらの問題は眼瞼以外は画像で見えます。眼瞼は蒙古襞が突っ張っていてZ−形成術の適応です。 このところ同様の症例が増えました。昨今何とかミクスのお陰様で、国家的に経済効果が高揚しているように思わされていて、美容医療が賑わっています。決して美容医療に対する忌避観念が払拭されたわけではありません。なぜなら未だに宣伝広告を見て来院する患者さんが大多数だからです。私はこのブログを症例紹介としていますが、学術的に診察から手術法、手術経過を供覧して、皆さんに教育的配
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2019 . 7 . 30

適応なら鼻唇角プロテーシスは人中部白唇短縮術の際に同時に。その後口角挙上術。眼瞼も。

私は口周りの手術の専門家と思われている様です。違いますってばあ〜!。只の、ベテランの美容形成外科医です。でもそのカテゴリーを名乗れる医師は日本に百名は居ないと思います。 どの様な意味かと言えば、私は30年以上前に医師となって直ぐに大学病院の形成外科に入局しました。同時に父の銀座美容外科も手伝いました。先ずこの様な経歴の人は数少ないと思います。その後大学病院から派遣されて一般病院で形成外科を診療し、医療を詳しく勉強して、学会から専門医に認定されます。ただし大学病院形成外科では美容外科診療の機会が少ないので、大学病院では私が美容外科の教育担当として診療もします。 北里大学病院の形成外科に在籍した15年間で形成外科診療と知識の吸収、美容外科診療法と手術の経験を積み重ねて日本美容外科学会
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2019 . 7 . 23

人中部白唇短縮術単独が増えて来ました。助かります!

口周りの手術が大流行りです。毎日何人かが、即ち人中短縮術を求めて来院します。だからと言って人中部だけ短縮してはいけませんよ!。両側の鼻翼の下の間を同じ幅切除しないと富士山型唇になります。人中とは溝の部分です。 唇は赤い部が赤唇でせきしんと読みます。そに上の皮膚の白い部分も唇で、白い唇と書いてはくしんと読みます。英語で赤唇をVermilionと訳しますが一般用語です。朱の意味で口紅もその色が好まれます。白唇はWhite lipと読んで字のごとくですが、これも一般人に通じます。なぜこんなことにこだわるかというと、赤唇と白唇は一体に形成されるからです。だから口唇裂では両方割れます。そして人中部を中心とした白唇短縮術では赤唇にも影響が出るのは当たり前ですが、赤唇の露出度と白唇の外反、これをC−
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2019 . 6 . 7

上口唇短縮術単独=人中だけ短縮ではありません。術後3ヶ月で完成!

上白唇短縮術を施行する際に口角が相対的に下がるので、同時に挙上術をした方が適当です。近年私は口周りの手術の先走者として、最多の症例を手術しているでしょう。その結果他院での好ましくない結果に対する二次手術も増加傾向です。 例を挙げれば、富士山型!、後戻り!、創跡が拡がり目立つ。口角が下がった等々枚挙に暇がありません。中でも富士山型は人中部だけ多く切除して鼻翼基部を取っていないからです。そうすると確かに、鼻翼横の創を短く出来てDog earも減らせるし、創の縫合に自信がない非形成外科医がやりそうな事です。口角挙上術は創跡があるのですが、口紅でカムフラージュ出来るので併施する事をお奨めします。 数年前には白唇短縮術の切開を鼻翼を超えて鼻唇溝(法令線は人相学用語です。)まで切除して口角を
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2019 . 5 . 24

人中部白唇短縮術と口角挙上術。先天性疾患に対応しました。やはり私だからできる診療を信頼してくれたのです。1年後にも画像を戴けました。

医学的に面白い症例でした。先天性疾患があり、その付随症状として上口唇が長く、下顎の後退もありE-ラインがプラス。口蓋裂の治療に付随しての構音障害はリハビリを継続しているため、口輪筋を訓練しているから厚みがあり上口唇が内反している。これまで診てきた症例と比べていろいろな点を留意しなければならないということです。知識を駆使する為に頭脳を駆使しなければならなくて難しいけれど、それぞれ解き明かしてみれば結果が予想出来て面白いのです。 今回1年経て来院されたのです。一つは疲労快復に対する点滴治療。高い知的作業の仕事で疲れるそうです。当初から頭の良い女性だと思っていました。もう一つはわずかな傷跡の処置。ブログを見てきて注射の意味を知って、来院されました。実はもう一つ、先天性疾患を私が1年前に解説し
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