カテゴリー別アーカイブ: 医療

2017 . 4 . 17

美容医療の神髄-歴史秘話第86話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その61”「銀座から地方都市へ3:美容形成外科学医」

16年次に美容外科クリニックを請け負いました。A美容外科グループといいます。主宰者のK氏は、本来美容外科院の事務を執っていましたが、一般男性と違って診療内容に興味を持ち、徐々に勉強していきました。学んでいきました。勉強というのは一から始めて積み重ねていかなくては理解できません。学生の勉強でも、一度つまづくと派生する知識が理解出来ないため進みませんよね。狭い領域である美容外科医療の知識でも深くしなければ仕事になりませんし、個々の症例に対処出来ません。要は経験がものを言います。座学での知識がないと新しい知識は吸収出来ませんが、それは専門用語の問題です。Technical Term といい、専門用語の特に洋語は医学知識には欠かせません。それがないと最先端の医学を学べないのです。しかし臨床医療に於い
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2017 . 4 . 6

黒目整形セットで大人っぽくなったね。

年末から年度末には黒目整形セットの症例が続いていました。若年者が学校の休みを利用して、年度末は進学やリクルートを契機に受けました。その結果年末の一例が3ヶ月後の完成を見せに来院していただきます。画像をご覧いただけば皆さんも今後の参考になるでしょう。後段の御託は再掲ですが、結論だけでもお読みください。 まずは画像を提示します。 術前 下に術前の近接画像。 上には術直後と術後1週間 術後3ヶ月で完成となります。 下に術後3ヶ月の近接画像。   症例は18歳の女性。高校卒業前です。大学進学は決まっていますから、このチャンスに眼瞼形成術を希望された患者さんです。先天性一重まぶたで眼瞼下垂症状を呈しています。一重瞼であるための皮
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2017 . 4 . 5

可愛い目元はこれだ!、黒目整形切開法と目頭Z−形成の組み合わせは至上の手術です。

今回の症例は20歳代後半の女性で美容に対する意識が高い患者さんです。これまで8年前にS美容外科で重瞼術埋没法。3年前にPクリニックで目頭切開Wー形成法。3年前に当院で両側NILT2点(切らない眼瞼下垂手術=黒目整形)1年半前に左が緩み、1年前に左右内側1点追加。やはり緩んだ。 なかなか定着しない、特に内側が挙がらないため、今回切開法をして定着させましょうということになりました。形態的にも改良を計りたい希望です。 他院で受けた目頭切開手術はW−形成法ですから、蒙古襞のの拘縮が解除されていない為に目頭の位置が下にあるため、吊り目に見えるのがキツい感じです。やはりZ−形成法による拘縮解除を求められました。実は別の診療でも当院に通われていて、当院を気に入られて当ブログをひもといて、目頭切
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2017 . 3 . 30

重度の一重瞼による眼瞼下垂症と横径が小さいのは眼裂狭小症といいますが、治れば普通に見られます。

今回の症例は一目で見て眼瞼下垂症を指摘出来る症例です。本来なら若年時から、いや幼少時からの手術適応です。機能的障害を伴うからです。上方の視界不良は身体機能の障害です。これは差別ではありません。治せる機能障害は、医学的診断の下に治しましょうと提唱しているのです。差別とは、改善できない障害者を社会に参画させないことです。改善可能な障害を治した方がいいと医療的に診断し治療するのは、逆に社会的に受け入れやすくすることを目的としています。つまり私たちは差別解消を図っているのです。 眼瞼の開瞼が低下しているだけでなく、黒目の内側が隠れる程に横径が小さい状態は、眼瞼狭小症;Blephrophimosis と診断されます。この言葉は合成語で、前半;Blepharoは眼瞼のことで、後半;Phimosis
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2017 . 3 . 29

細胞培養は究極の再生医療だ!。

昨今再生医療が持て囃されていますが、ノーベル賞を受けた名医が売りつけているからですし、失敗研究を改ざんした女性研究者が騒がれたからでもあります。 まずは画像を!術前(注入前)と術直後(注入後)の比較です。当院での初めての症例ですから、対象患者は例によって池田先生で、実験させてもらいます。 再生医療は、組織の再現のため用の細胞を作製することで、失われた成人の体組織を補うことを目的としています。体細胞のうち多くは自己再生能力に限界があるか、再生しないものも多いのです。そこで自己の細胞を取り出して人工的に増やすのが細胞培養です。また同種細胞を移植しても抗原性が問題にならないものもあります。いずれも、使える量は限られ、資源も限られるので実用化されている部位は皮膚や、角膜、臓器移植
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