口周りの手術は適応が広く、白唇部長が15㎜以上ならば適応症例と成り得ます。ただし顔面の形はバリエーションがあります。
面長の人は大抵下顔面が長く、下口唇から下も上白唇も両方長く、上白唇の切除幅のバランスを取らなければなりません。でも、先ず白唇部短縮術から入る人も多く、逆に頤骨切り術を受けてから口周りの手術を受ける人も多いのです。
対して顔面の幅がある人で縦横の比が丸顔なのに、下顔面のしかも上白唇が長い人はアンバランスですから、白唇部短縮術の適応性が高いのです。そうなれば頬骨骨切りやエラ手術との前後して受ける症例もあり得ます。
顔面縦横の比は頬骨幅:顔面上+中+下長+髪で表わせます。またぞろ黄金比の5:8を当ててももアジア人では縦長の人は少ないのですが、頬骨幅が130㎜以下の
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カテゴリー別アーカイブ: 口角挙上術
口周りの手術で可愛い。今回は1年後の結果の画像を。
可愛い女子には必須の手術となった感のある口唇部手術。白唇部切除術と、口角挙上術の組み合わせでこんなに可愛くなります。手術後一年近く経て来院されましたので掲載します。今回、別の部位の診察の為に来院された訳ですが、お願いして撮影させてもらいました。一年近く経ての画像は滅多にないので皆さんの参考になると考えたからです。但し、ブログ掲載の契約は手術部位だけなので、このブログには口周りのカット画像を載せます。手術時からの変遷を載せて説明します。
症例は36歳、女性。上口唇長(=鼻柱基部〜Cupid's bow)19mmと長く、鼻翼幅は33mmと大きくないが、口唇幅70mmと大き目。下左図の如く下顎歯槽および下口唇が上口唇より前にあり、そのため上口唇白唇部がだらんと平坦であるため立体感に欠けるた
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質の高い口元の手術なら、この人には似合うし、社会復帰も早い。
いくつかのサイトで、私の行なう口周りの手術の話題が載っています。皆様に創跡が一番綺麗だとの好評を戴いています。
○創跡が綺麗で目立たない。○形態の設定が適切。○手術前の評価が念入り。○美容学に基づいた顔面バランスの評価に依る手術法(デザイン)の選択が丁寧に為される。等々の評価を頂いている様です。私が真面目に診療しているからでしょう。主にブログに載っている画像と説明の内容が評価されています。ただし一部には、×カウンセリングが長くて面倒。×希望通りの切除量を避けたがる。等の悪評もある様です。更に×数症例に於いては創跡が見えるのですが、許容されています。
最終的に創跡が見えるのは、年間約100例のうちの一例以下で、それぞれに原因も考察されているから、読んでいる患者さんは理解しています。
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口周りの手術は艶やかで色っぽい女性に最適!
患者さんは素敵な女性。美容外科治療のファンですが、これまでの治療に満足していない面がある様です。私を訪ねて、口周りの治療を求めてきました。口周りの手術は最終兵器ですが、まだ他にしたいことがあります。単純に白唇部短縮術と口角挙上術の併施は受けたいのは診れば判ります。口周りに付随して、既往の手術後に治したくなった他の部位もありました。まず外鼻から簡単に説明します。
本症例の治療順は口周りの修正としての鼻翼縮小から入りました。その後の経過を診て形態が判明した後に口周りの手術に到りました。ついでに眼瞼の修正をしましたがそちらはブログ提示の契約外なので割愛します。
症例は41歳、女性。若返りを求めて来院されました。まず美容的な評価をします。上下眼瞼、口元等は他院で手術を受けてきました。修正
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長い白唇は切除術が適切です!。口角は上手に挙がりました!。
口周りの手術が大流行りです。本ブログに多くの症例を提示しています。白唇部での口唇短縮術と口角挙上術を組み合わせる手術を多数提示しています。実は本症例の患者さんは当院をお気に入りで、これまでいくつかの治療を受けてきました。その間この私の書いている院長ブログもご覧いただいていて、口唇の手術は任せたいと希望されました。嬉しいかぎりです。そうなれば、術前検討の為に、念入りに計測して、よく視診して、デザインプランを頭に入れておかなければなりません。綿密で楽しい診療です。
症例は38歳、女性。口周りはこれまでに鼻翼の外側切除術を他院で受けている。口角も他院で引き上げ済だが、創跡が見える。白唇部の長さが気になり、約1か月半前にまず上唇小体手術を受けてみました。1.5㎜だけ短くなった気がする。元の白唇
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