昨今SNSが患者さんにとっても、医療者にとっても有用です。画像を提示出来るからです。私はこの様にブログを多用してきました。それにブログでは多くの文章を書き加えられます。それも医学的な”学術”的な”知識”です。美容形成外科は医学です。ですから、読者の皆さんが読んで下さると、予め正しい知識を知って来院されるから、さらに有用です。そして私はブログに、画像を経時的に追って載せています。もちろん改竄はしませんし、撮影条件も出来るだけ一致させていますから、信用されてます。たまに合併症を起こしても、すっ飛ばさないで載せて、処置後の改善も載せるから、患者さんから逆に「その場合でも治せるなら安心ですね?!。」と云われたこともあります。
ところで日本美容外科学会,JSAPSで定説となっている説が”学問的知
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カテゴリー別アーカイブ: Z皮弁法
可愛い男子。美容医療に理解がある男子。その様な男子には、私も技術と知識を発揮します。目頭Z-形成法から。
最近街に、可愛い男子が増えています。子供っぽいとも云われます。いわゆる草食系に近いかもしれません。女性が強くなった肉食系からの対言でもありますかね。昔から、男性でもルックスがいい男を美男子と称してきましたが、それとは違う。いまやモテる男子は、対人関係の対応が上手いお笑い系でしょう。女性なら美人ですね、可愛いですねと云われたいのは、モテるためでもありますが、それはジェンダーに沿っています。ジェンダーフリの時代、可愛い男子が増えてきたのは趨勢かもしれません。書いていて、何を言いたいのか解らなくなってきました。
私は37年間、他の美容形成外科医よりも多くの、男性患者さんを診てきました。過年の銀座美容外科時代からそうです。何故でしょうか?。一つには銀座近辺では、ルックスを使って仕事をする男性が
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目頭切開は蒙古襞の拘縮解除が目的です。切除してはいけません。Z-形成法に限ります。二重瞼者に合わせて変える方法
目頭切開術は美容整形屋(昭和53年までは美容外科という標榜科目はなく、美容医療の医療機関は適当な科目名を名乗っていました)の定番でした。外人顔を造るためです。先の大戦後GIにモテるために流行り、その後の高度成長期には芸能人もこぞって受けました。でも蒙古襞を”切除”する原始的な手術法でしたから、虫みたいな変な目元になりました。父が手術した患者さんのうち何人かは、今でも診ていますが、バレバレで格好も良くないかも・・。
蒙古襞は読んで字の如く、東アジア人に特徴的な変異です。2万年前のシベリアでは極寒で、モンゴルは砂漠化して砂が飛ぶから、目が大きく開く人は絶えていきました。結果的にまぶたが一重瞼で目の窓が小さくて、機能的には先天性前葉性眼瞼下垂症の人が生き延びました。つまりこれらの変異は、寒冷
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一重瞼という先天性前葉性眼瞼下垂症患者さんは、遺伝子が同座ですから、蒙古襞の拘縮を伴います。
眼瞼下垂症手術は切らない手術では自費診療ですが、切開法では保険診療です。もちろん適切に診療されて、厳密な診断に基づく場合に限られます。ところで眼瞼下垂症は、私も毎回書いて来た様に、概ね四つのカテゴリーに分けます。先天性と後天性。前葉性と後葉性です。その中で先天性前葉性眼瞼下垂症、つまり遺伝的な一重瞼や、その上眼瞼挙筋の筋力低下を伴う先天性後葉性眼瞼下垂症を伴う場合でも、蒙古襞は被さり拘縮していることが、ほぼ必発です。
題名に書いた通り、一重瞼の遺伝子は蒙古襞の拘縮を起こす遺伝子と同座と考えられています。同座とは同じDNAが決めるということです。なぜかと言えば、目的があるからです。2万年前にモンゴル地方は最終氷河期でした。そこでは目がぱっちり開いている人は凍ってしまい見えないから、自然淘
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遠方からでも画像で視てもらい、奥目で眼裂横径が小さいので、私の好きな手術の適応。眼瞼下垂症手術に目頭形成術の併施です。
それぞれの患者さんは形態と機能にバリエーションがあります。人は皆同じではありません。「そんなことは当然ですよ。」と言われそうですが、誰にでも同じ治療を施す若輩の美容医療医師が横行しています。機能を診られない医師も多くいます。さて、機能的に良好な方が生きていくのに便利です。そして形態は機能に直結します。特に眼瞼は大きく相関します。
機能と形態について他の部位から触れます。首から下、体幹は内臓を内蔵していますから、心肺機能や消化器等の機能を包む部位です。ですから体幹の形態がバランス良く整っている方が、身体機能が高いのは当然です。また四肢は運動能力に直結しますし、生活や作業にも使いますから、場合により長さや太さの形態や、筋力が機能に直結します。
首から上、顔や頭ですが、脳を容れる頭蓋は
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