この症例は、解りにくくて解りやすいと思います。加齢性の眼瞼下垂症は生来の形態機能の個体差(つまり先天性眼瞼下垂症の程度)が反映するといういい症例です。
53歳で来院された患者さんを黒目整形で改善した症例です。下左図術前と下右図術後4週間を比較してみましょう。
何か違いが、見られます。術前の画像では、レンズを見つめてもらったので、前頭筋には力を入れないでいます。上瞼縁と黒目(角膜中心)の垂直距離に注目して下さい。洋語ではMRD: Margin Reflex distance と言います。計測すると2,5㎜となります。術後の画像では、MRD が3㎜と正常化しています。
これが、黒目整形です。黒目は角膜部です。何故角膜部が黒いのかというと、角膜は眼球を覆っている表面の中で
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カテゴリー別アーカイブ: 美学
美容医療の神髄21-歴史的経緯第21話- ”口頭伝承話”その21
入局してすぐに、いきなり講師の先輩医師にこう教えられて、私は道を間違ったかと思いました。「美容外科の患者はおかしい人が多い。精神的にだ。」「そもそも、美容整形は邪道だ。」
美容外科の申し子で、形成外科に入局したのは将来美容外科をするためであろう私に対して、いきなりこんな罵詈雑言を浴びせたのでした。いや別に私に向かっていったのではないかも知れませんが、非形成外科医で美容整形上がりの美容外科医の子である私のスタンスを、形成外科側に引き入れる目論見でもあったのでしょうか?、それとも単に美容外科を知らないだけなのか?、嫌いなだけなのか?。いずれにしても、美容外科を貶める説でした。私は形成外科に入局してすぐ、場違いな雰囲気を感じました。
でも逆でした。これは自分たちが美容外科をできない。患
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美容医療の神髄20-歴史的経緯第20話- ”口頭伝承話”その20
卒業時に入局のために面接を受けるのは当然ですが、私は当然の様に受けました。ここからは自分史でもありますが、形成外科・美容外科の世界に身を置くことになる訳ですし、元祖美容整形屋の父とは、軋轢を生じながら、共に美容外科の世界を生きていくことになるのです。
新しく社会に出るスタート時には、誰でもそうでしょうが、不安と期待に染まっている筈です。面接の内容はもちろん覚えていませんが、同期で受けた4人は合格しました。当時は大学病院に入職して研修医になるには、定員等は無かったようです。その2年前には8人入局しましたし4年後は11人入局しました。北里大学形成外科は、全国的でも有数で症例数も多く、一部美容外科も診療していたし、関連病院が多いために働き所が多く人気だったのです。
いよいよ昭和62年6
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お勉強に励んでいます。−医者は一生勉強です。−Ⅷ
前回のお勉強は、私が何年もかけてお勉強して、研究した結果ができあがったオリジナルのIFの高い論文=医学博士主論文ですが、私は医師として美容医学(=形成外科・美容外科)に携わり、長年解明したく、精密な説を立てたかったので選んだテーマです。この論文をもって、私は美容医学博士と自称します。
今回画像を取り込めたので、前回の日本語抄訳に張り付けて説明します。英語文は必要部位だけにして、主に図の説明文を訳します。
Scanning Electron Microscopic Study on Double and Single Eyelids in Orientals
アジア人の二重まぶたと一重まぶたの走査式電子顕微鏡での研究;オリエンタルズを東アジア人と訳します。
Kazuhi
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加齢性のまぶたのたるみはもったいない。黒目整形で治して、明るい毎日!:1週間でなんかいい感じ!
先週NILT法で若返りを図った症例患者さんです。1週間後でいい感じが見られます。 術前 術直後 1週間
症例は53歳、女性。生来二重まぶたで。目がパッチリしていた。加齢に伴い皮膚が弛緩伸展し重瞼が狭くなってきただけでなく、開瞼も落ちてきた。肩こりや頭痛も伴ってきた。挙筋筋力(=眼瞼滑動距離)は13mmと正常であり、先天性眼瞼下垂ではない。コンタクトレンズ装用歴はないが、慢性的な物理的外力による後天性腱膜性眼瞼下垂と考えられる。もちろんフェニレフリンテストではよく反応する。
皮膚性の要素は伸展した分を除去するほうが理に適っているのですが、今回のケースは重瞼を上げることで機能的には、充足できるとの診断となりました。
今回の症例は、大きな変化をしていませんが、よーく見て下さい。術
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