まだ14〜15年目が続きます。昭和12年〜13年;2000〜2001年は今から16年前です。北里大学病院は定年退職していますが、形成外科・美容外科医局医局団体の一員で、大和徳洲界病院形成外科・美容外科部長として出向していました。病院での話題を長く書きましたが、それでは美容外科の世界での立ち回りを書きます。
眼瞼形成術の臨床経験は学会活動にも役立ちました。JSASでの活動はこの年が最高潮でした。
さて、私達卒後に大学の形成外科に入局した医師は日本形成外科学会に加入します。学会加入年数は専門医取得の為にも必要だからですが、医局員しか推薦を得られません。そして私は同時に、当然の如く日本美容外科学会にも加入しました。初年には入らない者もいました。言うまでもなく、日本美容外科学会は同名の二
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カテゴリー別アーカイブ: 美容医学
この鼻なら、この手術の組み合わせが効を奏する。お任せあれ!
今回の症例は外鼻だけが残念な患者さんです。何がっていうと、結構きれいな顔立ちの(今回の症例提示は部分的なのが残念。)まあまあの美人なのに、外鼻だけが大きくボテッとして、しかも鷲鼻で品に欠けるのがもったいないのです。顔面の周囲とのバランスを考えると治したくなる症例です。
今回は術前術直後の画像を、正面、下面、斜位、側面像の順に並べて、それぞれでの見るべきポイントを記していきます。
上の正面像では、鼻翼と鼻尖の大きさそれにその比率が良くなったのが判ります。術前は内眼角間34mmに対して鼻翼幅36mmで大きく、鼻尖は二分軟骨となっていて幅が20mmありました。鼻尖の幅は鼻翼の幅の半分が理想です。術前の数字からから、術後は画像のごとく半分になりました。術直後には腫脹がありますから
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美容医療の神髄-歴史秘話第81話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その56”「相模原市から隣の大和市へ編10:美容外科医か形成外科学医か?」
14~15年次=2000~2001年=平成12年〜13年度は北里大学形成外科美容外科医局からの大和徳洲会病院への出向でした。次の年は退局する事になりますから、権威的に大学でなければできない様なレベルアップの仕上げをする最後の機会です。教授もそのつもりで奨めたのでしょう。医学博士の審査を受けて合格し博士号を取得します。更に美容外科学会専門医の取得に取り組みます。
主に13年次に、知力を集中し手を動かして、研究に専従したのですが、出来上がった研究成果の発表は、国際美容外科学会;ISAPSの東京大会があったので英語で発表しました。ついでに学会の運営は前北里大学形成外科教授ですから、当時の教授にも頼まれて受付や誘導等の裏方仕事を三日間手伝いました。これは勉強にはなりましたし、同僚の関東の美容外
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黒目整形で暗い目元を知的な目元に!術後の方が自然です。
皮膚性筋性併存の眼瞼下垂症手術切開法と目頭の蒙古襞による拘縮解除術Z−形成法は究極の黒目整形です。術後2週間での経過画像の提示をします。内容は手術時のコピペが主になる事をお許しください。
なかなかキレイ。下に近接画像を提示します。
創跡も目立たないし、腫脹も引いたし、内出血も消えました。
症例は21歳、女性。先天性一重瞼。アイプチでは挙がらない。かといってPuffy eyeではない。眼裂横径23.5mmと小さく、角膜中心間距離が56mmと眼球は離れていないのに、内眼角間34mmと一重瞼としては正常範囲だが逆に蒙古襞が被さっている数字。蒙古襞は縦に突っ張る所謂吊り目を呈している。眼瞼挙筋筋力;Levator function は14mmと正常範囲で筋原性の先天性眼瞼下
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上口唇短縮術と口角挙上術が流行っていますが、術後2週間でもまだすごい画像です。
白唇部短縮術と口角挙上術を併施した症例の2週間目の画像から提示します。
何故か口唇短縮術と口角挙上術の組み合わせのブログ提示が続いています。ブログ提示の承諾(いわゆるモニター)を得られればさらに20%offとなります。しかも口周りの手術は、局所画像だけなら顔が判らないので、ブログ提示してもばれない部位の手術でもあります。それだけでなく、患者さんはブログの画像提示をご覧いただいてから来院されるのですが、ちゃんと経過を追って画像提示しているクリニックは少ない様です。だから私の画像提示はウソがないので信用出来ると捉える患者さんが多い様です。
症例は26歳、女性。ご覧の様に歯列矯正中ですがそれは前後位置で、上下長を治したい形態。内眼角間30mm、鼻翼幅36mm、白唇長17mmと長いし、鼻
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