上(白)唇短縮術で富士山型(赤)唇を造られた症例が、たまに来院されます。これまでこのブログで修正法を載せているからでもあり、さらに鼻翼横のドッグイヤーの消去法も載せているから、頼まれるのでしょう。
上口唇短縮術は、この数年多く行われてきました。私は10年以上前に初回例を手術して、その内の多くをブログに載せていましたから、患者さんがひっきりなしでした。数年前に学会で発表してからは、他の美容外科でも手術し始めたので、私の症例は若干減っていました。逆に、S.などの粗製濫造のチェーン店系クリニックでは、手間暇をかけて手術できないから、まずい症例が多発したため手を引きました。
チェーン店系や、若い医師。形成外科の経験がないかまたは短い医師は医学的見地を持ち得ません。これは何度も書いてきたこ
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カテゴリー別アーカイブ: 上口唇(鼻下)切除術
上(白)口唇短縮術が再び増加中。毎日です。今回はなんと、久し振りに鼻唇角プロテーシスの併施も。
”最近美容医療が流行ってきた”。と感じている国民が増えてきました。聴く度に私「エ〜!、そんなあ〜?!。」と叫びます。私は37年間美容形成外科医として邁進してきました。長男として美容整形屋の父に仕込まれた65年間も知っています。昔小学生時に、祖母は音楽教師だったのに逆に反発して音楽に縁がない父が、突然大きなステレオセットを購入しました。しかもその後毎日の様にシングルレコードをお土産に持って帰りました。”ブルーライトヨコハマ”など流行りの曲でした。今思えば患者さん自身から貰ったのだったのでしょう。父は流行っていたのです。
本邦では、戦後直ぐから美容医療が興隆しました。当初はGI相手のパンパンさんが、対象患者さんでした。高度成長期に入ると、銀座のホステスを代表とする水商売の女性が、こぞって来
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小顔の男性ならこれ!。口元から次々に治します。
口元の手術は私にとって定番でドル箱でした。約10年前から多くの症例を手術して、大部分をブログ提示してきたからです。画像を追うと結果がよく見えるからでしょう。皆さんが「ブログ観ました。」と言って来院されました。かと言って、私は口の専門家ではありません。美容形成外科医はオールマイティーをモットーとします。
美容外科・形成外科は、体表とその深部の形態的な改善を目的とする点で、同じ手技を共用します。なお形成外科は、原因のあるマイナスの形態を元に戻す医療です。もう一つの目的として、機能的な損失も取り戻すことも加わります。対して美容外科は、正常範囲の形態をより向上させる医療です。機能的損失を来さない様に努力するのは当然です。ですからどちらにしても、形態的な改善を目的とする”全ての部位”に対して、【
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可愛くて美人の女子なんですが、人中部を中心とした白唇だけが長い。上歯槽が前突なら私の出番です。
美容医療は知的作業の集約です。知性と教養の賜物です。知性は人が生きるために有用ですが、人が生物として生きる為にあるのではありません。知性は豊かに生きる為にあると思います。ただし”豊かさ”とは、経済的な豊かさだけではありません。心の豊かさです。その意味で美容医療の患者さんは、心の豊かさを求めて診療を受けに来られます。敢えて言えば、美人で可愛がられることで儲かることを目論む患者さんは、目的を達することが出来ないと、医療者の責を問う人がいます。そうなると本末転倒ですから、私はそんな患者さんを、サラッといなします。
人間は唯一知性を持ちます。そこで美容に限らず、医療には知性が利用されます。知性とは、儲けるための道具ではありません。人間を豊かにするための脳の働きですから、美容医療に携わる医師は、
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まだまだ流行っている口周りの手術セット。上白唇短縮術は定番です。口角挙上術を併施するのがお奨めです。
題名にある様に、口周りの手術はセットがお勧めです。ただし何度も書いて来ましたが、幾つもの間違いが生じています。
まず口唇は、赤い部位だけではありません。鼻の下の皮膚の部分も口唇です。赤唇と白唇と呼びます。なぜなら一緒に動く部位だから、また、胎内の発達段階での原基は一体だからです。少なくとも口唇裂では両方が割れています。残念ながら、日本人やアジア人だけが理解が間違っています。その原因は、赤唇は性器ですから、東アジア人は特別扱いしてきたからと考えられます。
次に、人中短縮術との術式名が横行していますが、大間違いです。人中だけ短縮する手術なんてあり得ません。人中とは読んで字の如く”人の真ん中”です。白唇の中心の溝を”人中”といいます。ちなみにここも、胎児の初期に口が両側から合体する部位
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