年末から年度末には黒目整形セットの症例が続いていました。若年者が学校の休みを利用して、年度末は進学やリクルートを契機に受けました。その結果年末の一例が3ヶ月後の完成を見せに来院していただきます。画像をご覧いただけば皆さんも今後の参考になるでしょう。後段の御託は再掲ですが、結論だけでもお読みください。
まずは画像を提示します。
術前
下に術前の近接画像。
上には術直後と術後1週間
術後3ヶ月で完成となります。
下に術後3ヶ月の近接画像。
症例は18歳の女性。高校卒業前です。大学進学は決まっていますから、このチャンスに眼瞼形成術を希望された患者さんです。先天性一重まぶたで眼瞼下垂症状を呈しています。一重瞼であるための皮
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カテゴリー別アーカイブ: 目の整形
知性的で素敵な患者さんは見ていて楽しい。4週間でさらに魅力的!
素敵な症例患者さんの中期的経過を載せます。皆さんも1ヶ月までの経過は見たいですよね。
今回もまず症例を説明します。患者さんは22歳、女性。先天的には狭い二重瞼。3年前他院で埋没法(画像にある様に狭く浅い)。ソフトC.L.を1年間装用した。埋没したら右の下垂が露見したとのこと。肩凝り、頭痛も生じてきて自ら眼瞼下垂症を疑われたそうです。LF14mmと正常範囲だが、MRDは2.5㎜と落ちている。後天性腱膜性眼瞼下垂症でしょう。眼裂横径25mm、内眼角間33m、角膜中心間57mm。蒙古襞の被さりは多くないが、拘縮は強い。前回は平行のラインにデザインされているが、埋没では緩んだし、目頭付近の引き込みが消えた。この蒙古襞ではそうなる。フェニレフリンテストではよく開くので、LT法で挙筋修復が適応する
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可愛い目元はこれだ!、黒目整形切開法と目頭Z−形成の組み合わせは至上の手術です。
今回の症例は20歳代後半の女性で美容に対する意識が高い患者さんです。これまで8年前にS美容外科で重瞼術埋没法。3年前にPクリニックで目頭切開Wー形成法。3年前に当院で両側NILT2点(切らない眼瞼下垂手術=黒目整形)1年半前に左が緩み、1年前に左右内側1点追加。やはり緩んだ。
なかなか定着しない、特に内側が挙がらないため、今回切開法をして定着させましょうということになりました。形態的にも改良を計りたい希望です。
他院で受けた目頭切開手術はW−形成法ですから、蒙古襞のの拘縮が解除されていない為に目頭の位置が下にあるため、吊り目に見えるのがキツい感じです。やはりZ−形成法による拘縮解除を求められました。実は別の診療でも当院に通われていて、当院を気に入られて当ブログをひもといて、目頭切
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重度の一重瞼による眼瞼下垂症と横径が小さいのは眼裂狭小症といいますが、治れば普通に見られます。
今回の症例は一目で見て眼瞼下垂症を指摘出来る症例です。本来なら若年時から、いや幼少時からの手術適応です。機能的障害を伴うからです。上方の視界不良は身体機能の障害です。これは差別ではありません。治せる機能障害は、医学的診断の下に治しましょうと提唱しているのです。差別とは、改善できない障害者を社会に参画させないことです。改善可能な障害を治した方がいいと医療的に診断し治療するのは、逆に社会的に受け入れやすくすることを目的としています。つまり私たちは差別解消を図っているのです。
眼瞼の開瞼が低下しているだけでなく、黒目の内側が隠れる程に横径が小さい状態は、眼瞼狭小症;Blephrophimosis と診断されます。この言葉は合成語で、前半;Blepharoは眼瞼のことで、後半;Phimosis
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美容医療の神髄-歴史秘話第83話-”口頭伝承”:美容整形屋と美容形成外科医”その58”「銀座から大和市へ、そして地方都市へ12:美容外科医であり形成外科学医」
その後の私の行く末を決めるアルバイト先を得ます。さらにアルバイト人生は、教授も巻き込み進行します。それが私の進路となります。銀座美容外科で非常勤での診療も継続していました。父も体力が落ちて来たので、継承について検討し始めましたが、その際大きな障害がありました。今回は、いよいよ16年目以降への布石となるアルバイトの件です。
そして北里大学形成外科・美容外科医局から退局します。もっとも、医局制度とは公的な団体ではなく、教授が責任を持つ講師陣とレジデントの教育、研究、診療の集まりです。大学病院に於いては、科目ごとに診療の責任を持つ。卒前教育は科目ごとに時間割が割り当てられるし、卒後教育は診療に於いてまねて学んでいく徒弟制度で、自分で座学するのは、未経験の症例が来て切羽詰まった際に論文を読み漁
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