カテゴリー別アーカイブ: 口もとの美容

2023 . 6 . 30

鼻唇溝プロテーシスは若年者でも適応します。

鼻唇溝はほうれい線と称されますが、線でもシワでもありません。英語では,Naso Labial Fold,略してNFLですから溝または窪みです。若年者でも目立つ人が居ます。そこには骨格も影響します。顔面の立体構造はバリエーションがあり、上顎骨と頬骨=Malar complexと下顎骨の前後関係や幅は鼻唇溝の深さや向きを変えます。本症例では溝の線は浅く、角度も広がっていて窄まっていませんが、Malarに対して上顎歯槽部が前傾していて、噛み合わせは合っているから下顎も前突していて、つまり鼻唇溝の上方部が、鼻翼の横の三角形から折れ返った様な窪みになっている骨格です。 そうであればやはりこれ!。鼻唇溝上方のプロテーシスの良い適応です。画像をご覧になれば納得される事でしょう。読者の皆さんも理解出来
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2023 . 6 . 28

上口唇短縮術を鼻唇溝まで切ってもやはり口角は挙がらないのです。私も経験があります。その場合口角挙上術が適応ですよね。

昨今美容外科医療は隆盛です。経済事情からしてコマーシャリズムが定番化したからです。SNSで画像や動画が横行して、見た目を重視する風潮も関与していますが、先年に規制ができてから、ホームページ上で改ざんが禁止されて、チェーン店はTVCMへ注力したからでもあります。 ちなみにチェーン店とは、地方へ開設することですが、売上は都会の半分以下でも、医師は安く配置すれば可能で、全国的に広告経費を掛ければ地方が受け皿になり、チェーン店としては採算が取れます。昔は単独開業だけで、全国からの来院は稀ですから、全国的な広告経費の元が取れなかったのです。もっともチェーン店では医師の質がピンキリで、経験値の低い医師も横行しています。そもそも美容医療に於いては、医師と患者さんは一対一の個人的な関係性が信頼関係に繋
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2023 . 6 . 22

口周りの改造を求められましたが、人中溝の縦長が16㎜で切除は不可も、人中が10㎜と幅広く、赤唇が平坦ですから、寄せて強調すると可愛い。口角も挙げたい。

一時は口周りの手術が毎週の様にありました。年に50例以上の年もありました。4年前からのマスク対応で、カムフラージュが常道となっていたからです。しかしこの間に、この手術をする医師が増えました。でも多くの患者さんに聴くところによれば、口周りの手術を受けるなら、国内で三人に絞られるそうです。画像上の素晴らしさと、真摯な診療行為の結果が載っているからでしょう。また早期から中期時には3ヶ月以上の長期的な経過も載っているから、信頼されているのでしょう。 逆に、これもSNS上で、マスクが義務では無くなって、口周りを見せなくてはならなくなったから、むしろこれからが、口周りの手術を希望する患者さんが増えるという説もあります。そうでしょうか?。上にも書いた様に口周りの手術ができる美容形成外科医は数少ないで
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2023 . 6 . 20

若年でも鼻唇溝が目立つ美人には、ヒアルロン酸ではキリがないのでプロテーシス。

顰蹙、ひんしゅくという熟語があります。顰めると蹙めるの漢字部分を合わせています。意味は、眉を顰めると顔を蹙めるです。 眉を顰めるのは嫌な時や怖い時や怒った時などの感情が表情筋の一つである皺眉筋に伝わり皺を造ります。どれも良い表情ではありませんから、筋の動きを止めたいと考えてボトックスで止めるのが第一選択です。この面は他の機会に書きます。 顔を蹙めるという表情も同様に嫌な感情により起きますが、特に法令線が深くなる原因ではあります。法令線の下には頬骨筋群という鼻唇溝を斜め上に引き上げる筋達が付着していて顔の後方に引き込むから溝になります。頻回に引き込まれているうちに、皮膚に折り目が付いて刻まれてしまいます。ただし、法令線(医学的には鼻唇溝)は、骨の折れ返り線でもあります。皆さんも触れ
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2023 . 6 . 14

年齢不詳の明るい楽しい患者さん。次々と若返り手術。でも鼻翼の横の鼻唇溝上方の三角形の窪みは深い。プロテーシスが最適です。

法令線、ほうれい線、人相の用語ですが、最近になって一般化しました。何故でしょう。美容外科、いや昭和53年に標榜科目となる前は美容整形と称していた診療科では、広告が生命です。通常患者さんは、他科と違い本当の口コミを伝えないので、多額の費用を広告に掛けても、自由診療価格ですから元が取れる様なビジネス体系としてきました。過去の紙媒体の広告時代から、TVCMしかなかった時代は、診療内容を細かく記載できない法制でしたが、抜け道で本の広告のフリをして書いていた輩が横行していました。21世紀に入ってインターネット時代になり、(美容)医療広告も、ホームページに記載されます。HPは当初は広告と見做されず、改竄や嘘の内容がありました。その後多種のSNSが流行し、説明は簡易で、画像が主体ですが、改竄も横行しました
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