何を言いたいのか判らない標題になりました。上口唇短縮術の適応は多岐に渉る要素が影響します。サイズの手術は周囲とのバランスが重要だからです。そしてちょっとだけ変えると印象ががらっと良くなる症例もあれば、周囲の臓器の変更を要する症例もあります。感嘆に把握するには計測が役立ちます。逆に言えば計測しなければ治療内容を提示出来る筈がありません。だから、多くの美容整形屋の医師はやり方を知らないから出来ないのです。私は30年以上の美容形成外科医の経歴に於いてこの点をもっとも重用しして来ました。いや、実は幼少時から父に仕込まれたのです。つまり50年以上の顔面の見方の経験を持ちます。本当かあ?。まあまあそう言わずに画像と数字が証明しますから、ご覧下さい。
症例は25歳女性。上白唇(人中)長19㎜。Gum
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カテゴリー別アーカイブ: 美容医療
面長の症例には、上口唇(人中部から鼻翼基部までの白唇)短縮術と口角挙上術
本来面長の人は下顔面が長い事が多く、特に上白唇が長いなら口周りの手術の適応者となりますし、下顔面の上口唇と下口唇から頤が共に長くても先ずは上白唇切除術の適応性はあります。最近では丸顔の症例も増えました。丸顔なのに下顔面特に上口唇が長いとアンバランスだからです。本症例はその点で典型的な適応症例です。従って結果は良好でしょう。
面長で白唇長(人中部)18㎜。15㎜以上は長いので4㎜切除の適応ではあります。上顔面60㎜:中顔面55㎜:下顔面65㎜と下顔面が長い面長タイプ。上口唇(白唇+赤唇)25㎜:下口唇(赤唇〜頤尖)40㎜で黄金分割比の5:8に合っているが下顔面長いものは長い。頤骨切りも検討はしている。歯槽が前突で内反した上口唇。外反=C-カールを欲しいので口輪筋上まで切除して口輪筋を折り
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いつもの黒目整形=眼瞼下垂手術切開法とZ-形成法による目頭の蒙古襞拘縮解除手術
眼瞼下垂手術兼重瞼術切開法+蒙古襞の拘縮解除を目的としたZ-形成術。出来上がりは1週間以上先になります。腫脹とそれによる開瞼の低下が見られます。
症例は、28歳女性。ブログ見て来院。10年前他院で埋没法2点?。その後6点?。数か月前から緩んできた。眼裂横径(一重瞼者の平均値=25.5mm)24mm:内眼角間(一重瞼者の平均値=35mm)38mm:角膜中心間(平均値=60mm)59mmと小顔で目(眼球位置)が離れていない。比して蒙古襞の被さりと拘縮が強い。LF,Levator Function挙筋滑動距離=挙筋の生来の強さ:13mmと正常下限。診察すると眼窩脂肪はヘルニアではない。
いつもの手術が適応しますが、シミュレーションすると重瞼ラインはこれまでの埋没のラインより1mm挙げた
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こめかみ(側頭部生え際)リフトはこうやるんだぜ!
症例は46歳女性。これまで15年以上お馴染みの患者さん。13年前までは父の患者さんで、もちろん私も携わって来ました。定期的に御治しをしています。だからだけでは無く、とにかく若さと美しさを保って来ました。患者さんは美しさを保つのが大変なんです。もちろんアンチエイジングの年頃ですが、これまでにフェイスリフトも受けていて下顔面は綺麗!(自慢かよ?)、上口唇短縮術は私にとってのの第一号ですから、これも下顔面の若さを保っています。注:残念ながら5年間で再伸展が感じられますが、これは後戻りではありません。今回はまだ手を付けていないこめかみリフトをして中顔面の改善を図ります。
早速画像を並べてみます。
まず正面像の術前と術直後。
右斜位像
左側面像
術
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丸顔の可愛い印象なのに上口唇だけが長いと冗長感。
丸顔の症例と面長の症例に分けると、面長の人で下顔面が特に長い人の多くは、頤も長く、バランスに苦慮します。最近では骨切り術を受けてから上下口唇のバランスを撮る症例が増えました。対して丸顔の人で下顔面だけが長い人は冗長です。そして上下口唇のバランスを考慮しないでもとにかく短くしたら顔面3分割の上中下の比率が合うので、手術計画が立て易いです。本症例は典型的です。ご覧の様にすっきり感が得られます。
症例は27歳女性。人づてに聴いて来院されました。白唇長18㎜で平板。上顔面(生え際〜眉下)=53㎜:中顔面(眉下〜鼻下)=52㎜:下顔面(鼻下〜頤尖)=68㎜と圧倒的に下が長く、その中でも上口唇25㎜:下口唇43㎜と黄金比率の5:8と比して上口唇が長い。赤唇そのものも薄い。手術適応です。創跡の広がり
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